4P 一般質問 (4〜7面 中段まで)  市議会定例会では、提出された議案を審議するほかに、一般質問として、各議員が市政全般に対して質問することができます。今回は23人44件の一般質問がありました。(●はその他の質問) 一問一答 共に市制施行70周年を迎える本市と広島県府中市の交流について今後の展望は 両市が参加予定の全国国府サミットで国府所在地自治体の取組を学びつつ活気あるまちづくりにつなげていく 稲津憲護議員(市フォ) 本市と同様に市制施行70周年を迎える広島県府中市との交流について、今後の展望は。 文化スポーツ部長 れいわ5年10月には全国国府サミットが石川県で開催されるが、本市と共に広島県府中市も参加すると聞いている。国府の歴史を後世に継承し、全国の国府所在地自治体の様々な取組を学びつつ、活気あるまちづくりにつなげていく。 議員 広島県府中市も、ものづくりに強みのある自治体であると聞いており、両市の特産品のコラボ商品ができれば、互いの産業が盛り上がると考えるが、市の見解は。 生活環境部長 ものづくり産業が盛んである両市が、それぞれの強みを生かしたコラボ商品を開発できれば、多くの方に両市の産業を知ってもらうきっかけになるほか、様々な業種における交流が促進され、新たな人脈づくりや情報交換ができるなど、両市の産業を盛り上げることにつながるものと認識している。 一括質問 ふちゅチケ事業及びフーちゃんお買物券の事業を実施する予定は 実施を予定しれいわ5年第3回定例会に補正予算として計上している 渡辺しょう議員(市フォ) ふちゅチケ事業はこれまでにも何回か実施されてきたが、市民ニーズが非常に高い事業であったと考えている。そこで、今後もふちゅチケ事業を実施する予定はあるのか。 生活環境部長 市内経済は新型コロナウイルス感染症の影響に加え、原油価格や物価の高騰などを受け、厳しい状況に置かれているものと認識している。そのため、市内経済の活性化を図ることを目的に、同事業の実施を予定している。 議員 過去、ふちゅチケ事業と同時期に商店街でフーちゃんお買物券の事業を実施していたが、今後、実施の予定は。 生活環境部長 原油価格や物価の高騰の影響を受けて落ち込んだ消費を喚起し、商店街の活性化を図ることを目的に実施することを予定しており、ふちゅチケ事業とともにれいわ5年第3回定例会に補正予算として計上している。 ●障害者手帳及び母子手帳のデジタル化について●ふるさと納税について 一問一答 部活動の地域移行 スポーツ団体などからの要望は スポーツ団体や連盟から 地域移行等に協力したい旨の意見があった 秋山としゆき議員(市政) 市では、部活動の地域移行について、調査を進めていると聞く。  そのような中、れいわ5年8月、日本郵政株式会社は同社にとり全国初となるスポーツ振興に関する協働協定を本市と締結したが、これに際し、部活動の地域移行への協力などの意向はあったか。 文化スポーツ部長 部活動の地域連携・地域移行に限らず、同社が持つ人材などの資源の活用を通じて、本市のスポーツ振興等に協力したいとの意向をいただいている。 議員 部活動の地域移行に対する教育現場やスポーツ団体などからの要望は。 教育部長 教育現場からは、希望する教員が部活動に関われるような体制があるとよい等の声があり、地域で活動するスポーツ団体や連盟からは地域移行等に協力したい旨の意見があった。 ●女子野球タウン認定と読売巨人軍との連携でスポーツタウン府中のさらなる発展に向けて(その8) 一括質問 市内に団体客が宿泊できるよう 大型バスを留め置きするための 駐車場を整備することは可能か 課題が多岐にわたることから 関係部署と連携し調査・研究していく 大室はじめ議員(市政) 昨今のインバウンド需要や国内旅行需要などが市の観光に与える効果について、市の認識は。また、観光政策の課題は。 市長 本市は国内外からの潜在的な宿泊ニーズが非常に高いと捉えており、これに伴う飲食の利用なども含め、経済効果が高まると期待している。 生活環境部長 滞在時間が短く、9割以上が日帰りであることが課題である。本市の主要な観光資源や豊富な宿泊施設、交通の利便性などを国内外の観光需要に対し明確に伝え、来訪者の滞在時間を長くする方策が必要である。 議員 市内に団体客が宿泊できるよう、大型バスを留め置きするための駐車場を、市として整備することは可能か。 生活環境部長 観光インフラの一つとして整備することで、市内経済の活性化の一助となる一方、管理運営の方法など課題が多岐にわたることから、今後、関係部署と連携し、調査・研究していく。 一問一答 高齢者のため 府中駅に電動カートを設置し 市役所まで利用してもらう考えは 市地域公共交通計画に掲げた 施策を検討する上で参考になるため 情報収集を行う 佐藤新悟議員(市政) 交通弱者のうち高齢者の今後の移動手段としては電動カートが有用になると思われるが、介護保険を通じた利用の状況について聞きたい。 福祉保健部長 要介護2以上の方が対象となっており、れいわ5年6月は約70名が利用している。費用は、所得状況による負担割合が1割の方の場合、月額2000円から3000円程度である。 議員 市役所に用事がある高齢者のため、公共交通機関を利用する人が集まる府中駅に電動カートを設置し、市役所まで利用してもらうという考えはあるか。 都市整備部長 提案のような府中駅と市役所の間の電動カートの利用は、市地域公共交通計画に掲げた施策のうち、複数交通モードの接続性の向上や、地区内交通を支える最適な移動手段を検討する上で参考になるため、今後、同様の実証事業の事例や電動カートの取扱事業者などの情報収集を行う。 ●府中市の子育て支援策について 一括質問 調布基地跡地の商業施設の 建設・開業について市の認識は まちづくりの観点からも 事業者に早期の開業を要望している ゆうきりょう議員(自由) 旧朝日体育館跡地の活用について、市の考えは。 総務管理部長 行政需要や民間事業者の意見等を確認しながら、利活用を検討する。 議員 調布基地跡地における商業施設の建設・開業についての現状と市の認識は。また、事業者上層部との意見交換の場が必要と考えるがどうか。 都市整備部長 当該施設は、コロナ禍等の影響で開業が遅れており、現在れいわ8年竣工を目指していると聞くが、市ではまちづくりの観点からも事業者に早期の開業を要望している。意見交換については、これまでも動きがある時には、事業者から報告を受けてきたが、今後もそうした際に、機会を捉え、事業者上層部との意見交換の場を検討する。 ●放課後児童クラブにおける夏休み中の昼食提供について●妊婦への健診、出産費用の負担、情報提供などの支援策推進について●府中市の産後ケア事業における課題について●市内公立小・中学校の校庭の安全対策について