令和5年度第3回府中市障害者等地域自立支援協議会会議録 ■日 時:令和6年3月21日(木)午前10時 ■場 所:府中駅北第二庁舎3階会議室 ■出席者:(敬称略) <委員> 山口真佐子、中川さゆり、長﨑昌尚、高橋美佳、原郷史、麻生千恵美、 藤田亜弥、瀬川彩奈、西浦智惠、荒畑正子、田中研二、清水孝子、 中村嘉人、中村弘子、椛島剛之 <事務局> 福祉保健部長、福祉保健部次長兼生活福祉課長、障害者福祉課長、 障害者福祉課長補佐兼生活係長、障害者福祉課主査(3名)、 障害者福祉課事務職員(2名) ■傍聴者:なし ■議事: 1.前回会議録の確認について      【資料2】 2.報告事項 (1)運営会議からの報告       【参考資料1】 (2)相談・くらしの部会からの報告  【資料3】【参考資料2】 (3)地域移行部会からの報告     【資料4】【参考資料3】 3.各事業の進捗について 4.その他 ■資料 【事前配布資料】 資料1   第9期府中市障害者等地域自立支援協議会委員名簿 資料2   令和5年度第2回府中市障害者等地域自立支援協議会会議録(案) 資料3   相談・くらしの部会中間報告 資料4   地域移行部会中間報告 参考資料2 「くらしや将来に関するアンケート」集計結果 参考資料3 「地域移行に関するアンケート」集計結果 参考資料4 「令和5年度府中市障害者等地域自立支援協議会懇話会」会議録 【当日配付資料】 次第 席次表 参考資料1 運営会議中間報告 府中市子ども発達支援センターはばたき施設見学会の開催について 議事 ■事務局 本日はお忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。定刻となりましたので、ただ今より令和5年度第3回府中市障害者等地域自立支援協議会を始めさせていただきます。本日、委員18名中現在14名、1人遅れていらっしゃいますが、15名の出席予定でございますので本協議会規則第4条第2項に規定する定足数を満たし、会議が有効に成立しておりますことを報告いたします。 本日の会議ですがおおむね2時間程度を予定しております。まずお手元の資料の確認をさせていただきます。始めに「席次表」と「会議次第」がございます。次に事前に郵送いたしました資料1「第9期府中市障害者等地域自立支援協議会委員名簿」、資料2「令和5年度第2回府中市障害者等地域自立支援協議会会議録(案)」、資料3「相談・くらしの部会中間報告」、資料4「地域移行部会中間報告」、参考資料2「「くらしや将来に関するアンケート」集計結果」、参考資料3「「地域移行に関するアンケート」集計結果」、参考資料4「「令和5年度府中市障害者等地域自立支援協議会懇話会」会議録」、また本日机上にご用意させていただきました資料として、参考資料1「運営会議中間報告」と右側に資料番号を振っておりませんが「府中市子ども発達支援センターはばたき施設見学会の開催について」をお配りさせていただいております。何か不足等ございましたら挙手によりお知らせください。よろしいでしょうか。それではお手元に配付してございます次第に従いまして進めてまいります。ここからは進行を会長お願いいたします。 ■会長 本日は大変ご多忙の中、また北風が冷たくてお寒い中、こうしてお集まりいただきまして、ありがとうございます。本日は傍聴者がいらっしゃらないというふうに伺っておりますので、このまま会議次第に従いまして進めさせていただきます。 1.前回会議録の確認について ■会長 まず次第1「前回会議録の確認について」です。事務局お願いいたします。 ■事務局 資料1についてご説明いたします。令和5年度第2回全体会の会議録(案)でございます。内容については記載の通りで、この内容でよろしければ通常通り会議録の公開を予定しております。ご確認をよろしくお願いいたします。以上です。 ■会長 個別にご確認いただいているところではありますが、何かこの場で修正したいというようなことがございましたらお願いいたします。 (発言者なし) ■会長 よろしいでしょうか。特にご意見がないようですので、事務局におかれましては公開の手続きをお取りいただきますようよろしくお願いいたします。 2.報告事項 (1)運営会議からの報告 ■会長 次の議事に移ります。次第2「報告事項」始めに「運営会議からの報告」を委員、よろしくお願いいたします。 ■委員 それでは本日配布されました運営会議報告シート、右の方に参考1と書いてあるものをご覧ください。運営会議について報告させていただきます。