広報ふちゅう 令和7年(2025年) 6月1日号 第2075号 分倍河原駅周辺の 新しいまちづくり 発行:府中市 編集:政策経営部秘書広報課 〒183-8703(個別郵便番号) 府中市宮西町2の24 電話:042-364-4111(代表) FAX:042-366-1457 (府中市の市外局番は042) https://www.city.fuchu.tokyo.jp/ 「広報ふちゅう」は毎月1日・15日発行 より良いまちを目指して 分倍河原駅周辺のまちづくりを進めています 国では、毎年6月を「まちづくり月間」と定め、住民一人ひとりが安全・安心や豊かさを 実感できるまちを目指すため、まちづくりに関する啓発活動等を実施しています。 市では、分倍河原駅の周辺地区を誰もが利用しやすい環境とするため、地域の方々の協力を得ながらまちづくりを進めています。 今号では、JR南武線と京王線の2路線が乗り入れている同駅周辺のまちづくりの取組を紹介します。 問合せ:分倍河原駅周辺整備担当(電話335-4371) 現状の主な課題 歩行者にとって歩きやすいまちになってくれたらうれしいわ 府中崖線で、駅の周辺は北と南でかなりの高低差があるんだよね 1 駅の改札前が狭いため、緊急車両の進入が難しく、災害時に退避できる空間も不足しています。 2 地区の南側から駅へと架かるこ線橋の改札前は、バリアフリー基準を満たさない急な坂道になっています。 3・4 地区の北西部から駅に向かうには、幅の狭い道路を通り、線路を渡る必要があります。 これらの課題を解決すべく、駅周辺を一体的に整備します まちづくり協議会と市で一緒に取り組んでいます  分倍河原駅周辺まちづくり協議会は、同駅周辺の自治会や商店会、近隣商業施設の関係者等で構成され、まちのにぎわいづくりに向けた検討等、地域ならではの視点で意見交換を行い、まちづくりを進めています。 まちづくり協議会 山岡会長  様々な課題を抱えた分倍河原駅周辺地区において、地域と市で何度も意見交換を重ね、地域が求めてきたまちづくりがいよいよ実現に向けて動き出していると感じています。  引き続き、市と一緒に取り組んでいきます。 まちづくりの将来像 市では、「にぎわいがつながり・ひろがる 歩行者中心の 人に優しい コンパクトなまち」を目指し、 駅周辺の整備事業の基本設計を行いました。ここでは、整備後のイメージを抜粋して紹介します。 主な整備内容 1 北側溜まり空間 2 南北自由通路 3 南側駅前広場 4 西側溜まり空間・東西自由通路  ◯その他、駅へ続く道路の整備等も進めます 1 北側溜まり空間  南北自由通路から改札前まで、平たんに行けるように整備します。また、溜まり空間は、緊急時における緊急車両の進入や一時的な避難場所として整備します。 2 南北自由通路  JR南武線をまたぐ南北自由通路を再整備し、既存のこ線橋は撤去します。また、新たにエスカレーター・エレベーター・斜路付き階段(自転車は押し歩き)を設置し、利便性を向上させます。 3 南側駅前広場  バス、タクシー、障害者の乗降等を考慮した配置で広場を再整備します。 4 西側溜まり空間・東西自由通路  京王線をまたぐ東西自由通路を新設し、北西部から駅へアクセスできるよう整備します。また、エスカレーター・エレベーター・階段(自転車は通行不可)を設置します。 今後のスケジュール 工事は令和10年度から18年度を予定しています。 ※スケジュールは、今後変更する場合があります。 ■基本設計の概要、整備後のイメージ動画を公開しています  市のホームページで、本整備事業の基本設計の概要と、整備後のイメージ動画を公開しています。ぜひ、ご覧ください。