令和5年(2023年) 4月1日号 第2022号 発行:府中市 編集:政策経営部秘書広報課 〒183-8703(個別郵便番号) 府中市宮西町2の24 代表電話:042-364-4111 FAX:042-366-1457 ※府中市の市外局番は(042)です。 ホームページ:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/ ○世帯数 128,409(152減) ○人口 男 129,814(92減) 女 129,664(116減) 計 259,478(208減) うち外国人住民数 5,613 (令和5年3月1日現在、( )は前月比) 令和5年度市政の運営方針 令和5年第1回市議会定例会で、高野市長が令和5年度の市政の運営方針を発表しましたので、そのあらましをお知らせします。 問合せ 政策課(電話 335-4010) 市政の運営に当たって  昨年は、第7次総合計画のスタートの年でありました。本市の将来を見据え、あらゆる分野において総合的かつ計画的なまちづくりに向けた様々な施策を展開し、新たな都市像である「きずなを紡ぎ 未来を拓く 心ゆたかに暮らせるまち 府中」の実現に向け、順調なスタートを切ることができたものと捉えております。  一方、長引く新型コロナウイルス感染症やロシアのウクライナ侵攻等の影響による世界的な物価高は、市民生活や市内経済に甚大な影響を及ぼしており、令和4年度はコロナ禍における原油価格・物価高騰等に対応するため、補正予算を6度編成し、総額50億円を超える施策を展開してまいりました。  しかしながら、いまだ先行きが見通せない状況にあることから、市民の皆様がより安全で、安心して暮らせるまちとして、本市が着実に成長していくために3つのテーマを掲げ、令和5年度の市政運営に当たることといたします。 地域でつながる安心の絆  昨年、コロナ禍ではありましたが、対策を講じながら実施した事業やイベントに多くの方が参加されている姿を見て、地域での触れ合いの大切さを改めて実感いたしました。地域の絆を協働の力で紡いでいくことが重要であるため、地域福祉の充実や防災力を強化させる施策を展開し、地域のつながりを醸成することで、安心して暮らせるまちづくりを推進してまいります。  また、令和6年4月1日には市制施行70周年を迎えます。令和5年度は70周年記念事業に向けた準備を市民の皆様と一緒に進めるとともに、100周年を見据えた中長期的な視野で各種施策を展開してまいります。 未来を担うひとの育み  昨年行ったSDGsに関する学生との対談や連携事業での経験は、大きな刺激を受けるものでした。産学官の連携をより一層深め、新時代の創り手を育む施策の充実が急務であると捉えています。未来を担う子どもたちが、学校や家庭において元気で健やかに育ち、学ぶことのできる環境の整備に努め、誰一人取り残さない、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指してまいります。 活気に満ちたにぎわいと魅力  これまでコロナ禍の行動制限等が、中心市街地の活性化に大きな影響を及ぼしていましたが、徐々に再開したイベント等では、多くの人出があり、にぎわいを見せ始めています。中心市街地に欠かせない国天然記念物「馬場大門のケヤキ並木」の自然景観を生かしたまちづくりを進めるとともに、スポーツをはじめとする各種イベントを実施するなど、府中らしい魅力を発信してまいります。  また、昨年9月に鉄道事業者と基本協定を結んだ分倍河原駅及び周辺の整備等、新たな魅力ある拠点の実現に向けて取り組んでまいります。