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袴田京太朗公開制作プロセス

更新日:2009年1月17日

11月15日から始まった袴田京太朗さんの公開制作。そのプロセスをこちらで紹介します。

公開制作の詳しい情報は公開制作ページをご覧ください。

11月15日(初日)

公開制作室の中央には荒削りの段階の発泡スチロールの原型、壁ぎわには色とりどりのアクリル板が並べられました。壁面には、アクリル板による同じシリーズの旧作が掛けられています。

今回の公開制作は、この発泡スチロールの原型を整えていく作業からスタートします。今回作られる作品は、どうやら女性の立像のようです。
スチロールの隣に見える緑色の小さな像は、事前に制作された第一段階の原型です。

11月16日(2日目)

発砲スチロールがどんどん削られて、次第に表面がなめらかになってきました。
この後、スチロールをスライスして、アクリル板用の板状の原型制作に移ります。

11月21日(3日目)

発泡スチロール原型のスライスが行われました。
電熱線で輪切りにしていきます。
この後、スライスした一枚一枚の原型を、いよいよアクリル板で作る過程に入ります。

11月22日(4日目)その1

スライスした原型に、わかりやすいように数字を入れます。その後、原型の形を一枚ずつ紙にふちどり、その紙を拡大コピーして型紙にします。

11月22日(4日目)その2

型紙にあわせて、アクリル板をカットしていきます。
足の形が見えてきました。あら削りの段階なので、段差が大きくなっています。

11月24日(ワークショップ)

22人の小学生たちと一緒に、ワークショップを行いました。
まず、「きれいな色のもの」というお題で子どもたちが絵を描き、それをもとに透明のアクリル板で同じ形を2枚作ります。片方を他の参加者と交換してから、2枚にそれぞれ色を塗ります。最後に同じ形を一対にしてひもを通し、吊り下げました。
両面に着色されたアクリル板は紙とはちがったおもしろさがあり、また、途中で他人と交換したことで思いがけない色や形が生まれて、楽しいワークショップとなりました。

11月26日(5日目)

型紙をアクリルにはりつけて、どんどんカットしていきます。
削りかすもカラフルです。

11月30日(6日目)

アクリルをカットする作業が続きます。
左の画像が11月26日のもの、右が今日の画像です。アクリル板がつみ上がり、徐々に人間の体であることがわかりやすくなってきました。

12月3日

大作のため、袴田さんは制作公開予定日以外にも来館され、制作を進められています。
足の部分以外が積み上がり、全体像が明らかになってきました。
左が正面から見た写真、右が背面から見た写真です。

12月5日

足の部分のアクリル板を切り終わり、これで全身のパーツがそろいました。
積み上げていた板をいったんバラバラに戻し、細かい作業の段階に入ります。
層ごとにばらされた様子は、まるでCTスキャンの画像のようです。

12月6日

接着していた型紙をはがすと、きれいな色があらわれました。パーツごとに番号と方向を示す印をつけます。
蛍光色で半透明のアクリル板は光をふくんで、特にふちの部分は発光しているように鮮やかです。
この後、分けたパーツごとにビスを打って固定する作業に移ります。

12月9日

板どうしの接着の作業がいよいよ始まりました。
板と板は一枚ずつ、アクリル用の接着剤でくっつけていきます。ほんの数秒のうちにアクリル板が接着されます。接着剤はアクリル板を溶かすので、表面が白くざらついているのがわかります。
さらに、足の部分の強度を高めるため、入念にビスを打っていきます。

12月10日

わずかなずれでも積み重なれば大きくなるので、ヤスリや空気で
細かいほこりを取り除きながら慎重に接着を行っていきます。
片足部分の接着が仕上がりました。完成作は身長およそ180センチの像に
なる予定なので、足もかなり大きいです。

12月13日

腰から下の部分のアクリルの接着が完了しました。下から順に積み上がっていくと、だんだんと仕上がっていく様子がよくわかります。
足にかかる負担を少なくするため、胴体部分のアクリル板は右の画像のように内側をくりぬいていきます。

12月15日、16日、17日

肩から下の接着が完了しました。ここまで積み上がると、かなりの存在感です。
上から見ると、右の画像のように胴体が空洞になっているのがわかります。

12月21日

予定では12月の中旬に完成予定でしたが、かつてない大作のため制作はなお続いています。年内の制作はいったん終了し、1月に入ってから続きを開始します。
左の画像は胴体部分をくりぬいたアクリル板を重ねたものです。これでもうひとつの新しい作品ができる、かもしれません。
右の画像は作品の表面を拡大した写真です。接着剤で溶けた跡や、ペンでつけた印などが見えますが、最終的にこれらは削り落とされます。

1月4日

新年の開館初日から、引き続き制作が行われています。
年末年始の間に頭と片手の部分がアトリエで仕上げられました。
重ねられていた板の凹凸がなめらかに削り取られています。
あと1週間から10日をかけて完成の予定です。

1月6日

作業もいよいよ大づめです。
表面が削られ、見る見るうちになめらかになっていきます。
部屋は削りカスだらけで、彫刻も今は粉を吹いたように見えます。

1月7日、9日、10日

完成までの最終段階です。
表面を削る作業が終わると、古いテーブルが持ち込まれました。
テーブルはひっくり返されて、彫刻の片足部分と組み合わされるようです。
袴田さんはテーブルの向きや高さを細かく調整しています。

1月11日

ついに作品が完成しました。
作業道具や壁に展示されていた過去の作品は取り外され、完成作だけがぽつんと部屋に残されました。
作品は2月1日まで展示しています。袴田さんの力作を、ぜひとも現場でご覧ください。

お問合せ

このページは文化スポーツ部 美術館が担当しています。

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ぱれたん

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