ふちゅう市議会だより 319号 れいわ6年4月30日発行 発行:府中市議会 郵便番号:183-8703 府中市宮町2-24 電話:042-335-4506 FAX:042-364-5415 https://www.city.fuchu.tokyo.jp/gikai 1面 れいわ6年度府中市一般会計予算 1278億3000万円を可決 れいわ6年第1回定例会 43議案を審議  れいわ6年度一般会計予算は、予算総額が歳入・歳出それぞれ1278億3000万円で、前年度に比べ7・1%の増で過去最大規模となっています。  提案に当たり、市長から「6年度の市税は、国の政策として実施される定額減税により、5年度と比較し、ほぼ横ばいとなる見込みであるが、この市税の減収分は全額国費で補填されるため、本市の歳入への影響はないものと認識している。  歳出では、社会保障関係経費が依然として伸び続けているほか、子育て支援、教育環境の更なる充実、防災・減災対策、DXの推進、ゼロカーボンシティの実現に向けた環境施策など、社会経済情勢の変化に合わせた施策が求められる。  このような中、6年度予算においては、子ども・子育て応援基金の創設と学校給食費の無償化の継続を実現するとともに、各施策事業の見直しを進めるなど、より一層の効率化を図り、数多くの新規・レベルアップ事業を予算計上している。  6年度は、『故きを温ねる』『やさしさで包む』『未来へはばたく』を市政運営のテーマに掲げ、本市の次の飛躍を期する年とすべく、各施策を進めていく。また、市制施行70周年を迎えることから、先人たちの夢や努力に思いを巡らすとともに、未来へはばたく第一歩となるよう、各種特別事業を通して、市民の皆様とともに記念になる1年にしていきたい」との説明がありました。  3月12日から18日にかけて開催された予算特別委員会で、慎重な審査が行われ、3月21日の本会議において、賛成・反対討論を行い、採決の結果、賛成多数でれいわ6年度一般会計予算が可決されました。 (関連記事2・3面) 主な施策 新規事業 〇プログラム作成等委託費(実践的対話型生成AIの導入) 〇防災資材等整備費(自動ラップ式トイレの購入) 〇新総合体育館基本構想検討協議会運営費 レベルアップ事業 ○障害者移動支援事業費 〇学校経営支援事業費(サポートルームの拡充) 〇中心市街地にぎわい創出事業費(にぎわいイベント) 〇馬場大門ケヤキ並木保護対策事業費投資的事業 〇府中の森芸術劇場整備事業費 〇教育センター整備事業費 選挙管理委員及び補充員の選挙  定例会最終日の本会議で選挙管理委員及び選挙管理委員補充員の選挙が行われ、次の方々が当選されました。 ■選挙管理委員  市川  一徳 氏  内藤  和良 氏  清水   勝 氏  早川 美奈子 氏 ■選挙管理委員補充員  山上  修史 氏  堀江  一男 氏  山田  忠勝 氏  遠田  宗雄 氏 意見書(要旨) ◎訪問介護の処遇改善を求める意見書  れいわ6年4月から適用される介護報酬単位の改定において、特別養護老人ホーム等の大半のサービスの基本報酬は上がっているが、訪問介護は引き下げられることが明らかになった。  しかしながら、訪問介護は、既に極度の人材不足状態となっている。  こうした訪問介護の現況に逆行する基本報酬の引き下げは、介護従事者の離職、人材不足に拍車をかけ、高齢者はサービスを選択する権利が失われ、結果的にケアプランが組めず介護難民が急増するのは確実であり、家族介護者は更に追い込まれ、介護離職の増加も懸念される。  よって、本市議会は国会及び政府に対し、地域に根差した訪問介護事業所とそこで働く従事者を支えるための、2つの事項を実現することを要望する。 人事議案  定例会最終日の本会議に、市長から教育委員会教育長の任命の同意を求める議案、教育委員会委員の任命の同意を求める議案、固定資産評価審査委員会委員の選任の同意を求める議案が提出され、次の方々が同意されました。 ■教育委員会教育長  酒井   泰 氏 ■教育委員会委員  田中 亜衣子 氏 ■固定資産評価審査委員会委員  山崎  善久 氏  大和田 公一 氏