新庁舎建設工事【2期工事】 「はなれ」「通り庭」の工事が始まりました  市では、建物の老朽化や分散化等の課題を解消するとともに、より良い市民サービスの提供と効率的な市政運営を実現するため、新庁舎建設工事を進めています。  この度、旧庁舎の解体工事が完了し、庁舎機能を補完し市民協働を支える新しい庁舎「はなれ」、庁舎周辺のにぎわいをつなぐ「通り庭」の工事が始まりました。  安全に十分配慮して工事を実施していきますので、ご理解とご協力をお願いします。 問合せ 新庁舎建設推進室(電話 335-4129) はなれ 現在、第2庁舎等で業務している部署を移転するほか、図書館や市民協働ラウンジ、キッズスペース等を配置し、様々な方が利用できる施設とします。 ●図書館:緑豊かな大國魂神社に面する居心地の良い図書館 ●市民協働ラウンジ:気軽に利用できる市民と市の協働のためのフリースペース ●キッズスペース:プレイルームや授乳室、外遊び場等、親子で利用できるスペース ●歴史コーナー:府中の歴史を身近に感じることができる展示室 ●屋上テラス:植栽やベンチを設け、自然を感じながら休憩できる場所 ●休憩スペース、売店:売店で購入したものを飲食することもできる憩いのスペース ●カフェ:落ち着いた雰囲気の中で、くつろぎながら飲食ができる店舗 通り庭 「おもや」と「はなれ」の間に位置し、庁舎周辺のにぎわいをつなぐ広場です。イベント等の多様な活動の場として利用するほか、災害時には救援物資等の集積場所として活用します。 今後の工事等のスケジュールについては、お問い合わせください。 「新府中市史」刊行物語 第1回「市史ってなぁ〜に?!」 問合せ:ふるさと文化財課(電話335-4386)  市史とは、市の歴史や民俗、自然環境等をまとめた地域の歴史書です。それでは、なぜ、市史が必要なのでしょうか。それは、市民や市が過去を振り返り、未来を考えるときに大切な土台になるものだからです。  市制施行10周年記念事業として昭和36年から着手した前回の「府中市史」の編さん事業から50年以上が経過し、本市も都市化の波が押し寄せ人口が急増し、農地や古いまち並みの減少とともに、まちの姿は大きく変化しました。その変化の中で、市民の皆さんの理解と協力に基づいて行ってきた埋蔵文化財(遺跡)の発掘調査によって、前回の市史では触れていなかった「武蔵国府」の様子を明らかにする成果もありました。  また、平成26年から10年間取り組んできた今回の市史編さんの中で、市民の皆さんや市内にある大学、市内在住の研究者の皆さんと協働して取り組めたことも、この事業で得られた大きな成果です。  今回刊行した新府中市史は、ふるさと府中歴史館、中央・各地区図書館等でご覧になれます。ぜひ、今回の市史編さんの成果を知っていただければと思います。次回からは、その成果の具体的な内容を紹介していきます。