今回後半の10月から3月までの運営会議について報告させていただきます。各会議において各部会からの報告の後、その後討議を行っております。7回、8回、10月、11月、12月まではそのようなパターンで来ておりまして、12月に地域課題の抽出ということで計画相談連絡会の事例検討において、地域生活拠点等の機能ごとの課題抽出の方法をどのようにするかということを考えたのですが、まだ結論はこの時は出ていません。試行錯誤しながら行っております。今までの何回かの事例検討において地域課題を整理したところ、共通項としては計画相談に繋がった、もしくは繋がっている人達が対象であるということと、地域課題として相談のところでは早期発見のためのアウトリーチ機能があれば課題が大きくなる前に対処出来る可能性が高いのではとか、地域の体制作りをすることが必要だという点でわがまち、民生委員、自治会との連携が考えられるということが結論として出ました。今年2月の運営会議においては、地域課題が出た時に、部会で話し合っていただく方策について検討しました。連携という言葉がよく使われる言葉なのですが、抽象的であり、より具体的に示していく必要があるということを話し合っております。また、計画相談事業者の連絡会が月に1回行われておりますが、自立支援協議会について理解を深めてもらう必要性があるということを話し合っております。また、3月の運営会議では、抽出した地域課題の対応について、現在のシステムの活用などの意見がでております。 稚拙ですが、以上のように報告させていただきます。 ■会長 ありがとうございました。今年度、懇話会、座談会、様々に当事者、関係者の方の声を聞く会を多く設けておりまして、その報告書もこの今回の資料の中に含まれております。良く併せてお読みいただければというふうに思います。今の副会長の説明に対して何かご質問ございますか。はい、お願いいたします。 ■委員 第10回の1月9日、2.懇親会についてとあるのですが、間違いですよね。 ■委員 ありがとうございます。 ■会長 ありがとうございます。運営会議報告シート、第10回1月9日の2.懇親会とあるものは、懇話会の間違いでございます。他にございますか。 (発言者なし) ■会長 特にないということで今年度抽出された地域課題について、引き続きまして今度はどのようにしていくべきだろうかというところについての検討を進めていっていただきたいというふうに思います。 (2)相談・くらしの部会からの報告 ■会長 続きまして(2)相談・くらしの部会からの報告を委員からお願いいたします。 ■委員 相談・くらしの部会の報告シート、資料3をご覧ください。ご承知いただいていることとは思うのですけれども、今年度の相談・くらしの部会のテーマといたしましては、当事者の方がいつまでも地域で暮らしていけることをテーマとして検討をしてまいりました。前回のこの会議において、報告を10月にさせていただいた以降のところを中心にご報告したいと思うのですけれども、地域で長く暮らしていくために何が必要であるかということを主に障害の重い重症心身障害者の当事者の方に、アンケートやヒアリングを行って対策を検討するというところまでが前回のところだったと思うのですけれども、その後アンケートを実施いたしまして、アンケートの結果から地域で暮らしていくことに不安感を抱いているということが確認、把握出来たところでございます。取り組み経過から飛びますけれども、開けていただきますと(2)のところですね。対象者、方法などについてというところ少しご説明させていただきます。対象者といたしましては重症心身障害者、括弧といたしましては記載の通りであります。そういった方を対象に実施しておりまして、アンケートの結果といたしましては(3)でございますけれども、総数177件に対して回答数97件、回答率が55%でございました。結果といたしまして、ウの将来暮らしたい場所の設問に対しての自宅が43件、住み慣れた地域にある入所施設が37件、住み慣れた地域にあるグループホームが26件ということで、やはり地域での移行が強いという結果がありました。またその下にありますように場所を問わない入所施設、グループホームというのは6件、2件ということで少ない結果でございました。そうしたことに関して相談・くらしの部会といたしましては、ここに着目して更に検討いたしまして、集計の結果として多くの当事者、家族の方は地域で暮らすことを望んでいるが、自由記載においては入所施設の少なさ、それからそういったことで漠然とした将来の不安が多く自由記載には見て取れております。