■あの日を忘れない
府中市出身で世界一を極めた女子サッカー選手の澤(さわ) 穂希(ほまれ)さんが、1月、郷土の森総合体育館で東日本大震災復興支援イベントを開催しました。ラモス瑠偉(るい)さんら男子サッカー元日本代表選手チーム、ナオト・インティライミさんらサッカー好きの芸能人に市内に拠点を置く府中アスレティックFCの選手を加えた混合チーム、そして澤さん率いるドイツワールドカップなでしこジャパン選手のチームという豪華な顔ぶれが集い、フットサルのチャリティマッチを行ったのです。会場は超満員。熱気あふれる素晴らしい内容でした。当日の収入は陸前高田市に整備中のサッカーグラウンドとクラブハウスの費用に充て、夢と希望を贈るとのことです。
あの大震災から3年がたちました。喉元過ぎれば熱さを忘れるということわざがありますが、決してそうあってはいけません。いまだに身内が行方不明の方や、仮設住宅での生活を余儀なくされている方がたくさんいます。また、いつ私達のまちに災害が起こるかわかりません。一緒に頑張ることと、いざというときの準備は必要です。
本市では、引き続き宮城県多賀城市と岩沼市への職員派遣を行います。また、先月、地域防災計画の震災編を大幅に修正しました。今後は、新たな防災ハンドブックの全戸配布や自主防災活動の支援などを行っていきます。
■お問合せ
政策経営部 秘書広報課