2面 ※( )内は、会派名を略して掲載しました。  市政…府中市議会市政会 市フォ…府中市議会市民フォーラム 公明…公明府中 共産…日本共産党府中市議団  ネット…生活者ネットワーク 自由…自由クラブ 都民…府中市議会都民ファーストの会 市民…市民の風 ※一般質問のタイトルには質問方式(一括質問または一問一答)を記載しております。 一般質問(2〜5面 上段まで) 市議会定例会では、提出された議案を審議するほかに、一般質問として、各議員が市政全般に対して質問することができます。 今回は21人42件の一般質問がありました。(●はその他の質問) 一括質問 ゼロカーボンシティ 実現に向けた考え方は あらゆる地域の主体と連携・協働し 多摩地域を先導する脱炭素化の まちづくりを推進していきたい 清水勝議員(市フォ) れいわ3年12月、市は府中市における2050年二酸化炭素排出実質ゼロに向けた協働に関する地域協定を市内企業・大学と締結している。  そこで、ゼロカーボンシテ ィの実現に向けた、市の考え方について聞きたい。 市長 同協定の締結により、 協定を締結した各事業者の強みを生かした、本市独自の取組を推進していく。  また、多くの企業が所在する本市の特徴を踏まえた上で、再生可能エネルギーの導入可能性を整理しつつ、協定締結事業者を含めたあらゆる地域の主体との連携・協働により、多摩地域を先導する脱炭素化のまちづくりを推進していきたい。 議員 ゼロカーボンシテ ィ実現に向けた今後のスケジュールを聞きたい。 生活環境部長 再生可能エネルギーの導入可能性調査の結果を基に、本市における温室効果ガスの将来推計を踏まえて、4年度中に脱炭素化に向けたシナリオを作成する。 一括質問 再生可能エネルギー 先進的な取組を導入する可能性について 市 の 考 え は 地域特性に合った 効果的な取組を 検討していく 松村祐樹議員(市政) 地球温暖化の進行が環境の変化をもたらす一方で、脱炭素社会の実現に対する機運の高まりも感じる。そこで、脱炭素化に向けた今後の市の取組は。 生活環境部長 現在実施している再生可能エネルギーの導入可能性調査の結果を基に、 本市における温室効果ガスの将来推計を踏まえ、府中市における2050年二酸化炭素排出実質ゼロに向けた協働に関する地域協定の締結事業者を中心とする脱炭素化に向けたシナリオを作成し、その実施に当たっては各事業者が持つ最新の技術などの展開や、 市民、事業者等との協働による取組手法を検討していく。 議員 他自治体の先進的な取組を導入する可能性について、市の考えは。 生活環境部長 先進的な取組を実践する自治体では、地域資源を生かした創エネ事業や新電力会社の設立などの取組が推進されている。本市としても、地域特性に合った効果的な取組を検討していく。 一括質問 公共交通の空白地帯を 解消するための取組 市の考えは 住宅地などの地区内交通を支える 適切な手段について 検討を進める予定である 結城亮議員(市民) ちゅうバスは幅広く市民に利用されており、貴重な地域交通として更なるニーズへの役割を果たすことが求められている。  そこで、高齢者の利用促進のために都シルバーパスの適用を検討できないか。 都市整備部長 ちゅうバスは一般の路線バスと運賃体系が異なっていることから、都の規則による適用対象になじまないと捉えており、検討する考えはない。 議員 他自治体では小型EVバスの導入等により公共交通の空白地帯の解消に取り組んでいると聞くが、市の考えは。 都市整備部長 バスネットワ ークの効率化を図る中で、住宅地などの地区内交通を支える適切な手段について検討を進める予定である。 ●夏休み中における学童クラブでの昼食提供について求める●「飼い主のいない猫」に対する行政施策の充実と市民との協力体制の在り方について求める●不登校児童に対するオンライン授業の活用などを求める 一問一答 改善したセルフネグレクトの再発防止 市で取り組んでいる支援は 必要な支援機関等につなげつつ 本人に寄り添った対応に努めている 稲津憲護議員(市フォ) セルフネグレクトについての、市の認識を聞きたい。 市長 セルフネグレクトは、 直接的な人間関係が希薄化する中で、当事者が周囲の関与を拒否するなど、様々な要因によって社会から孤立し、生活全般の行為や心身の健康維持ができない状態のことと認識している。背景に認知症等の複合的な問題がある方も多く、関係機関の発見時には深刻な状況となっている場合もあり、見守り活動などによる早期発見が重要と捉えている。 議員 改善したセルフネグレクトを再発させないために、 市で取り組んでいる支援は。 福祉保健部長 地域福祉コーディネーターが対応する際には、当事者の抱える課題を必要な支援機関等につなげつつ、本人に寄り添った対応に努めている。また、複合的な課題を抱える当事者については、 関係機関等との情報共有を深めることなどにより、効果的な支援につなげていく。 一括質問 府中基地跡地の利用計画 市内団体等からはどのような 要望・意見があったか スタジアム整備や 庭球場の設置についての 要望があった 手塚としひさ議員(市フォ) 府中基地跡地の利用計画について、これまでに市民や市内団体等からはどのような要望 ・意見があったか。 まちづくり拠点整備推進本部長 市民からは利用計画策定時に、集客施設等の設置をはじめ多くの意見があった。市内団体等からは、米軍通信施設の返還に伴う計画の見直しに関連し、ラグビーのまち府中を象徴するスタジアム整備や、8面から12面程度の庭球場の設置について要望があ った。 議員 スポーツをする人は平均寿命が長く、最も長いのは庭球との新聞記事が掲載されたことがある。寿命延伸のため、8面以上の庭球場設置を望む声があるが、市の考えは。 文化スポーツ部長 庭球場を含めたスポーツ施設の整備は、利用状況等を考慮しつつ、施設機能再配置等の最適化を図るため、文化・スポーツ施設 配置等適正化計画(仮称)の 策定に向け検討を進めていく。 ●住みよいまちづくり推進について●中河原駅利便性向上について 一括質問 電動キックボードの 危険性に関する市の認識は 交通ルールの遵守などについて 課題があると認識している 佐藤新悟議員(市政) 現在、電動キックボードには、シェアリングサービス事業者による実証実験として運行されているものと、個人所有のものがあり、法の規制も異なると聞く。  そのような中、本市における電動キックボードの運行状況について聞きたい。 生活環境部長 事業者の計画には活動場所として本市も含まれているが、現在まで具体的な計画は伺っていない。個人所有のものについては、市内で散見されるとの声がある。 議員 今後、改正道路交通法の施行により、実証実験と同様にヘルメット着用義務等が緩和された電動キックボードを含め、市内でも様々な場面で目にすることになると思う。  そこで、電動キックボードの危険性に関する市の認識は。 生活環境部長 ながら運転などの危険な運転の実態が報道されていることから、交通ル ールの遵守などについて、課題があると認識している。 ●府中市立第八小学校の改築について