そうしたことから住み慣れた地域に、施設等を整備する必要があるのではないかというような意見が多く見られ、23区ではなくてやはり状況が近しいというところで、近隣の26市、府中市を除きますと25市の状況を調査することといたしました。調査内容といたしましては2にありますように、市の障害者福祉計画に重症心身障害者を対象とした入所施設整備の計画があるか、またその施設の種別といたしましては入所施設、グループホーム、また今後についての考え方について障害者福祉課の係長会議を通じて、一斉に調査をするというような方向で検討いたしました。取り組み経過のところに戻っていただければと思います。そういったグループホーム、府中市に不足しているというかまだ数がそれほどない府中市に少ないグループホームの設置状況等をお話ししたように他市の状況を確認することで、その取り組みを把握することでその上で、施設等が増加している先進的な取り組みを行っている市があるのか、ご承知のように国の方向としては施設ではなくて地域へ移行ということの方向性が多く言われている中で、それでも施設が増えているそういった市があるのであれば、府中市との比較を含め視察やヒアリングを通して、実態をより把握することをしたらどうかというようなことを考えておりました。令和6年度の冬以降の取り組みの予定といたしましては、そういった重症心身障害者の施策の在り方をまとめて、先進他市と府中市との違いを際立たせて、府中市に参考となる点とまたそうは言っても、他市の状況というのは府中市と当然違うわけなので、府中市に参考にする部分と馴染まないであろうところを精査して、将来的な府中市の障害者の施策の参考となるべく6年度末の答申にまとめていくと同様に支援の個別性が高い、こちらは新たな課題でございますけれども、重度心身障害者のみならず強度行動障害の方への対応についても、他市へのヒアリング時に盛り込んで同時に確認をする方向で、その後新たな課題として生まれております。具体的に検討いたしまして部会といたしましては第4回が11月24日、第5回が令和6年2月2日、第6回が2月26日において6回全て部会を終了しております。今後としては4、5、6回の中で当事者の方のアンケートの集計結果からお話しした方向性に検討いたしまして、現在といたしましては25市の結果をまとめた結果、4市について見学・ヒアリングを行っていくというような方向となっておりまして、その4市への質問項目について検討して、また4市に対して事務局からアプローチしていただいたところです。それが資料3の4市への見学・ヒアリングというところに書かれているところです。結果として現状の報告をさせていただきますと、まず今月27日、来週の水曜日になりますが、多摩市と町田市へのヒアリングをオンラインで実施をいたします。また実際にグループホームを昨年の秋に開設いたしました東村山市がございますので、そちらの施設の方に4月18日に見学の予定でおります。そうした結果を受けまして更に内容を精査していく予定です。グループホームそれから行政への質問事項といたしましてこちらに記載はありませんが、どういったことをより聞いていくかというところですが、まずグループホームに関しては開設までの経緯、こちらは市からの発信なのか、法人からの発信なのか、開設に至るまでの課題、開設後の現在の課題、またやっておいた方が良いと思うことというようなところをグループホームの担当の方には確認出来たらなと思います。また行政側への質問事項といたしましては府中市を含め26市を対象に、そういった施設を増加させていくというのがなかなか難しく、際立ったのが今お話ししたような4市のみだった中で、そうした市としての特殊性を当該の調査の市のところとしては認識されているのか。また施設を増やした背景、市としての考え、特殊性からなのかというところの、なぜ増やしたのかの背景を探ること、それから市民・当事者の方のニーズ、例えば今回の相談・くらしの部会で行ったようなアンケート調査なのか、また他の方法なのか、どのように吸い上げられたのか、それから重症心身障害、強度行動障害、医療的ケアなどへの施策・対応はどのようになされているのかといったところと、それから一部独自補助を立ち上げた法人に出しているという市もございましたので、その独自補助の具体的な内容やそのようにお考えになった理由、それから財源の在り方などそういったところも聞いていけたらと思います。また最後になかなか行政側が施設を増やそうと思っても、どうしても人手がかかるそういった施設において、建設をすることが難しい状況があると思うのですけれども、そういった受ける法人をどのように見つけているのか、人材の確保や育成などにどのように取り組んでいるのか、そういった具体的なことも併せて聞いていければと思います。