■洗練のまち
寒い冬を乗り越えて待ちに待った桜(さくら)の季節は、例年より早く過ぎました。ソメイヨシノの花言葉は、精神美、純潔、高貴、優れた美人などだそうですが、この花の美しさに特別な魅力を感じる方は(かたは)多く、他の時期と違う空気を持っていると思います。また、入学や就職などで新しい環境に変わった方(かた)も多いことでしょう。府中市役所も同様で、組織改正や人事異動による心地良い緊張感が漂っています。まさに、春の風物詩です。
さて、本年度は平成15年度に策定した環境基本計画で「ごみ減量50パーセントの達成」を目標に掲げた最終年度です。平成22年2月に市民皆様のご協力をいただいて実施した大きな取組(家庭ごみの有料化・戸別収集(こべつしゅうしゅう)の実施・ダストボックスの撤去)の成果もあって40パーセント近くまでは削減できていますが、それ以降の3年間はほぼ横ばい。まさに今が正念場で、一層の努力が必要です。
私たち人類は、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会をつくって物質的豊かさを享受してきましたが、そのために環境破壊や天然資源の枯渇、地球温暖化を引き起こしてしまいました。資源循環型社会の構築は待ったなしです。洗練のまちにふさわしく削減目標を達成し、リサイクル日本一を誇れるよう、皆様のさらなるご協力とご指導をお願いいたします。
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政策経営部 秘書広報課