広報ふちゅう 令和8年(2026年) 9月1日号  第2105号 みんなが学びやすい教室! 発行:府中市  編集:政策経営部秘書広報課 〒183-8703(個別郵便番号) 府中市宮西町2の24 電話:042-364-4111(代表) FAX:042-366-1457 (府中市の市外局番は042) ホームページ:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/ 「広報ふちゅう」は毎月1日・15日発行。 同じ教室、いろいろな学び方 府中市立小・中学校での学び方は、児童・生徒用端末や電子黒板、デジタル教材を活用するなど、少しずつ変化しています。 従来の紙の教材や体験的な学びも大切にしながら、教科の特徴や学習のねらいに応じて、紙とデジタルの良さを生かした学習を進めています。 今号では、市内の小学校を取材しました。 今、教室で行われている学びをのぞいてみましょう。 問合せ:指導室(電話335-4062) 紙の良さも、デジタルの力も これまで学校では、紙の教科書を読み、鉛筆でノートに書きながら学ぶことが当たり前でした。 現在もその学び方を大切にしながら、一人一台の児童・生徒用端末を活用した学習も進めています。 電子黒板  従来の黒板も引き続き使用していますが、資料の共有等には電子黒板を活用しています。児童・生徒が作成した資料をクラス全体で共有することで、一人ひとりが理解しやすい授業につなげています。 場面に応じた教材の使い分け  紙には、書きながら考えを整理したり、全体を見渡しやすい良さがあります。一方、デジタルには、修正を繰り返したり、他者と考えを共有したりすることが容易にできる良さがあります。  学校では、教科の特性や学習内容に応じて、紙とデジタルを使い分けています。教員がそれぞれの特長を伝え、児童・生徒は自分に合った方法を選んで学んでいます。   POINT   ・複数の考えを並べて表示することができます。    他者の意見に触れることで、共通点や違いに気付き、自分の考えを見直したり深めたりするきっかけになります。   ・9月から市内小学校の電子黒板が新しくなります。    画面が大きくなり、より見やすくなることで、考えを共有しやすい環境の中で学習を進めていきます。 一人ひとりの学びを支えるために  府中市立小・中学校では、児童・生徒の理解のペースに合わせた「一人ひとりに合った学び」と、互いの考えを共有して深める「学び合い」が広がっています。 これからも、紙とデジタル、それぞれの良さを生かしながら、児童・生徒が安心して学べる環境づくりに取り組んでいきます。 実際どうやって使ってる?  4月に新しくなりました! 児童・生徒用端末   新しい端末では、キーボードによる文字入力に加えて、手書きで考えをまとめたり、写真で記録したりしながら学べるようになりました。   POINT   画面とキーボードを取り外すことができ、屋外での観察等にも活用できます。また、写真や資料を保存できるので、後日学びを振り返ることができます。   デジタルドリルの更新   今年度更新したデジタルドリルでは、一人ひとりの理解度や進み具合に応じた学習ができるようになりました。これまでの学習の記録を確認できるため、得意なことや苦手なことに気付き、次の学びにつなげることができます。教員も状況を確認しながら、児童・生徒への声掛けや学習支援に生かしています。    POINT   デジタルドリルでは、問題ごとに解説やヒントがその場で表示されます。漢字の書き順の誤り等も教えてくれるため、児童・生徒は理解度を確かめながら、自分のペースで学習を進めることができます。 体験を通じた学びをこれからも  学校では、鉛筆や筆で字を書いたり、工作をしたり、本物をじっくり見たり触れたりするなど、体験を通して学ぶことも、引き続き大切にしています。  学習内容によっては、ノートに書いて考えを整理したり、図や計算を書き込んだりして、考える過程を自分で確かめながら理解を深めています。  実物に触れることで、画面だけでは得られない気付きや発見につながることがあります。デジタルは、紙の教材や実体験の学びに置き換わるものではなく、学習をより豊かにするための一つの選択肢として活用しています。 児童・生徒と向き合う時間を増やすために 学校では、採点や資料作成に生成AIツール等のデジタル技術を活用し、教員業務の負担軽減と効率化を進めています。 そのことで生まれた時間を、児童・生徒への声掛けや学習支援等、一人ひとりと向き合うために生かしています。