11月25日(土)・26日(日) つながり、広がる、人の輪 市民協働まつり  市では、市民協働都市として、「きずなを紡ぎ 未来を拓く 心ゆたかに暮らせるまち 府中」の実現を目指し、協働によるまちづくりを進めています。  市民協働を身近に感じていただけるイベントとして、25日(土)・26日(日)に市民協働まつりを開催します。 問合せ:協働共創推進課(電話335-4414) 日時:11月25日(土)・26日(日)午前10時〜午後4時 場所:市民活動センター「プラッツ」、ル・シーニュ2階 主な催し 11月25日(土)・26日(日) 〇キーワードラリー〜それゆけ!ふちゅう探検隊 会場を回り、キーワードを集めて景品と交換 〇ゆるっとふらっとーく お茶やお菓子を楽しみながら、アートや地産地消等の様々なテーマについて話し合う 〇「安全安心な避難所づくり」から、協働を考えよう! 災害時に「自分ができること」「自分以外の主体にしてもらいたいこと」の意見を出し合いながら、協働について考える 〇協働事業紹介パネル 地域の課題を解決するために、団体・企業・行政が連携して取り組んだ協働事例を展示 11月25日(土) 〇各団体によるブース・パフォーマンス プログラミングでロボットを動かそう、段ボールでおうち作り、星座早見盤作り、スクエアダンスほか 〇花とみどりでつながろうin 府中 押し花カレンダー・クリスマスリース・ドライフラワーでオーナメント・シュロバッタ作り、葉っぱプリントほか 11月26日(日) 〇各団体によるブース・パフォーマンス くるくるレインボー作り、組みひもストラップ作り、点字で名前を書こう、水彩画で空を描こう、ゴスペル、フラダンスほか 〇頭と両手、足とからだをつかって健康体験! 脳年齢測定、脳活・ボッチャ・ジャグリング・トレーニングドリル体験、足のトラブルアドバイス・エクササイズ このほかにも、各団体の活動を紹介するパネル展示、協働事業に取り組んだ団体の公開インタビュー等の催しを行います。 各種催しやブースの詳細は、同イベントのホームページをご確認ください。 市長コラム129 笑顔の府中 壁をつくらないで  私は約30年前、イスラエルに行きました。世界史を学ぶうちに、三大宗教の聖地、エルサレムに強い関心を持っていたからです。ユダヤ教徒がひたすら祈る「嘆きの壁」、キリストが十字架を背負って歩いた道や墓とされる場所に立つ「聖墳墓教会」、預言者が昇天したと伝わるイスラム教のモスク「岩のドーム」をパレスチナ人ガイドの案内で見て回ったのです。1キロ四方もない狭い場所に隣り合うように存在し、三千年以上の歴史を積み重ねてきたこの街で、おそらく他にはないであろう輝きと緊張感を覚えたのを今でもはっきり記憶しています。  その国で先月、とんでもない事態が起こりました。アラブ人とユダヤ人との共生のため絶対に武力を使ってはいけないのに、奇襲から多くの人質を拘束する暴挙、民間人保護を無視して占領しようとする報復。誰も望んでいない争いです。ロシアのウクライナ侵攻で感じた深い悲しみの上に、絶望感を持つ人が多いことでしょう。  「お互いに壁をつくらずつながることが平和だ」と、ウィーンへ赴いて現地メディアに答えてから1年。そして現在、友好都市のウィーン市ヘルナルス区から区長をはじめとする訪問団が府中にいらっしゃっています。お互いの違いを認め合い親しくお付き合いさせていただいて31年が経ちました。言葉の壁があっても対話はできるし、友情が育まれることを改めて感じています。 府中市長 高野律雄