2面 一般質問 (2〜5面 上段まで)  市議会定例会では、提出された議案を審議するほかに、一般質問として、各議員が市政全般に対して質問することができます。今回は21人39件の一般質問がありました。(他 はその他の質問) ※( )内は、会派名を略して掲載しました。 市政…府中市議会市政会 市フォ…府中市議会市民フォーラム 公明…公明府中 共産…日本共産党府中市議団 ネット…生活者ネットワーク 自由…自由クラブ 都民…府中市議会都民ファーストの会 市民…市民の風 ※一般質問のタイトルには質問方式(一括質問または一問一答)を記載しております。 一問一答 読売巨人軍との協働協定により イースタン・リーグの試合を 誘致する考えはあるのか 実現の可能性等を含め 検討していく 秋山としゆき議員(市政) れいわ4年5月、市は全日本女子野球連盟から、都内初となる女子野球タウン認定を受けた。 また、6月には、読売巨人軍とスポーツ振興に関する協働協定を締結した。これらにより、今後、市内野球の活性化や女子アスリートの活躍が図られ、スポーツタウン府中の発展につながることが期待される。 そこで、この協働協定の締結で連携が強化されたことにより、イースタン・リーグの試合を誘致する考えはあるのか聞きたい。   文化スポーツ部長 スポーツに興味を持ってもらうことにつながる取組であり、実現の可能性等を含めて球団担当者と検討していく。 議員 読売ジャイアンツ女子チームのセレクション2次審査が、4年8月と10月に開催予定と聞くが、その詳細は。 文化スポーツ部長 8月実施分は、市民球場で開催される。その際、市内の女子選手や市民が見学可能か、チームと調整を図っている。 一問一答 都立農業高校の敷地に 市民球場などが移転する場合の 用途地域変更等の必要性は 土地利用方針図の内容変更を経て 地区計画を定めた上で建築制限の 緩和を行う必要がある 比留間利蔵議員(市政) 府中駅北側の施設の再編を見据え、市民球場の敷地のうち借地部分の面積、借地料及び借用開始期間について聞きたい。また、市民球場の課題は。 総務管理部長 面積は8955・33平方メートル、借地料は月額約550万円である。 文化スポーツ部長 昭和17年から土地を借りている。課題としては、施設の老朽化対策のほか、外野フェンスまでの距離が短いとの意見がある。 議員 市民球場は老朽化以外に大きな課題がないこと、敷地内に借地があることが分かった。提案として、都立農業高校を基地跡地に移転し、同校の敷地に市民球場などのスポーツ施設を集約できれば、府中駅周辺の環境は大きく変わると思うが、スポーツ施設移転の際の、用途地域変更等の必要性について聞きたい。 都市整備部長 当該敷地に対する土地利用方針図の内容変更を経て、地区計画を定めた上で用途地域の変更など建築制限の緩和を行う必要がある。 一括質問 西府駅南口のまちづくり 西府文化センターに 今後求められる役割は 自然災害時の避難所や 地域の見守り活動等の 拠点としての役割が期待される 松村祐樹議員(市政) 西府駅開業を機に、駅南口は活気あふれる地域に変化したが、一方で区域内に集積する公共施設の老朽化などの課題があり、将来を見据えて、一体的なまちづくりを行っていくことが重要となる。 そこで、この区域内にあり改築が予定されている第五小学校が、地域から期待される役割は。 教育部長 児童が安全・安心に学校生活を送る施設にするとともに、地域コミュニティの拠点となる学校づくりを進める。現在、土砂災害警戒区域内にある校舎と体育館は区域外に配置し、新たに風水害時の避難所としても活用する。 議員 市民ニーズが多様化する中で、西府文化センターをはじめとした文化センターに求められる役割も変化していくと思うが、市の考えは。 市民協働推進部長 地域コミュニティが機能している状況下で、自然災害時の避難所や地域の見守り及び支え合い活動等の拠点としての役割が期待される。 一問一答 近隣校で共有する屋内プールの設置 コストを効率化できると思うが 建設コスト上昇に関する市の認識は 複合的な要因から建築資材は 高騰していると考える 増山あすか議員(市政) 近年の建設コストの上昇及び、猛暑・豪雨により屋外プールが最大限活用できていない状況から、学校施設の改築事業を進める上で、学校プールの在り方を再度検討していく必要があると考える。 そこで、様々な状況の変化の中で、当該事業を持続可能な取組とするための、市の考えは。 教育長 れいわ6年度に予定されている学校施設改築・長寿命化改修計画の改定において、変化に対応した持続可能な学校施設の在り方を検討する。 議員 近隣校で共有する屋内プールを設置すれば、熱中症等を心配せず通年で使用でき、建設数も絞れてコストの効率化につながると思うが、学校プールの建設コスト上昇に関する市の認識は。 教育部長 複合的な要因から建築資材は高騰していると考える。例えば鉄骨材は、この1年間で約4割上昇している。 他 公共施設における水道管と水質管理の現状について 一問一答 生活に欠かせない 地域交通の確保に向けた 市の考えは 持続可能な公共交通網の 形成に向けた 方策の実現に取り組む 佐藤新悟議員(市政) 生活に欠かせない地域交通の確保に向けた、市の考えは。 市長 市内には多数の鉄道駅及びバス路線があるほか、ちゅうバスなどもあり、利便性の高い公共交通網が形成されているが、その維持・充実のためには、長期的な視点で課題に対応する必要がある。 このことから現在、市地域公共交通計画の策定を進めており、まちづくりと地域公共交通の一体的な検討やデジタル活用による利便性向上など、持続可能な公共交通網の形成に向けた方策の実現に取り組む。 議員 時間・場所を予約して利用するデマンド交通など、今後活用が可能な交通手段と、ちゅうバスとの関係について、市の見解は。 都市整備部長 デマンド交通等との役割分担により、日常生活圏域を中心とした移動ニーズに一部対応できていない点などの、ちゅうバスが持つ課題の解決を図る必要がある。 他 多摩川緊急治水対策プロジェクトについて 一括質問 ジュニアスポーツの参加人口が 大幅に減少しているが 市の対応は 参加人口の裾野を広げる 取組を検討していく 手塚としひさ議員(市フォ) ジュニアスポーツについては参加人口が減少傾向にあり、今後の活動を危惧する団体・チームが増えている。そこで、種目別の参加人数及び合計人数の推移、参加人口の減少に対する市の取組を聞きたい。 文化スポーツ部長 平成29年度と令和3年度で見た、種目別人数の推移は、野球が1075人から794人、サッカーが1212人から1104人、各種目の合計では、3505人から2814人に減少している。参加人口減少に対する取組は、各ジュニアスポーツ団体の状況を見て、関係団体と連携を図りながら、その対策を検討していく。 議員 合計人数が約2割も減少しているが、市の対応は。 文化スポーツ部長 ジュニアスポーツへの継続支援に努めるとともに、スポーツの楽しさを実感できる催しを開催するなど、参加人口の裾野を広げる取組を検討していく。 他 健康寿命延伸について●四谷保育所廃止について