府中市とそこの対象にしたところでありますけれども、先ほども申し上げましたように府中市では府中市の事情がありますし、他市には他市の特殊性事情がありますので、そこのところを際立たせることによって府中市に参考となることがあるのか、また単純に増えたから他市は良いというようなそういう単純なことではなくて、そこの府中市との違い、また活かせるところそういった参考とするものが何かあるのか。そういったことをつまびらかにしていくことが、今後のこの施策の参考になるのではないかというように相談・くらしの部会としては考えております。また6年度の方向についてもあらかた話をしまして、やはり6年度はあと1年あるというものではなくて、年末までに答申の内容をある程度固めまして、年始からは答申の作成に向けて動いていかなければ間に合わないということを考えるとあまり時間がないということで、今取り組んでいるテーマをより深く検討していこうということが相談・くらしの部会の今後の方向性となっております。相談・くらしの部会からは以上になります。 ■会長 大変わかりやすく、ご丁寧なご説明をありがとうございました。ただ今の内容につきまして何かご質問、ご意見のある方がいらっしゃいましたらお手をお挙げください。 (発言者なし) ■会長 よろしいですか。非常に前向きに進められているなと思いますので、引き続きましてその方向で進めていただきますようよろしくお願いいたします。 (3)地域移行部会からの報告 ■会長 それでは続きまして地域移行部会、委員よりご報告をお願いいたします。 ■委員  地域移行部会の報告をさせていただきます。資料4をご参照ください。前回の報告と多少重複するところがあるかと思いますが、報告をさせていただきます。検討のテーマとしましては、「府中市に暮らす人の住み慣れたまち(府中市)で安心して暮らすことが出来る地域社会」を目指すというテーマで今年度話し合いを行ってまいりました。地域移行部会で今年度取り組んだものを大きく分けると2つ。1つがアンケートです。施設入所をされている方のアンケート調査、精神科病院に入院されている方に対するアンケート調査ということで、年度の前半はアンケートについての検討を多くさせていただいたところです。前回の報告までにアンケートのところまではお伝えをさせていただいたかと思います。詳細につきましては、参考資料3「地域移行に関する施設入所からのアンケート結果」となっております。精神科病院からのアンケートに関しましては、市の方が精神科病院に郵送して個別に対応しているというところで、まとまった形の報告とはまだなっていませんが、いくつかアプローチしているという話は聞いているところです。このアンケート調査が今年度の前半でしたが、後半が地域移行支援を行っている関係機関を含めての座談会というものを実施しております。その部分に関しましては資料の裏面2ページ、中段の下の部分、「座談会について」というところになります。座談会を行う前に座談会をどういう形で実施するのが良いかというところを10月20日の会で1回行いまして、ここで座談会の実施についての詳細を詰めております。実際の座談会に関しましては12月26日に行っております。こちらの方は地域支援に関わる制度上の課題、地域に送り出す病院、施設側の意識やスキルの課題、受け入れる地域の資源や体制の課題などをご参加いただいたそれぞれの立場の方から、実態に即した意見を聞くことが出来たと感じています。実際にお招きした関係者というのが、地域移行支援を行う相談支援事業所、あとは送り出す側の精神科病院のソーシャルワーカーの方、 地域で受け入れる役割を持っているグループホームの方、後は送り出す側の施設の職員の方をお招きしてお話を聞くことが出来ました。グループ分けをしてお話しましたが、どのグループもかなり積極的に活発な意見交換があったように感じております。その中で各委員が感じたところではやはり関係機関が集まると、これだけ積極的な意見交換が出来るということで、地域移行をする事業所の連携ということがとにかく大事だというご意見と、詳細は報告書には書いていませんが、この地域移行の可能性として感じられた発言の中に、これは相談支援事業所の方でしたが連携がしっかり出来ていると、実は地域の相談支援を1から始めるよりもやりやすいという意見があり、病院の方との顔が見える関係性が出来ているところでは、病院側がきちんとアセスメントが事前に行われているという状況でそれを引き継ぐので、病院からの地域移行は実はやりやすいというようなお話をされている方がいらっしゃいました。