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府中市美術館 Fuchu Art Museum
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利部志穂プロセス

更新日:2011年2月23日

12月1日

公開制作室に材料や道具類が搬入されました。予想以上にたくさんの材料に驚かされました。部屋の中はあっという間に足の踏み場もない状況になりました。ほとんど利部(かがぶ)さんが拾い集めてきた廃材で、ここから徐々に整理され、組み合わされ、作品が出来上がっていきます。最終的に作品として使われる作品はそれほど多くないとのこと。金属や角材など、全体に無骨な素材が多く見えます。

12月2日(初日)

交通整理でよく使われている反射ベストを着込んで制作を行う利部(かがぶ)さん。平たい素材を壁に掛ける、軽い素材をぶら下げる、小さな素材を台の上に立てる、布を切り裂く、金属部品を組み合わせる、といった細かい作業を手さぐりで進めていきます。

12月4日(2日目)

ミシンが登場し、布のはぎれや文庫本のカバーなどの紙類が縫い合わされていきます。利部(かがぶ)さんは非常にいろいろなことをやるので、見ていても飽きません。
板を使って部屋の中央に四角い箱が組み立てられ、蛍光灯がのせられました。箱の上にも次々に小さいものが並べられていきます。

12月5日(3日目)

大きい作業や小さい作業が並行して行われ、作ってはまた組み替える模索の状態が続きます。出来上がってきたと思ったらまたやり直されたりするので、目が離せません。

12月12日(4日目)

これまで部屋の中央に、布や紙をぬい合わせたものがぶら下がっていましたが、これを部屋に持ち出した利部(かがぶ)さん。公開制作室の前のロビーに、万国旗のように吊り下げました。
今日は部屋の左側が整理され、すっきりした印象に変わりました。

12月16日(5日目)

予告していなかった日ですが、制作が行われました。
部屋の中に板で囲った小さな空間を作り、その中にこまごまとしたものをていねいに並べています。
棚に板が差し込まれ、飛び出したような雰囲気になりました。

12月18日(6日目)

今日も予定にはありませんでしたが、制作にいそしむ利部(かがぶ)さんです。
部屋のレイアウトはめまぐるしく変わり、現在は中央をがらんと空けた状態になっています。

12月19日(7日目)

部屋の中央に、さびたパイプ椅子にいろいろなものを組み合わせた物体が登場しました。
石のかたまりのように見えるものは、利部(かがぶ)さんの旧居の外壁の一部です。以前利部(かがぶ)さんは、住んでいた家の取り壊し作業と平行して、現場で作品制作を行いました。これはそのときの素材の一部です。

12月22日(8日目)

テレビのブラウン管の破片を、セメントで固めて白い塊を作る利部(かがぶ)さん。木の板はシミの形にそって木工用ボンドを塗り、何かを描いています。このように、利部(かがぶ)さんの制作は廃材を組み合わせる以外の細かな作業も行われます。

12月25日(9日目)

金属の棒のようなものが伸び上がり、天井とつなげられました。利部(かがぶ)さんの作品は、作品が置かれる場所と何らかの形で接続しているのが特徴です。右の写真は、利部(かがぶ)さんによれば設計図のようなものだそうです。形があるともないとも言えないような線描です。

12月26日(10日目)

公開制作室の中には様々なゴミのようなものが集められていますが、よく見るとところどころに利部(かがぶ)さんが手を加えた跡がわかります。次第に整理され、部屋の中がずいぶんすっきりしてきました。

1月9日、10日(11日目、12日目)

年始早々、公開制作が再開されました。新たな材料が部屋の中に持ち込まれ、またものが増えてきました。これまで部分的に手をつけていない物置場のようなスペースがありましたが、ようやく部屋の隅々まで利部(かがぶ)さんの手が行き渡ったようです。

1月16日(13日目)

今日も工事現場風の格好で制作する利部(かがぶ)さん。断続的に、長時間にわたって集中力を絶やさないことに単純に驚かされます。
右の画像は壁の一部分。木の枝の切れ端が接着されて、影の形を鉛筆でなぞっています。このように小さな作業がひたすら重ねられていきます。

1月23日(14日目)

細かな作業が多くなってきました。素材が整理され、ようやく作品らしさがあらわれてきたようです。
右の写真は、2月5日に行われるパフォーマンス準備中の様子。音響を担当するアーティストの川西隆史さんが来場し、スピーカーなどのセッティングを行いました。おもしろいパフォーマンスになりそうです。ご期待ください。

1月28日(15日目)

古い扇風機を解体し、部品を利用して何か動くものを作ろうとトライする利部(かがぶ)さん。外したりつないだりする作業が中心ですが、このような機械仕事も時折登場します。
右の写真は床の一部。部屋の中を細かく見ていくと、ごくわずかな部分も手が加えられているのがわかります。

1月30日(16日目)

段ボールなどの箱を重ねて、棚のように積み、中に色々なものが入れられました。部屋の中はビルが立ち並んだような景色になっています。
ちなみに、廃材を中心に扱う利部(かがぶ)さんですが、この段ボール箱は新品です。

2月5日(17日目)

アーティストの川西隆史さんとの二人で、パフォーマンスが行われました。
赤い服をすっぽりかぶった利部(かがぶ)さんが、部屋の中をさまよいながら、そこらじゅうのものの音を出していきます。叩いたりひっかいたり、ときには本人がうなったりする音は様々な場所に仕込まれたマイクとスピーカーで増幅されて、大音量が鳴り響きます。
巨大なスピーカーが廊下に設置され、部屋と廊下の間で観客が音に挟まれて一体となったような面白いパフォーマンスでした。

2月6日(18日目)

来場者が数人集まってきたところで、即興でパフォーマンスを始める利部(かがぶ)さん。昨日と同じく、部屋中の器物をたたいたりこすったりして音を出します。見られているとサービスをしてしまう、と利部(かがぶ)さんは言いますが、誰もいなくなってからもかなり長い間演奏が続きました。

2月8日(19日目)

部屋の中にあるホワイトボードに何やら数式のようなものが書き込まれました。「時間についての考察」を書いたとのこと。パフォーマンスで崩れたものなどが散乱し、部屋の中はまた足の踏み場もない状態になっています。

2月10日(20日目)

黒い円形の紙ボードに絵を描いている利部(かがぶ)さん。扱う物量の多さに対して、行われる作業のひとつひとつは非常に小さいのが利部(かがぶ)さんの特徴です。今日も微調整が続きました。

制作プロセス続き

続きはこちらのページをご覧ください。

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