6P 一括質問 新しい総合体育館 整備に当たっての市の考えは 新たに求められる 機能や役割などを整理し 検討を進めていく 宮田よしひと議員(市政) 新しい総合体育館の整備に当たっては、「みる」スポーツの推進という視点を持ち、施設利用者の興行がビジネスとして成立するための客席数や施設の規模とするなど、求められる役割やニーズへの対応、コストと効果等を踏まえた検討が必要だが、市の考えは。 市長 スポーツタウン府中を象徴する施設になるよう、新たに求められる機能や役割などを整理し、今後の整備に向けた検討を進めていく。 議員 現在の総合体育館を改修するのではなく、移転するとの結論に至った経緯は。 文化スポーツ部長 当初、現在地での改修を計画していたが、土壌調査の結果、廃棄物の埋設が確認されたことから、この計画を取りやめた。その後、平成25年度策定の市スポーツ推進計画において、新たな場所での建替えを検討することを掲げ、れいわ2年に府中基地跡地留保地利用計画の策定に至ったものである。 一問一答 高齢化が進む市営住宅の自治会運営 費用面以外でもサポートが 必要と思うが市の考えは 民間等に参考となる取組があるか調査・研究していく 西村陸議員(公明) 市営住宅の入居者には、共同で共用部の維持管理を行うことが求められており、その点からも自治会への加入が促されている。そこで、市営住宅の住まいのしおりの、自治会の項目に、共用部の管理運営のために住民が果たすべき役割を具体的に記載する考えはあるか。 都市整備部長 現状の住まいのしおりでは、自治会の親睦的な活動内容と共用部の維持管理に係る記載が混在しているため、修正していきたい。 議員 高齢化が進む市営住宅の自治会運営には、費用面以外でもサポートが必要と思うが、市の考えを聞きたい。 都市整備部長 共用部の適切な維持管理の側面から、自治会活動に参加する住民に負担感があり、持続的な運営には、一歩踏み込んだサポートが必要と認識している。民間等に参考となる取組があるか、調査・研究していく。 ●より身近にアーバンスポーツを●フォトライブラリーで府中の魅力発信に磨きをかける 一問一答 府中基地跡地留保地 市の将来にとってどのような 価値を生むものにしたいか 多摩地域の拠点となるような 土地利用を図っていく 杉村康之議員(自由) これまで競馬場や東芝、NEC等多くの事業所が様々な波及効果を与えたことで、市の発展が今に至っている。府中基地跡地留保地もそれらに匹敵する場所になり得ると考えるが、市の将来にとってどのような価値を生むものにしたいか。 市長 同留保地の土地利用は市の発展に大きく影響すると考えている。本市のスポーツタウンなどのブランドイメージや生活環境の向上等にも寄与することで、未来ににぎわいと活力を生み出す、多摩地域の拠点となるような土地利用を図っていく。 議員 中心市街地のにぎわいの状況等から市の経済面に危機感を抱く市民の声も聞くが、これに対する市の考えは。 市長 空き店舗が目立つことなどから、そうした懸念の声があるのは耳にしており、大きな課題と認識している。今後も、関係機関と連携し、市内経済を支える各種施策を、時期を逸さずに展開していく。 一括質問 本市のまちづくりに直結する 自転車活用推進計画の策定は 必須と考えるが市の認識は 先進市の事例を参考に 自転車の更なる活用について 計画策定を含め調査・研究を行う 奈良崎久和議員(公明) 市はれいわ5年度から8年間を計画期間とする交通安全計画を策定したが、その概要、特に自転車の安全利用の内容は。 市長 交通事故件数が3年度に増加傾向へと転じたことなどを踏まえ、同計画では子ども及び高齢者の交通安全確保や自転車の安全利用の推進など7つの視点を重視している。市内の交通事故の約4割が自転車事故で、原因の多くが安全不確認等の違反を伴うことから、自転車の安全利用の推進を特に重要な課題と捉え啓発活動等を施策に掲げている。 議員 自転車利用に適した本市のまちづくりに直結する、自転車活用推進計画の策定は必須と考えるが、市の認識は。 生活環境部長 自転車の活用を総合的・計画的に推進する上で重要な計画であるため、先進市の事例を参考に、自転車の更なる活用について計画策定を含め調査・研究を行う。 ●三井住友銀行府中研修所の跡地利用の現状と今後の課題について 一括質問 手作り給食の維持発展は 欠かせないと考えるが 市の決意は 学校給食費を無償化した場合でも 手作り給食は継続して提供する にしみや幸一議員(市フォ) 市では、手作り給食を基本として安全・安心でおいしい学校給食の提供に尽力しているが、その具体例は。 また、手作り給食を維持する上での工夫は。 教育部長 手作り給食の具体例として、カレーやグラタンはルーを給食センターで作るところから調理している。だしについても、鶏ガラや昆布などから天然だしを取り、市販の調味だし等は一切使わない。工夫としては、給食センターの施設や設備の機能及び職員の知識と経験を活かし、出来合いのものを使用しない献立を作成して、予算内で良質の食材を選定している。 議員 経費の上昇や給食費の無償化がなされていても、手作り給食の維持発展は欠かせないと考えるが、市の決意は。 教育部長 手作り給食は安全・安心でおいしい学校給食の提供の根幹をなすものであり、無償化した場合でも、手作り給食は継続して提供する。 一問一答 会計年度任用職員 時給の見直しの予定は 都の最低賃金が引き上げられるため 必要な対応を行う 西のなおみ議員(無所) 会計年度任用職員の処遇改善を求めたいが、時給や手当について見直しの予定はあるか。 人事・法制担当参事 時給については、れいわ5年10月から、都の最低賃金が引き上げられるため、必要な対応を行う。 手当の見直しについては、6年度からの勤勉手当支給を可能とする法改正があったが、具体的な支給方法の整理等をする必要があり、都や他市の状況も踏まえ検討する。 議員 官公庁の非正規職員でつくる団体のアンケートによると、約7割の人がハラスメント等を受けたことがあると答えているが、本市の状況は。 人事・法制担当参事 職員がハラスメントを受けた場合の相談体制として、職員課及び職員労働組合で構成する相談窓口に加え、専門家による外部相談窓口も開設しており、会計年度任用職員も利用可能であるが、具体的な相談対応を行った事例はない。 ●市内小・中学校の教員、支援員の配置状況について 一問一答 公共施設等で休憩や水分補給が できるような熱中症対策の 実施について市の考えは クーリングシェルターの指定について 本市の公共施設でも積極的に 体制整備を進めていく 竹内祐子議員(共産) 市民が暑い日に外出する際、公共施設等で休憩や水分補給ができるような熱中症対策の実施について、市の考えは。 市民協働推進部長 猛暑日における公共施設などでの休憩は、非常に効果的であることから、れいわ6年春ごろに施行予定の改正気候変動適応法に伴う指定暑熱避難施設、いわゆるクーリングシェルターの指定について、本市の公共施設でも積極的に体制整備を進めていく。 議員 地球温暖化対策との関係性からも緑の保全は身の周りの住環境等に有効であるが、街路樹等の樹木の保全に関する市の取組は。 都市整備部長 市の方針や計画に基づき、街路樹の適正管理及び市民協働による育成、都市計画道路における緑化スペースの確保などに取り組んでいく。 ●自転車の安全な通行と運転ルールの周知を求めて●ESAT−J英語スピーキングテストの都立高校入試への活用は中止を