だまされないで!特殊詐欺!! 市内で、主に高齢者を狙った特殊詐欺が増加しています。 あなたの両親や祖父母、また、自分自身を特殊詐欺の被害から守るのはあなたです。 被害に遭わないために、詐欺の手口や被害防止のポイントを学びましょう。 問合せ:地域安全対策課(電話335-4147) 特殊詐欺とは  犯人が親族や公共機関の職員等を名乗り、被害者に電話を掛けるなどして信頼させ、現金やキャッシュカードをだましとったり、ATMを操作させて犯人の口座に送金させたりする犯罪です。 ◆市内の特殊詐欺被害件数・金額◆ 令和5年 被害件数40件 被害金額約1億3000万円 令和6年 被害件数51件 被害金額約1億6000万円 令和7年 被害件数29件 被害金額約1億400万円(令和7年7月末時点) 特殊詐欺の代表的な手口 オレオレ詐欺  息子や孫、時には弁護士等を名乗り電話を掛け、仕事や私生活に関するトラブル等を口実に、お金を要求してきます。 → 「携帯番号が変わった」「会社のお金を使い込んだ」「風邪を引いて声が違う」「部下や上司が代わりに家にお金を取りに行く」等は全て詐欺を疑いましょう。 ■急増中!警察官をかたる詐欺  「0110」の警察署代表番号を偽装表示させ、「あなたの口座、携帯電話が犯罪に利用されている」「容疑者として逮捕状が出ている」等と言い、お金を振り込むように要求してきます。時にはSNSやビデオ通話に誘導し、警察手帳や逮捕状を画面上で示し、信用させてきます。 → 警察官はお金を振り込ませる要求やSNSでのメッセージ送信、 警察手帳や逮捕状をSNS上やビデオ通話で見せることは絶対にしません。 預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺  警察官や銀行員等を名乗り電話を掛け、「あなたの口座が犯罪に利用されています。キャッシュカードの交換手続きが必要です」等と言い自宅を訪れ、暗証番号を聞き出し、キャッシュカード等をだまし取る手口です。隙をみてキャッシュカード等をすり替える手口もあります。 → キャッシュカードの確認・交換のために警察官や銀行員が自宅に行くなどの電話は詐欺を疑いましょう。また、暗証番号は絶対に教えないよう注意しましょう。 還付金詐欺  市の職員等を名乗り電話を掛け、医療費・税金・保険料等について、「還付金があるので手続きしてください」等と言い、ATMに誘導し、お金を振り込む操作を指示してきます。 → 医療費や税金、保険料は、ATMでは絶対に戻りません。会話の中でATMという言葉が出たら、詐欺を疑いましょう。 被害防止のポイント ●知らない番号からの電話には出ない ●おかしいなと思ったら一度電話を切る ●電話でお金やキャッシュカードの話をされたら、電話を切って警察に通報する ●「あなたは詐欺の容疑者だ」「あなたのスマートフォンのウイルス被害がでた」  「あなたの口座を調べる必要がある」「このままだと逮捕されます」等は全て特殊詐欺のだまし文句ということを覚えておく 不審に思ったらご相談を! 少しでも怪しさや不安を感じた場合は、 府中警察署(電話360-0110)にご相談ください。 また、警視庁のホームページでは、詐欺や防犯に関する情報を掲載しています。ぜひ、ご覧ください。 市の対応方針 「特殊詐欺対策本部」を立ち上げました  特殊詐欺の被害が急増する中、未然防止に向けた対策や関係機関との連携等の強化を図るため、市長を本部長とし、府中警察署も参加する「特殊詐欺対策本部」を設置しました。 予防・啓発活動の強化  特殊詐欺の手口やその対策について広く周知し、日常生活における詐欺のリスクを意識した行動を促すとともに、地域全体で詐欺を防止する意識の醸成を図ります。 防犯対策への支援  犯罪の被害防止に効果的な自動通話録音機等の防犯グッズの貸与等の支援を行い、自身の安全を守るための行動を後押しします。 地域の見守り体制の強化  地域の関係機関や関係者、企業等との連携を強化し、防犯に関する積極的な声掛け等により犯罪の未然防止を図り、安心して暮らせる地域社会の実現につなげます。 効果的な情報発信  地域における詐欺被害の状況や効果的な対策等、防犯上有益な情報を取得できるよう、警察等の関係機関と連携し、多様な媒体を活用した迅速な情報発信を積極的・効果的に実施します。