広報ふちゅう 令和5年(2023年)11月15日号 第2038号 第4回府中市議会定例会 招集日は11月30日(木) 府中市議会では、請願、陳情、傍聴等を受け付けています。 また、インターネットによる映像配信も実施していますので、ぜひ、ご覧ください。 問合せ:議事課(電話335-4507) 発行:府中市 編集:政策経営部秘書広報課 〒183-8703(個別郵便番号)府中市宮西町2の24 電話042-364-4111(代表) FAX042-366-1457(府中市の市外局番は042) ホームページ:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/ 特集 まちの潤い 府中の農業 まちに潤いをもたらす農業 市内には、408戸・806人(令和5年1月時点)の農家があり、野菜を中心に、果実や植木、花、しいたけ等が生産されています。 府中で作られた野菜だからこそ得られる安心感、採れたてだからこそ感じられる新鮮さを求めて、府中産野菜を食べてみませんか。 問合せ:産業振興課(電話335-4143) 市内の農業についてどれくらい知っていますか? 府中農業豆知識 ○生産量が最も多い農作物は小松菜、作付け面積が最も多い農作物は水稲(白米・黒米) ○市面積に対する農地面積の割合は4.3%  昭和59年に301ヘクタール(10.2%)あった農地は、令和5年には127ヘクタール(4.3%)になっています ○都内では、府中より東側にはあまりない、まとまった広さの水田 ○市内の学校給食で使われる小松菜の約半分は府中産 ○特異な気候ではないため、農家ごとに多種多様なものを生産 市内農家さんを紹介 小松菜を中心に生産しています 戸塚 孝さん  農薬をあまり使わないようにしているため、虫に葉を食べられてしまうこともありますが、皆さんに安心して食べてもらえるよう、工夫して栽培しています。  小学校で食育の授業をする機会が多いのですが、子どもたちが興味を持って農業の話を聞いてくれるのはとてもうれしいです。 学校給食センターに1日で40〜100キログラム納入します  学校給食を通じて、子どもたちが私の作った小松菜を食べていると思うとうれしく感じますし、やりがいにも思います。 しいたけを中心に生産しています 鈴木敬一郎さん  長年、試行錯誤を繰り返しながら、現在のしいたけ栽培の形にたどり着きました。市内だけではなく、市外の学校給食にも納入しており、多くの子どもたちの食事に関わることができていることもやりがいです。  ブルーベリー農園では初夏に摘み取り体験も行っていますので、ぜひ、お越しください。 毎日、直売所に納入しています 自慢のしいたけをご賞味ください  直売所には安定的に納入することができています。炒め物や汁物等、幅広く利用できるしいたけを、ぜひ、レシピに足してみてください。 無料で配布しています 直売所をご利用ください 府中駅前 府中特産品直売所 旧府中グリーンプラザ分館1階 営業時間:平日の午後1時〜5時(水曜日は午後4時まで) 休館日:土・日曜日(6〜8・11・12月は土曜日も営業)・祝日、年末年始 郷土の森観光物産館 郷土の森博物館隣 営業時間:午前10時〜午後6時(冬季は終了時間が早まる場合あり) 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、年末年始、1・2月の火曜日 府中農産物直売所マップ 府中産農産物の直売所を掲載した直売所マップを無料で配布しています。 お近くの直売所で、府中産野菜をお楽しみください。 配布場所:市役所産業振興課、各文化センター、市政情報センター、観光情報センター、郷土の森観光物産館、西府町農業公園 ※在庫がなくなり次第、配布を終了します。 府中産野菜を使ったレシピを紹介 シャキシャキの小松菜がスープとよく合います 小松菜とあさりのスープ 2人分の作り方は、 1、あさり(殻付き80グラム)を塩水につけ、砂をはかせ、殻をこすり合わせてよく洗う。 2、小松菜(80グラム)を3〜4センチメートルの長さに切る。長ねぎ(5グラム)を3〜4センチメートルの長さの千切りにし、しょうが(適量)も千切りにする。 3、鍋にごま油を入れ、熱してからしょうがとあさりを炒める。 4 、3に酒(100ミリリットル)を入れ、アルコールを飛ばしたら、 水(150ミリリットル)を加える。 5、4に小松菜を入れ、火が通ったら、塩・こしょう(少々)で味を調える。 6、お椀に盛り付け、長ねぎを飾りつけて完成。 簡単に作りたいときは、あさりの水煮缶がおすすめです。 次のとおり、材料を変更してください。 殻付きあさり80グラムを、あさり水煮15グラムに。水150ミリリットルを、あさりの水煮缶の汁に水を足して150ミリリットルに。 しいたけの旨みがごはんに染み込みます 里芋ときのこの炊き込みご飯 3人分の作り方は、 1、里芋(130グラム)は1.5センチメートル角に切り、しいたけ(40グラム)は薄切り、エリンギ(40グラム)は3〜4センチメートルの長さの短冊切りにする、油揚げ(4分の1枚)は短辺を半分に切り、薄切りにする。 2、炊飯器に米(1合)と米1合分から大さじ2杯を取り除いた量の水を入れ、酒・みりん(各大さじ2分の1)、しょうゆ(小さじ2)を加えて混ぜ、昆布(3グラム)と、1を入れて炊く。 3、炊きあがったら昆布を取り出して、軽く混ぜて器に盛り、お好みで、三つ葉(適量)を飾りつけて完成。 アレンジレシピ、洋風ご飯にもチャレンジ。 1、里芋は同じ手順で切る。 2、ベーコン(30グラム)を1センチメートル幅に切る。 3、炊飯器に米(1合)と水(1合分)を入れ、ブイヨン(4グラム)を加えて混ぜた後、1・2を入れて炊く。 4、炊きあがったら、軽く混ぜて器に盛り、お好みで、パセリを飾りつけて完成。 このほかにも、季節の野菜を使ったレシピを市のホームページで公開しています。 府中特産品直売所でも配布していますので、ぜひ、試してみてください。 このレシピは、食育推進リーダー、パプリカが考案しています。 11月18日(土)・19日(日)、農業まつりにお越しください。 日時:11月18日(土)・19日(日)午前9時〜午後3時  場所:郷土の森博物館内(期間中は入場無料です) 主な催し:農産物の販売、模擬店、園芸相談、府中産農産物が当たるゲーム ほか