令和4年度家庭ごみ(一部事業所ごみ)組成分析について
最終更新日:2022年9月15日
令和4年度家庭ごみ(一部事業所ごみ)組成分析について
府中市では、家庭(一部事業所含む)から排出されたごみの組成(内容)を分析し、データを収集することによって、ごみの排出状況を把握し、資源循環施策を展開するための課題を抽出しています。組成分析の結果の概要を以下のとおり報告します。
(端数処理の関係で、合計が100%にならない場合があります。)
燃やすごみ
燃やすごみについては、適合物(燃やすごみに分別するべきもの)の割合は、77.3%、不適合物(燃やすごみに分別するべきではないもの)の割合は22.6%です。
適合物の内訳は、厨芥ごみ35.4%、次いでその他可燃物34.3%です。
不適合物の内訳は、資源物21.0%、次いで不燃ごみ1.6%です。
燃やすごみに21%の割合で、雑がみ、容器包装プラスチック、古布などの資源化できるごみが出されています。
ノート、包装紙、紙袋、封筒、牛乳パック、菓子箱、ティッシュの箱、フィルム類(軟質)、洋服など資源化できるごみについては、廃棄するのではなく、リサイクルに回してくださいますよう分別のご協力をお願いいたします。
【雑がみ・古布・容器包装プラスチックの例】
燃やさないごみ
燃やさないごみについては、適合物(燃やさないごみに分別するべきもの)の割合は82.9%、不適合物(燃やさないごみに分別するべきではないもの)の割合は17.0%です。
適合物の内訳は、その他不燃物48.8%、次いでゴム・皮革14.2%です。
不適合物の内訳は、可燃ごみ9.7%、次いで資源物7.2%です。
燃やさないごみに約7%の割合で、容器包装プラスチックなどの資源化できるごみが出されています。
容器包装プラスチックごみ
容器包装プラスチックごみについては、適合物(容器包装プラごみに分別するべきもの)の割合は87.7%、不適合物(容器包装プラごみに分別するべきではないもの)の割合は12.4%です。
適合物の割合が90%を下回っています。また、事業系ごみにおいて、製品プラスチック(容器包装プラスチック以外のプラスチック類)の割合が20.3%と高くなっています。分別の徹底をお願いします。
適合物の内訳は、フィルム類(軟質)39.2%、次いでその他容器包装プラ33.0%です。
不適合物の内訳は、不燃ごみ6.1%、次いで可燃ごみ4.6%、その他資源物1.6%です。
注記:下記のプラスチック製品は、容器包装プラスチックではありません。
食品ロスの組成分析も開始
令和4年度から食品ロスの排出状況の組成分析をスタートしました。食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられている食品のことです。
燃やすごみの中の厨芥ごみを「直接廃棄」「食べ残し」「調理くず」の3区分に分け、「直接廃棄」については、賞味期限、消費期限や残存割合などで区分し、より詳細に組成を分析しています。
燃やすごみの約35%は生ごみ(厨芥ごみ)であり、生ごみの約42%がまだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」でした。「直接廃棄」の「100%手つかず」が約22%もありました。府中市ではフードドライブ事業(注記:)を実施しています。できる限り「食品ロス」を減らし、ごみを減量しましょう。
注記:フードバンク事業とは、食品ロスの削減を目的として家庭で余っている食品をフードバンク団体を通じて必要としている方に寄付する取り組みです。
【直接廃棄・100%手つかずの例】
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このページは生活環境部 資源循環推進課が担当しています。