府中市議会議員の逮捕について（お詫び）

　去る11月6日、当時現職議員であった秋田りゅういち氏が不同意わいせつの疑いで逮捕され、同月27日に起訴、再逮捕されました。

　まず初めに、被害に遭われた方々に対しまして、市議会を代表して心よりお詫び申しあげます。

　また、市民並びに市関係者の皆様には、この事件により府中市の名誉と信頼が損なわれたことにつきまして、深くお詫び申しあげます。

　なお、秋田氏は11月11日に議員辞職しております。

　府中市議会では、令和2年に議員2人が公契約関係競売入札妨害事件等により逮捕・起訴されたことを受け、令和5年に政治倫理条例を制定し、議員一人一人が高い倫理的義務が課せられていることを深く自覚し、良心と責任を持ち、議員としての品位を保持することに努めてきておりました。それにもかかわらず現職の議員がこのような事件を起こしたことは、痛恨の極みであり、議長として誠に慙愧(ざんき)の念に堪えません。

　今後、このようなことが二度と起きないよう、市民に選ばれた議員には高い倫理的義務が課せられていること、そのことを府中市議会議員全員が改めて自覚することを誓うとともに、コンプライアンス研修を実施するなど、再発防止に取り組む所存です。議員一同、市民の皆様の信頼を取り戻すため全力で取り組んでまいります。

府中市議会議長　手塚　としひさ