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コレクション展

画像 常設展示室

府中市美術館のコレクション展

 府中市美術館は2000年10月、「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに開館し、江戸時代から現代までの美術作品の収集や展示を行ってきました。「府中市及び多摩地域にゆかりのある優れた作家の作品」、「国内外の主に近代以降の優れた美術作品」、「将来性ある若手作家の作品」等の収集方針に沿って集められた作品は、これまでに2700点を超えています。近代洋画を主軸として、版画や写真、立体作品や映像といった幅広い造形表現へと広がるコレクションです。
 当館ではこれまで「常設展」としてこれらのコレクションのご紹介を行ってきましたが、2024年3月より「コレクション展」として、ますますの充実を図っていきます。時代や地域の異なる作品をゆるやかに結びつけたり、そのときどきの企画展と関連する小特集を行ったりと、会期ごとに様々な趣向を凝らしていきます。また、開館前にご遺族から寄贈を頂いた、牛島憲之作品も紹介します。いろいろな切り口から、多彩な魅力に満ちた府中市美術館コレクションをお楽しみください。

2024年5月18日(土曜日)から7月7日(日曜日)まで

たまマップ

府中市美術館は、東京都中西部の多摩地域のなかに位置しています。今回のコレクション展「たまマップ」は、この多摩地域の自然、歴史や地理的特徴と、美術の関わりを紹介する特集展示です。前半では、画家たちが描いた多摩の風景を、「街道と鉄道」「河川と湧水」というキーワードに注目して取りあげます。また後半は少し趣向を変えて、府中市東部の広大な墓園、多磨霊園に眠る美術家たちを紹介します。また始めと終わりに、現在活躍中の写真家・鷹野隆大、画家・藪野健、二人が府中市をテーマにした作品をご覧いただきます。出会った作品をそれぞれの心のなかの「たま」にマッピングするように、楽しんでいただければ幸いです。

画家たちが目指した美術

明治時代、人々が海外へ行くことが許されるようになると、多くの画家が本場の西洋美術を求めて、欧州へ渡りました。
鹿子木(かのこぎ)孟郎(たけしろう)(1874-1941)は、ジャン=ポール・ローランスから古典的で重厚な絵画を学び、帰国後は美術教育につとめて多くの美術家たちを輩出しました。また同じくパリへ留学した黒田清輝(くろだせいき)(1866-1924)は、当時の西洋美術における最新動向であった印象派などを吸収して、明るく軽やかな絵画を日本にもたらしました。
その他にも、川村清雄(かわむらきよお)(1852-1934)や都鳥英喜(ととりえいき)(1873-1943)など、多くの画家が、美術を学ぶために海外を目指しました。
画家たちの目指す「理想の美術」は、それぞれの画家ごとに違う形をしています。一方で、より良い美術を日本にもたらさんとした情熱は、同じだったことでしょう。画家たちの作品を、素描や習作も交えながらご覧ください。

展示室で遊ぼう! すきかって連想ゲーム

作品を見ながら連想ゲームをしてみましょう。ルールは簡単!
(1)作品を選ぶ。(フィーリングでよい)
(2)選んだ作品の印象を考える。(できるだけ細かく、具体的に!)
(3)↑から連想して、自分自身の記憶や経験を思い出す。
(4)もう一度作品を見てみる。
展示室では、わたしたちの記憶のスイッチとなるような作品をご紹介しています。
作品の印象を考えて、そこからどんどん連想していって、好き勝手に作品世界の想像を膨らましてあげましょう。自分だけの作品の楽しみが見つかったら、ゲームクリアです。

気軽に楽しく、作品鑑賞で遊んでみてください。

出品リスト

開催概要

会期

2024年5月18日(土曜日)から7月7日(日曜日)まで

休館日

月曜日

開館時間

午前10時から午後5時(入場は午後4時30分まで)

コレクション展(常設展)観覧料

一般200円(150円)、高校・大学生100円(80円)、小・中学生50円(30円)
注記:コレクション展のみ観覧の場合の料金です。企画展の観覧券をお持ちの方はコレクション展もご覧いただけます。
注記:( )内は20名以上の団体料金。
注記:未就学児は無料。
注記:障害者手帳等(ミライロID可)をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。
注記:府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
注記:府中市在住の70歳以上の方は無料。
注記:その他各種割引・優待については こちらをご覧ください。

令和6年度の予定

令和5年度第5期 3月9日(土曜日)から5月6日(月曜日・振替休日)まで

「色彩のイマージュ」ほか

令和6年度第1期 5月18日(土曜日)から7月7日(日曜日)まで

「たまマップ」ほか

令和6年度第2期 7月20日(土曜日)から9月6日(金曜日)まで

「#好きを探してミュージアム」ほか

令和6年度第3期 9月21日(土曜日)から12月1日(日曜日)まで

「名品選 近代洋画を中心に」ほか

令和6年度第4期 12月14日(土曜日)から2025年2月24日(月曜日・振替休日)まで

「版画で旅する」ほか

令和6年度第5期 3月15日(土曜日)から5月11日(日曜日)まで

「たのしい、楽しい!『ファムこれくしょん』」ほか

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