平成30年度 容器包装プラスチックの品質検査
最終更新日:2019年2月6日
収集された容器包装プラスチックはリサイクルプラザで選別作業をした後、リサイクル工場へ引き渡しています。引き渡したものについては、容器や包装するプラスチックを製造・使用している事業者が、費用を負担してリサイクルしています。そのため、引き渡したものが基準に適合しているかについて、年に一度品質検査を受けています。
今年度は11月に品質検査が実施され、容器包装比率についてはA評価でしたが、破袋度は二重袋などがあったためB評価、禁忌品については容器包装プラスチックではないコンパスが混入していたためD評価となりました。
検査項目
A・B・Dの三段階で評価されA・B・Dの順に評価が悪くなります。
検査項目 | 評価 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
容器包装比率 | 容器包装プラスチックに該当していないものが、どの程度混入しているか |
A | 容器包装比率94.31% | 90%以上でA評価 |
破袋度 | 袋が破かれて中身がしっかり確認できる状態か | B | 0.22個/kg | 1キログラム当たり0.2個未満がA評価 |
禁忌品の有無 | 医療系廃棄物・危険品(ガスライター・ガスボンベ・スプレー缶・乾電池・刃物・カミソリなど) |
D | コンパス一個混入 | 一つでも禁忌品が入っていればD評価 |
禁忌品のコンパスが混入
リサイクルにかかる費用の多くは、容器や包装するプラスチックを製造・使用している事業者が負担していますが、汚れが付着したものや容器包装プラスチック以外のものが発見されると、再検査の対象となり、再検査において基準に適合しない場合、その費用の全額を府中市が負担しなければなりませんので、今後も正しい分別にご協力お願いします。
容器包装プラスチックの袋から見つかったもの
容器包装以外のプラスチック
汚れの付着した容器包装プラスチック
汚れた容器包装プラスチックや、ハンガーなどの容器包装以外のプラスチック製品が混入していると容器包装比率を下げる要因となりますので、正しい分別をお願いします。
汚れが付着した容器包装プラスチックについては、平成29年3月より、水で洗っても汚れが落ちない、または中身を洗い流すことが難しいものは、燃やすごみ(緑の袋)として排出していただくように変更になりました。なお、汚れを落とすことができる容器包装プラスチックは、これまでと同様に容器包装プラスチック(ピンクの袋)として排出してください。
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このページは生活環境部 資源循環推進課が担当しています。