5面 一問一答 中心市街地内の共通駐車券 導入する考えは 割引分を負担する契約者の 共通駐車券への理解が 課題と捉えている 大室はじめ議員(市政) 府中駅周辺の中心市街地を活性化させるテナント誘致の役割を、まちづくり府中が担う必要があると思うが、市の考えは。 生活環境部長 活力ある中心市街地の維持・発展のためには、駅周辺の商業施設やまちづくり府中、行政が密に連携することが重要であり、まちづくり府中が担う、商業施設等をつなぐ役割を拡充していく必要がある。 議員 中心市街地の域内のどこで買い物や食事をしても割引券が発行され、全ての契約駐車場が利用可能な共通駐車券を導入する考えは。 生活環境部長 現状、市営駐車場では契約した店舗等が割引分を負担し、割引方法や率も契約者により異なる。共通駐車券の導入には契約者の理解が課題と捉えており、関係者の意見を聞きつつ先進事例を調査・研究する。 一問一答 中心市街地のにぎわい創出事業 課題解決にビッグデータを 活用する考えは GPSデータを活用した効果測定を まちづくり府中へ 委託する予定である 秋田 りゅういち 議員(市フォ) 中心市街地におけるにぎわいの創出事業において、市はまちづくり府中と連携してイベントを実施しているが、地元の商業を潤わせ、市全体の経済を回していくには、課題と聞く市外からの来訪者の少なさなどを解決していかなければならない。客観的なデータを用いた調査が必要であると考えるが、市としてビッグデータを活用する考えは。 生活環境部長 来訪者数や移動経路等が把握可能なGPSデータを用いた効果測定をまちづくり府中に委託する予定である。 議員 GPSデータ活用における、個人情報の保護についての市の見解は。 生活環境部長 導入予定の効果測定手法は、同様のものが民間企業や官公庁で広く用いられており、特定の個人の位置情報や属性情報を得ることはないものと認識している。 一括質問 新庁舎で視覚障がいのある方が 自力で目的の場所まで移動するために 市が配慮していることは 「はなれ」完成時には 触知案内板の設置などを予定している えもと ひろあき 議員(維新) 新庁舎における視覚障がい者誘導の考え方は。 総務管理部長 ユニバーサルデザインを施設計画に取り入れるとともに、法や市の条例等に基づき計画している。 議員 現在、新庁舎では一律、視覚障がいのある方を職員が目的地まで案内する運用であるが、自分で移動できる方はそうしてもらい、サポートが必要な方には対応することが、誰もが自由に移動できるということではないかと思う。そこで、対象の方が自力で目的の場所まで移動するために、市が配慮していることは。 総務管理部長 新庁舎整備は、各障害者団体と対話を行いながら進めている。「はなれ」完成時には触知案内板や庁舎入口の音声誘導設備の設置などを予定している。 その他〇地域の安全と府中市配信メールの活用について 一問一答 多摩川衛生組合清掃工場 延命化の期限後である れいわ19年度以降の展望は 適切な時期に当該組合や構成市と 協議・検討するものと考える 杉村康之議員(自由) 市のごみ施策において、平成15年に策定した市環境基本計画では、策定後の10年間で、13年度と比較してごみを50%削減するとの目標を定めていたが、この結果は。 生活環境部長 50%削減という目標は達成できなかったが、37・1%の削減を図ることができた。 議員 中間処理施設として本市の可燃ごみを搬入している多摩川衛生組合清掃工場は、延命化工事により現施設がれいわ19年度まで稼働すると聞くが、それ以降の展望は。 生活環境部長 新たな施設を建設する場合、着工の5年以上前には方向づけが必要になると捉えている。そのため延命化の期限後の可燃ごみ中間処理施設運営については、適切な時期に当該組合や構成市と協議・検討するものと考える。 一問一答 子どもの心を理解する能力等の欠けた 教職員の不適切指導問題に対する 教育委員会の認識は 不適切指導は児童・生徒等の 信頼を損ねるものであり 絶対に起こしてはならない 稲津憲護議員(市フォ) 子どもの心を理解する能力や意欲に欠けた教職員が、生徒指導を適切に行うことができない形態の不適切指導が、本市でも生じたことがあると聞くが、教育委員会の認識は。 教育長 不適切指導は服務事故と同様、児童・生徒等の信頼を損ねるものであり、絶対に起こしてはならない。今後も市立小・中学校全体で再発防止が徹底されるよう指導を強化していく。 議員 不適切指導の早期解決につながらない場合に、教育委員会からのサポート等はあるのか。 教育部長 日頃から学校には解決に時間がかかると思われる事案は早期に指導室へ相談するよう指導している。解決に時間を要する場合は、指導室の職員を派遣して指導・助言等の支援をしている。 その他〇府中市における平和行政の推進と今後の展望を問う 一括質問 子どもたちの 朝の安全・安心な居場所づくりに 校庭を活用する考えは 庁内の部門横断的な連携の中で 研究していく 宮田よしひと議員(市政) 子どもが安心して幸せに成長していくためには、多様な価値観や課題に対応した子どもの居場所づくりが必要であると思うが、市の考えを聞きたい。 市長 子どもが人と触れ合い、安全・安心に過ごせるとともに、様々な体験や活動ができる環境の実現を目指して子どもの居場所づくりを進める。 議員 保護者の出勤時間に合わせて登校し、開門を待つ児童もいると聞く。そこで、子どもの朝の安全・安心な居場所づくりに校庭を活用する考えは。 子ども家庭部長 校庭は朝の子どもの居場所として適していると考えるが、居場所づくりに当たっては、地域の社会資源の活用が不可欠であるため、今後運用における課題を整理し、先進事例を参考に庁内の部門横断的な連携の中で研究していく。 一問一答 交通遊園が自転車の安全利用を 学ぶ場にもなることを望むが 関係部署等と連携していく考えは 交通安全啓発イベントの実施について 府中警察署と連携して取り組んでいく 西村陸議員(公明) 交通遊園リニューアルのコンセプトと現在の進捗状況について聞きたい。 市長 同園は、子どもたちが楽しみながら正しい交通知識とルールを身に付ける場として昭和44年に開園した。この当初のコンセプトを継承しつつ、れいわ4年度に基本設計を実施し、現在地盤調査等を行っている。 議員 自転車の安全利用も学べる場となることを望むが、施設の仕様の検討や活用について、関係部署等と連携していく考えは。 都市整備部長 基本設計では交通安全対策部門を含めた関係部署への聞き取りなどを実施している。また、施設の活用についても、自転車の安全利用に関する啓発イベントの実施を府中警察署と連携して取り組んでいく。 その他〇人と街と地球を支える楽しいポイントプログラムの創出を 一括質問 サポートルームを利用できない 時間帯があると聞くが れいわ6年度の改善点は 通年で運営に携わる支援員 1名分の予算計上を予定している おぎの雄太郎議員(市フォ) 本市では、れいわ5年度から不登校の未然防止等を目的とするサポートルームを市立小・中学校全校に設置しているが、人手不足で児童・生徒が利用できない時間が生じている等の声も聞く。そこで、6年度の改善点は。 教育部長 人材の確保により安定的な運営を実現するため、通年で運営に携わる支援員1名分の予算を各校に計上していく。 議員 支援員の働きやすい職場環境が望まれる中、合理的配慮支援員から支援対象者の欠席により当日業務がなくなることがあり働き方が不安定との声を聞くが、市の対応は。 教育部長 6年度からは支援対象者が欠席の際に校長が必要と認める他の業務につけるよう、運用を見直す予定である。 その他〇府中市のバリアフリー計画と中河原駅の利便性向上について