あとは入所施設の方ですが施設の職員の方から見ても、入所(する水準)の人ではないというような方が数名入所されているという現状があるというお話も聞きました。それはいろいろな背景があって入所されているのだろうとは思いますが、そういうところを考えると体制がうまく整うことによって、やはり地域移行が進められるというようなものはあるのではないかというふうに感じたところはあります。それが12月26日の座談会で、それの振り返りとして今年に入ってから2月29日に今年度最後の部会で話し合われた内容となります。他にもいろいろと委員から座談会の報告の意見はいただいておりまして、その意見を基に次年度何をするかというところの話し合いだったのですけれども、それが第6回目です。いろいろと出てきた中でこれをやりますというところまではまだ決めきれていませんが、4つ案として挙がっております。1つはアンケートで地域移行したいと答えた人について、掘り下げて検討していくのはどうだろうかというような案が1つ。もう1つが、実際に地域移行をした人の当事者の座談会が出来ないかという意見が1つ。これは実は座談会を検討する時に当事者の座談会はどうなのだろうかという意見が部会の委員の方から出ていました。今年度はとにかくただ関係者でやりましょうというところで、次年度以降検討するというような内容になっていたものですから、6年度は地域移行した当事者の座談会について実施出来ないかという案が1つ。あともう1つが、支援者側の座談会。今年度も行っているのですけれども、障害種別ごとにこれをもう1回やってみるのはどうだろうか、かなり座談会での活発的な意見交換が出来たというところも踏まえて、この流れをもう一度やってみるのはどうだろうかというような案が1つ。もう1つが施設等の見学というところで、実際に地域移行部会で移行に関しての検討は委員でしていますが、施設のアンケートの中に環境についての問題をお答えいただいていた方が一定数いらっしゃいまして、やはり検討する我々が実際の施設の状況を知らずに地域移行について話し合うよりも、実際それを見てどういう施設生活や精神科病院の入院生活というところを実際見た上で、このことについて深めていくというのはどうだろうかというようなところで、病院とか施設の見学というのは出来ないかという案が出されております。この4つの案について、令和6年度の部会ではテーマを絞って検討していきたいというふうに考えております。地域移行部会からは以上です。ありがとうございました。 ■会長  大変具体的でわかりやすいご説明をありがとうございました。ただ今、地域移行部会からの報告がありましたが、ご質問やご意見がある方はお願いいたします。特にございませんか。施設・病院から地域移行していくにあたっての課題の抽出とその対策、障害のある方が地域で長く暮らし続けていくための課題の抽出とその対策につきまして、両部会とも引き続き取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします。活発なご意見や協議をお願いしたいと思います。ありがとうございました。 3.各事業の進捗について ■会長  続きまして次第3「各事業の進捗について」です。事務局からご説明をお願いいたします。 ■事務局  障害者福祉課で前回の相談・くらし部会の方で人材確保が出ていた流れで、令和6年度予算で障害福祉の人材確保事業として予算を計上させていただいております。内容としてはPR動画の作成、市民や学生と障害福祉サービス事業所との交流会を検討しておりまして、自立支援協議会の相談・くらし部会の調査で高齢者介護分野への希望者はいるが、障害福祉分野の希望者が少ないというようなご意見もありましたので、就労先としての障害福祉分野の魅力を広くPRするとともに市民や学生と障害福祉サービス事業所との交流会では直接就労につながるような機会になればということで検討しております。障害福祉サービスの従事者の質の維持・向上のための研修についても実施を予定しております。研修内容につきましては地域課題や現場の状況等を参考にテーマを設定していきたいと考えております。研修の対象は市内の障害福祉サービス事業所の従事者というふうに、こちらでは考えております。以上です。 ■会長  ありがとうございました。ただ今の事務局からのご説明にご質問やご意見がある方はいらっしゃいますか。 ■委員  よろしいでしょうか。 ■会長  お願いいたします。 ■委員  今の話の質問ではないのですが、地域移行部会の方で精神科病院の長期入院患者に対しては市からアプローチということになっているのですが、それがまだまとまっていないということなので、それがあって初めて委員からお話があった4つの課題を考えなくてはいけないというふうに思っておりますので、この辺の見通しがどうなっているかということをお伺いしたいです。 ■会長  これは事務局からお願いいたします。 ■事務局  精神科病院の府中市民の入院先がかなり広範囲に点在しておりまして、どこの病院に何人入院しているかがわからない状況となっておりますので、現時点で調査出来ている範囲としては市内の精神科入院病棟のある病院と市に隣接する病院2か所についてはアンケートを配れている状況となっております。アンケートの返信状況がまだ1、2件ということになっておりますが、伺う内容としては市の職員が直接訪問してその方に伺ってよろしいですかというような質問を想定しておりまして、 直接の聞き取りという形になっております。アンケートの返信状況が良くなれば状況がもう少しわかりやすくなるとは思うのですが、まだ回答が足りない状況ですので、引き続きアンケートを配布していく予定となっております。今年度はもう1件 病院への説明とアンケート協力のお願いに行く予定となっております。以上です。 ■会長  ありがとうございました。よろしいですか。ご質問ありがとうございました。お願いいたします。 ■会長  先ほど事務局がおっしゃっていた令和6年度の予算が取れたという事業の名称をもう一度教えていただけますでしょうか。 ■会長  事務局からお願いいたします。 ■事務局  「障害福祉人材確保事業」という名称で予算を取っております。 ■委員  ありがとうございました。 ■会長  お願いします。 ■委員  事務局におっしゃっていただいた人材確保事業に予算が取れたということで、福祉人材の不足については、こちらの協議会でも良く話に出ているということと、実際に答申書にも挙げさせていただいたことが予算化されたということは良かったと思っております。実際にその事業をどういうふうに進めていくかというところでは、また自立支援協議会で協議をしてほしいといった話にもなってくるということもあると思いますが、府中市の中で考えて市だけで進めていくのか、あるいは協働してやっていくのか、どういう形で進めていくのかというところを教えてください。 ■会長  事務局からお願いいたします。 ■事務局  令和6年度中の事業の開催となりますので、協議会で更に検討するのではなく、市内の協働していただける企業や事業所等とも連携しながら開催出来ればと考えております。障害福祉分野の関係機関と一定程度の連携は検討しているところでございますが、やり方の詳細を協議会で詰めるという方向では今のところは考えていない状況です。以上です。 ■委員  承知いたしました。今の地域移行の話もそうですし、重度心身障害者の方が将来どうするか、地域でというところも全てにおいて福祉人材の確保というのは必要となってくることだと思いますので、期待しています。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ■会長  市民の方から膨大なアンケートの回答が寄せられ、それをもとに府中市における障害者福祉計画の中の基本目標に掲げられて、それを自立支援協議会の中で具体化していくための検討をしているという状況にあるということですが、前期の答申に 人材確保とか、質・能力の向上、専門性の向上といった課題があるということを挙げさせていただいたものが、こうして反映されて戻ってきたというところでは本当にありがたいというか、非常に意義のあることと思います。他にいかがでしょうか。お願いいたします。 ■委員  先ほどの事務局からのご説明のところで、もし決まっていれば教えていただきたいのですが、令和6年度の事業に関して、人材確保の事業を市内の事業所にもというようなお話があったと思うのですが、そちらへもどのようにこういった事業をやるというPRや、人材確保といってもいろいろな福祉の業種がありますので、種別や人数がどれくらい確保することが必要かというような数値目標的なものが計画としてありましたが教えてください。それか単純にまずはPRをして確保に向けて動き出すスタートの年ということなのか、その辺のところも教えていただければと思います。 ■会長  具体的な数値目標などがあるのかというところについて、事務局からお願いいたします。 ■事務局  具体的にどの程度人材が不足しているのかというところの数値についての把握が出来ておりませんので、どちらかというと広くPRをして少しでも多くの人材が確保出来ればというような検討となっております。業種については協議会で検討されていたのはヘルパー事業所だったのですが、ヘルパーに限らず障害福祉の分野での人材不足ということが言われておりますので、広く障害福祉に係るサービス提供事業所に該当するようなものが出来ればとは思っておりますが、詳細に関しての検討はこれからとなっておりますので、場合によっては効果的に実施するために変更というか絞る形になるかもしれませんが、現時点では広く障害福祉分野の人材というふうに検討しております。以上です。 ■会長  これからの検討・課題ということで、PRを是非してほしいというところは要望としてお願いするということでよろしいでしょうか。ではお願いいたします。その他にございますか。 4.その他 ■会長  無いようですので、次第4「その他」についてです。事務局から連絡事項が3点 あるということですので、お願いいたします。 ■事務局  本日机上に配布させていただきました府中市子ども発達支援センターはばたきの施設見学会の開催についてです。当協議会の方で子ども発達支援センターの概要についてご説明させていただいたところでございますが、4月1日から開設にあたりまして直前の連絡で大変申し訳ございませんが、現在3月26日午後、3月27日午後、3月28日午前に施設見学会として、職員が施設内でご案内出来る準備をしておりますので、所属団体等も含めて見学を希望する方がいらっしゃいましたら、こちらの二次元コードか、URLの方からお申し込みいただければと思います。またこれ以外の日程についても対応出来る場合がございますので、予定が合わない場合につきましては2面の障害者福祉課の電話番号の方までご連絡いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。4月1日以降につきましては4月4日から通園事業が始まってまいりますので、見学日時についてはご調整をさせていただくこととなりますので、ご承知おきいただければと思います。よろしくお願いいたします。私からは以上です。 ■会長  ありがとうございました。 ■事務局  残り3点、ご連絡させていただきます。1点目は次年度の専門部会についてです。各部会から報告の通り、2部会とも継続したいと存じます。今年度と同様で6回の専門部会の開催を予定しておりますので、ご承知おきください。2点目は次年度の全体会の予定です。全体会は3回を予定しております。次年度で任期満了となりますので、3月には2年間の協議の内容をまとめて、市長へ答申を提出いたします。令和6年度第1回の全体会の開催につきましては、5月から6月中旬を予定しております。時期がまいりましたらご通知申しあげます。3点目は今回の議事録についてです。作成し、用意が出来次第、委員の皆様にはご連絡させていただきますので、ご確認の方をよろしくお願いいたします。事務局からは以上となります。 ■会長  ありがとうございました。最初の府中市子ども発達支援センターはばたきの施設 見学会のことなのですが、一昨日市長と教育長が主催の開所式が行われて、私もこの協議会を代表して出席をさせていただきました。内覧会もございまして本当に素晴らしい施設だと思いましたので、子供達の食事を提供する厨房も中にありまして、栄養士が配置されるということで食事の形態やアレルギー対応もその場で十分に出来る、それから3階建てなのですが3階に今まで教育相談センターで行われていた就学相談や教育相談の機能が付属するということになっておりまして1、2階が福祉ゾーンということで子供達の相談、個別指導が出来る部屋と集団指導が出来るエリアがありまして、非常にこれからの福祉教育一体となって、切れ目のない支援というものの実現を見通せるような施設としては非常に素晴らしいものが出来ておりましたので、ご興味のある方は行ってみてはどうかと思います。簡単ではございますが、報告させていただきます。令和6年度の第1回は5月から6月上旬開催の予定ということですので、出来る範囲で結構でございますが、スケジュールの調整と参加へのご協力をお願いいたします。全体を通してこの場で言い忘れや聞き忘れたということはございますか。特に無いようでございましたら令和5年度第3回府中市障害者等自立支援協議会会議を終了とさせていただきます。皆様、大変お疲れ様でした。ご協力ありがとうございました。感謝いたします。