7面 一問一答 マイクロチップ装着・去勢等の費用助成 クラウドファンディングを 活用してはどうか 財源確保の面で利点が認められるため 飼い主のいない猫の去勢等について 先進事例を参考に調査・研究を行う 竹内祐子議員(共産) 改正動物愛護管理法では、飼育中の犬猫へのマイクロチップの装着や所有者情報の登録が飼い主の努力義務とされた。迷子の犬猫の捜索に、マイクロチップ装着は有効と思うが、市として補助支援する考えは。 生活環境部長 マイクロチップ装着は、迷子や地震の発生時に飼い主の元へ戻す効果があるほか、情報登録により無責任な遺棄等の抑止が期待できる。このため、飼育中の犬猫へのマイクロチップ装着等の支援については、先進事例を参考に調査・研究していく。 議員 マイクロチップ装着や飼い主のいない猫の去勢・不妊手術等に対する費用助成について、クラウドファンディングを活用する考えは。 生活環境部長 財源確保の面で利点が認められるため、市で実施している飼い主のいない猫の去勢等への補助事業に対する活用について、先進事例を参考に調査・研究を行う。 その他〇多磨駅周辺のまちづくりについて 一問一答 本市の特別支援教室 今後の展望は 児童・生徒一人ひとりの 実態を踏まえた 指導を行っていく 前川浩子議員(市フォ) この4年間で本市の教育現場には数多くの変化があったが、このうち、特別支援教室の現状と今後の展望は。 教育部長 れいわ4年度の拠点校増設により学校間の連携が緊密になり、一層きめ細やかな指導・支援ができる体制が整った。引き続き、全ての教職員の専門性向上に資する取組の充実を図るとともに、児童・生徒一人ひとりの実態を踏まえた指導を行っていく。 議員 全国的に大きな問題となっている不登校であるが、市の不登校対策は。 教育部長 5年度からサポートルームという名称で、校内の別室による支援体制を全校に導入し、教室に入れない児童・生徒の学習支援等、教室復帰を目指すための支援を行う。また、個々の状況に応じ、適切な場所で適切な支援を選択できる、重層的・複合的な支援を充実させていく。 その他〇コロナ感染拡大に対する府中市の考え方と対策を、改めてお聞きします 常任委員会の審査報告から 総務委員会 第1号議案 府中市附属機関の設置等に 関する条例の一部を改正す る条例  この議案は、市公共施設マネジメント推進プランに掲げるモデル事業を検討する附属機関等の設置に伴い、所要の改正を行うもの  質疑に対して、「公共施設マネジメントモデル事業検討協議会では、委員任期を1年とし、 府中駅周辺施設の効率的な更新と活用について検討する」「市移動等円滑化促進方針等推進協議会では、委員任期を3年とし、れいわ6年度までに同方針及びバリアフリー基本構想の策定を目指す」等の答弁があった。  審査の結果、本案については、 全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した。 文教委員会 第3号議案 府中市いじめ防止対策推進 条例  この議案は、いじめ防止対策推進法の趣旨を踏まえ、いじめの防止等のための対策について基本理念を定め、市、学校及び学校の教職員並びに保護者の責務を明らかにするとともに、市の施策に関する基本的事項を定めることにより、対策を総合的かつ効果的に推進するため、新たに条例を制定するもの  委員から、「本条例を実効性のあるものとし、市は絶対にいじめを許さないというスタンスを貫いてほしいため、本案に賛成する」等の意見があった。  審査の結果、本案については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した。 厚生委員会 第8号議案 府中市国民健康保険税条例の 一部を改正する条例  この議案は、国民健康保険事業の安定的かつ健全な運営及び法定外一般会計繰入金等の削減を図るため、国保税の賦課限度額の見直しなど、所要の改正を行うもの  主な改正内容として、「医療分の賦課限度額を63万円から65万円に改める」等の説明があった。  質疑に対して、「低所得者の負担増にならないよう、保険税率等を据え置くことを、最終的に判断した」等の答弁があった。  委員から、「今回は、所得割及び均等割について据え置くとのことであるため、本案に賛成する」等の意見があった。  審査の結果、本案については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した。 建設環境委員会 第10号議案 府中市民保養所条例の一部を改正する条例  この議案は、市民保養所やちほの管理運営方法について、指定管理者による管理運営方式から市の直営方式に変更することに伴うほか、所要の改正を行うもの  主な改正内容として、「れいわ6年度に当該施設の譲渡を予定しており、利用者へのサービス維持の観点などから、現指定管理者が定めた利用料金と同額の使用料に改正する」等の説明があった。  質疑に対して、「5年4月1日から当面休館となる予定であり、 できるだけ早い段階で再開できるよう取り組む」等の答弁があった。  審査の結果、本案については、 全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定した。 特別委員会の概要 基地等跡地対策特別委員会  調布基地跡地の状況について、調布飛行場に係る動きとして、都から大島空港の給油設備工事が過去2回不調となっていたため、誘導路等舗装工事と分割して発注したところ、給油設備工事は落札されたとの説明があった。  府中基地跡地留保地の状況について、 学校用地の確保見送りや留保地内幹線道路の線形変更を前提に、土地利用のゾーン区分見直しの方向性を検討した。  法務省関連施設に係る動きについて、関東医療少年院跡地の地下埋設物調査をれいわ4年度末まで実施予定であるなどの報告があり、これを了承した。 市庁舎建設特別委員会  近隣の方を対象とする新庁舎建設工事の説明会を、れいわ4年12月に2回実施し、「はなれ」竣工までのスケジュールのほか、「おもや」工事の進捗状況と今後の工事内容について説明した。  「おもや」への移転日程について、 システム・ネットワークの移行に係る作業員の確保やデータの事前移行等により作業時間の短縮が見込めることから、5年8月10日から13日までの4日間とし、14日から「おもや」での業務を開始する予定であるなどの報告があり、これを了承した。 学校施設老朽化対策特別委員会  第一期改築実施校である府中第八小学校の校舎棟がれいわ5年2月に竣工した。また、府中第一中学校の校舎棟及び体育館棟は5年3月に竣工する。  府中基地跡地留保地における学校用地の必要性の確認について、市長部局から教育委員会に依頼があり、利用開始時期が見通せないことや、財政負担の低減効果も想定ほどは見込めない可能性が高いことなどを総合的に勘案し、 同留保地における学校用地の確保については、見送ることが適切であると回答したなどの報告があり、これを了承した。 公契約関係競売入札妨害事件に係る再発防止対策特別委員会からの審査報告  れいわ4年12月21日に開催された委員会については、倫理条例に係る検討として、倫理条例施行規程案について協議した。その後、府中市議会政治倫理条例(仮称)原案に対するパブリック・コメント手続の実施により寄せられた各条文の文言などに関する56件の意見に対し、市議会としての考え方を示すため、1件ずつ議員間討議を行った。  5年1月17日に開催された委員会については、パブリック・コメント手続の実施により寄せられた意見に対する市議会の考え方について最終確認を行い、これを市議会ホームページに掲載することとした。  また、次回の委員会で、パブリック・コメントで寄せられた意見を受けて修正した倫理条例案などの最終確認を行うこととした。  2月22日に開催された委員会については、倫理条例に係る検討として、府中市議会政治倫理条例(仮称)原案に対するパブリック・コメント手続の結果を市議会ホームページに掲載したことを報告するとともに、倫理条例案について全文の最終確認を行った。  また、倫理条例施行規程案についても最終確認するとともに、条例の公布日以降、4月1日までに公布することを確認したなどの報告があり、これを了承した。