広報ふちゅう 令和7年(2025年)12月15日号 第 2088 号 私たちの暮らしを支えるバス 発行:府中市 編集:政策経営部秘書広報課 〒183-8703(個別郵便番号) 府中市宮西町2の24 電話:042-364-4111(代表) FAX:042-366-1457 (府中市の市外局番は042) ホームページ: https://www.city.fuchu.tokyo.jp/ 地域を支えるバスの今  本市は、14の鉄道駅や多数の路線バスに加え、コミュニティバス「ちゅうバス」の運行等により、利便性の高い公共交通ネットワークが形成されており、市では、この利便性を維持するために様々な取組を行っています。  今号では、公共交通機関の中でも、市内のバスの運行に関する課題や対策、運転士の仕事内容・魅力等について紹介します。 問合せ:計画課(電話335-4325) 市内を走るコミュニティバス「ちゅうバス」を知っていますか?  ちゅうバスは、主に民間の路線バスが運行していない地域を走ったり、公共施設へ移動しやすくしたりするなど、市民生活を便利にすることを目的に、平成15年12月に運行を開始しました。  「ちゅうバス」という名前は、府中の「中」と、ねずみのように機敏で小回りがきくというイメージから、市民への公募で決まりました。車両やバス停には、ねずみのキャラクター「ちゅう太」も描かれています。 市内のバスの運行に関する課題と対策  全国的に、大型二種免許保有者の減少等によるバスの運転士不足が深刻化しています。本市でも、バスの運行台数の削減が必要となり、減便や路線の廃止が避けられないという大きな課題に直面しています。  そこで、公共交通の利便性を維持するために、市は関係機関と連携し、バス路線の見直しを実施します。 4月1日(水)から バス路線が変わります  運転士不足が深刻化している中でもできる限り運行を維持するため、市では、市民の皆さんの意見も取り入れながら策定した地域公共交通ネットワーク再編計画(令和7年7月策定)に基づき、4月1日(水)から見直し後の新たな路線での運行を開始します。ここでは、見直し後のバス路線のポイントをお伝えします。  なお、運行時刻等の詳細は、決まり次第停留所への掲示等でお伝えします。 見直し後のポイント バスの台数を、民間の路線バス6台・ちゅうバス2台 合計8台削減します 民間の路線バスの運行を維持 @路線バスの経路や運行間隔を概ね維持 民間の路線バスの運行を維持するために、同じ経路を走るちゅうバスを見直し A経路を変更し、運行間隔を維持 B経路を変更し、運行間隔を概ね維持 C経路を維持し、運行間隔を変更 民間の路線バスが運行しない地域のちゅうバスの見直し D路線バスの廃止に伴い、路線を新設・変更 E経路を分割・短縮し、運行間隔を概ね維持 F経路や運行間隔を維持 ワゴン車両のちゅうバスの導入 G大型免許が不要な車両を使用し、タクシー事業者が運行(1年間実証運行) H移動ニーズのある西府駅・多摩総合医療センターに接続 バスの運転士の仕事 日々安全に私たちを運んでくれるバス。ここでは、バスの運行を支える「運転士」の仕事を紹介します。 1出勤  専用の機械を使ってアルコールチェックを行い、運転しても問題がないか、しっかりと確認します。 2車両点検  タイヤやエンジンルームに問題がないか、車体に傷がないか等の確認や、車内清掃を行います。 3出庫点呼  運転士の体調・車両の状態の報告、行き先や時計の時刻の確認等を行います。 4乗務  お客様の安全を第一に考えながら運転します。お客様が転倒しないようにアクセル・ブレーキ操作に注意を払っています。発進時はもちろん、停車時のブレーキも乗車人数や乗る車両、路面の状態によってかかり方が大きく変わるため、特に意識を集中しています。 乗車時のお願い ◯走行中の移動は大変危険なため、バスが停車してドアが開くまでは座ったまま、またはつり革等につかまったままお待ちください。 ◯次のお客様のためにも、ペットボトル等のごみの持ち帰りにご協力をお願いします。 5車椅子利用者の補助  車椅子利用者が乗車するときは、乗降時のサポートを行い、車止めや専用のベルトを使って車椅子を車体に固定します。 6休憩  同僚と話しながら食事をしたり、仮眠をとったりして、リラックスした時間を過ごします。 京王バスの相馬さんにお話を伺いました ―運転士を目指したきっかけは?  前職は異なる業種の仕事をしていましたが、自分の住んでいる地域で、人の役に立つ仕事・社会貢献につながる仕事を探していたことや、甥が「ちゅうバス」が好きだったことがきっかけとなり、運転士を目指しました。 ―仕事のやりがいは?  お客様から「ありがとう」「お願いします」という言葉を掛けていただくことが多く、とても励みになっています。 ―バスから見えるおすすめの景色やバスで行けるおすすめの場所は?  今の時期(11月下旬)だと、東京競馬場前の通りのイチョウや美好町通りのカエデの紅葉がとてもきれいです。春になると多摩川沿いや八小辺りの桜並木も良い景色になります。また、今回の路線の見直しで新規路線が運行する郷土の森周辺では、四季折々の景色を楽しめるのでおすすめです。 ―最後に皆さんへメッセージをお願いします。  皆様を目的地まで安全にお送りできるよう努めていますので、ぜひ、バスをご利用ください。また、地域に貢献したい方や運転が好きな方、一緒に地域に貢献してみませんか。