2014年4月11日 市長コラム25 「北国の春」

■北国の春


記録的な大雪が記憶に新しいですが、季節は確実に巡り、すでに市民桜まつりを無事に終えることができました。全国各地の桜の名所はこれからも多くの人でにぎわうことでしょう。桜の花は人々の心を幸せにしてくれます。桜前線とともに全国各地を訪ねるツアーも多いと聞きます。時間と懐に余裕があったらこれ以上の旅はありません。列島を移動すれば1か月半は満開の桜を楽しめますからね。

千 昌夫さんの「北国の春」という歌はとても有名ですが、私はこれを聞く度に東北の春を思い描いていました。しかし、実はそうではないことを府中市長野県人会(ふちゅうしながのけんじんかい)の方(かた)から教えられたのです。歌詞を作った「いではく」さんが長野県南牧村(みなみまきむら)の出身であることから、後(のち)に信州の情景を描いたと語っているそうです。

本市が昭和54年に姉妹都市盟約を結んで以来、大変親しくお付き合いをさせていただいている長野県佐久穂町は同じ地域です。町内の北八ヶ岳の東のふもとには50万本のシラカバが植生(しょくせい)し、その美しさは日本一と評されます。また、清流の美しい古谷渓谷(こやけいこく)もあり、今(いま)まさに歌詞通りの春でしょう。

その情景と人々の温かさを思うと、すぐにでも飛んでいきたい気持ちになります。府中から車で3時間弱。中央本線と小海線で行くのも良いでしょう。府中市民保養所「やちほ」もありますよ。

画像 府中市長 高野律雄のサイン
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