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2018年6月11日 市長コラム73 「社会を明るくする」

最終更新日:2018年6月11日

社会を明るくする

郷土の森博物館では約1万株のアジサイが優雅に咲き誇り、しっとりとした潤いを感じさせてくれます。そして、季節は梅雨から夏へと移ります。間もなく迎える7月は法務省が主唱する社会を明るくする運動の強調月間です。犯罪や非行を防止するとともに、罪を犯した人の更生について理解を深め、地域の全ての人がそれぞれの立場で少しずつこれに関わることを全国的に呼び掛けるものです。

全国の犯罪発生状況ですが、刑法犯認知件数が平成29年に戦後最少となるなど、減少傾向が続いています。しかし、約3割の再犯者が全体の約6割の犯罪を起こしていますし、刑務所などを満期釈放された人の約5割が5年以内に再入所しているのが実態で、再犯防止が地方自治体にとっても大きな課題です。住居と職業、居場所と出番を確保し、孤立させないことが大事だと言われています。

本市でも毎年この強調月間には、保護司会や更生保護女性会(こうせいほごじょせいかい)などの関係の皆様にご協力いただいて、各種運動を実施しています。その中で特に頼もしく感じるのは、中学生も参加する街頭広報活動です。けやき並木通りなどの府中駅周辺で一生懸命PRする様子に温かい声が掛かることもあります。中学生たちの真剣なまなざしと笑顔、多くの人々との協働が正に社会を明るくするのです。

画像 府中市長 高野律雄のサイン

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