2017年2月11日 市長コラム57 「平和の火」

■平和の火


核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を目指す「平和首長会議」。広島市長が会長、長崎市長が副会長を務めるこの会議には、世界162の国と地域、7205の都市が加盟しています。その日本国内加盟都市の総会が昨年の11月7日・8日、千葉県佐倉市で開催されたので出席しました。

初日は、コンサートや講演、中学生使節団の活動報告、小学生の合唱などで多くの佐倉市民も参加。2日目は、取組事例報告と総会でしたが、ここで報告のあった国立市の前市長、故(こ) 佐藤一夫さんが「平和と人権は同義であり、日常行為である」と語った言葉に私は強い衝撃を受けました。病を患っていることは存じていましたが、だいぶ痩せて車椅子での登場。しかし、声には力があり、総会出席者全てが聞き入る感動的な事例報告が行われました。残念ながら、翌週、佐藤さんは天国に召されます。でも、あの声が今でも耳から離れません。

昨年8月のこのコラムに「平和の火」について記しました。それが3月4日(土曜日)に府中の森芸術劇場に来ます。過日、福岡県八女市長から平和の火使用許可証が届いたのです。伝えれば伝わる。微力だけど無力じゃない。これも平和首長会議で書き残したメモですが、府中市平和都市宣言30周年は「平和の火」がともるコンサートで締めくくります。

画像 府中市長 高野律雄のサイン
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