3面 一問一答 れいわ3年度と比較した5年度の 市立小・中学生の学力の状況は 全国調査からは 基礎・基本の定着が 図られたことなどが見て取れる 松村祐樹議員(市政) 第3次府中市学校教育プラン策定年であるれいわ3年度と比較した、5年度の市立小・中学生の学力及び体力の状況を聞きたい。 教育部長 学力は、全国調査で都の正答率を2ポイント下回っていた小学校の国語が同じ水準になった。小学校の算数は都と同水準を維持し、中学校は調査対象の全教科で引き続き都の水準を上回っている。また、基礎的な問題での無回答の割合が減少しており、基礎・基本の定着が図られていると考える。体力は、5年度の中学校3年女子で合計点が低下した以外は3年度と同水準である。 議員 総合的な学習の時間における地域に根付いた取組が、時代の変化に伴い縮小されないか心配しているが、市の認識は。 教育部長 持続可能な取組を進めていけるよう、学校を指導していく。 一括質問 中心市街地でのイベントを一元化した ホームページ等で交通規制情報を含め 情報発信してはどうか 更なる交通規制情報の 一元的な発信を 検討していく 大室はじめ議員(市政) けやき並木通りでは車両交通規制を毎週日曜日と祝休日に、正午から6時間実施しているが、れいわ6年度に規制時間を変更したイベントの数は。 生活環境部長 6年11月末日時点で、計35回のイベントのうち20のイベントで時間変更をしている。 議員 交通規制の告知看板を、二次元コードが掲載された再利用可能な常設看板にするとともに、中心市街地のイベント情報を一元化したホームページ等を作成して看板の二次元コードからリンクさせ、交通規制情報を含め情報発信してはどうか。 生活環境部長 現在もまちづくり府中が把握するイベントは同社ホームページにカレンダー形式で掲載され、交通規制を含め各イベントの情報にもリンクしているが、更なる交通規制情報の一元的な発信も検討していく。 一括質問 気道異物除去の実技訓練 現状について聞きたい 保育現場では3年に1回 上級救命講習受講時に行っている えもと ひろあき 議員(維新) れいわ6年2月、福岡県の小学生が給食を喉に詰まらせ、死亡する痛ましい事故が発生した。喉に詰まらせる可能性はどのような食材にもあるため、喫食を見守る職員全員が気道の異物除去の実技訓練を受けることを望むが、現状について聞きたい。 子ども家庭部長 保育現場では3年に1回受講する上級救命講習の際に実技訓練を行っているほか、年1回各保育所で行われている、消防署職員による防災指導でも、異物除去等の応急手当の実技訓練が導入されるよう検討を進めていく。 教育部長 小・中学校では、教員を対象とした普通救命講習において、実技訓練はないものの気道異物除去等の救命措置を学んでいる。また、この受講者は所属校の全ての教員に向け、テキストを用いて周知を図っている。 一問一答 市がこれまでに実施した 防犯対策の現状を聞きたい 自主防犯活動への支援として 自動通話録音機の貸与などに 取り組んでいる 福田千夏議員(公明) 闇バイトと言われる犯罪が社会問題となる中、一刻も早い防犯対策の強化が必要と考えるが、市がこれまでに実施した防犯対策の現状と課題は。 市長 本市では、メール配信による情報発信や広報紙への特集記事掲載などによる周知に努めている。また、自主防犯活動への支援として自動通話録音機の貸与などにも取り組んでいる。一方、市民への防犯意識の醸成等が課題である。 議員 防犯カメラなど、個別住宅への防犯対策費の助成を行っている自治体もあるが、市の考えは。 生活環境部長 国及び都の動向や他自治体の防犯対策を注視し、府中警察署と情報共有等を図りつつ諸施策を検討していく。 他 小児インフルエンザワクチン接種費用の助成について 一括質問 ペットとの同室避難 今後に向けての課題は ペットの種類に応じた場所の区分けや 避難生活が中長期化した際のペットの 管理方法などが挙げられる 坂本けんいち議員(公明) れいわ6年9月及び10月の総合防災訓練で、ペットとの同室避難訓練が初めて実施されたが、実施して気づいた点や、今後に向けての課題は。 危機管理監 今回の訓練に参加したペットの様子や飼い主からの声を踏まえると、ペットの種類に応じた場所の区分けや、避難生活が中長期化した際のペットの管理方法などが挙げられる。 議員 避難スペースが満員になった場合、どのような対策を行うのか。 危機管理監 教室や会議室をペットが使用した場合には消毒を施す必要があることなどから、現計画では、1か所の教室等をペット同室避難スペースとしているが、スペースが不足する事態になった場合に普通教室以外の部屋が使えるかについては、施設管理者と協議し、判断していく。 一問一答 精神障がい者の家族会の活動場所に 関する市の支援は 福祉団体として登録し減免された 料金でふれあい会館等を利用している 家族会もある 稲津憲護議員(市フォ) れいわ6年度に始動した第7期の市障害者福祉計画における、精神障がい者福祉の特徴的な施策は。 市長 当事者の生活の場を施設から地域へ移行する取組を進めており、精神障がい者にも対応した地域包括ケアシステム会議で当事者やその家族と情報共有等を図っている。 議員 精神障がい者の家族会の活動場所に関する、市の支援は。 福祉保健部長 福祉団体として登録し、減免された料金でふれあい会館等を利用している家族会もあるので、この制度の活用が考えられる。また、ふれあい会館や中央文化センター等の複合施設化が検討されているが、現利用団体が新施設も利用できるよう検討していく。 他 地中と地上の安全を確保しよう−相次ぐ事故から考える− 一問一答 段ボールの収集回数を減らさずに 雑誌・雑がみの回数を 増やすことは可能か 車両を増車する等の対応を要し 増車には1億円以上の委託料の 増額が見込まれる 西村陸議員(公明) 毎週水曜日に回収される資源物について、具体的な収集の仕組みを聞きたい。 生活環境部長 車両の後部から資源物を巻き込んで収集するパッカー車によって順次収集を行い、所定の紙問屋へ種類が混ざらないように搬入される仕組みとなっている。 議員 段ボールと一緒に収集するなどして段ボールの収集回数を減らさずに雑誌・雑がみの回数を増やすことは可能か。 生活環境部長 リサイクル方式が違う資源物が混在すると分別できないため、車両を増車する等の対応を要し、増車には1億円以上の委託料の増額が見込まれる。また、事業者の体制にも影響し、収集日は水曜日といった原則の変更も予想され、混乱を招く恐れがあるため慎重に検討する必要がある。 他 誰もが投票できる環境づくりを 一問一答 教育センター移転後の跡地活用 中高生の居場所が設置される背景は 子ども・若者が抱える困難が複雑化し 中高生のニーズに合わせた 居場所づくりが求められている 西のなおみ議員(無所) 教育センター移転後の跡地活用に当たり、その機能の一つとして中高生の居場所が設置されると聞くが、その背景は。 市長 本市には、中高生以上を対象とした居場所が少ないとの声を聞く。また、子ども・若者が抱える困難が複雑化・複合化し、地域とのつながりも希薄化する中で、現在、中高生のニーズやライフスタイルに合わせた居場所づくりが求められていると考える。 議員 不登校の問題が深刻だと考えるが、学校に行きづらい子どもたちの居場所という観点から、当該跡地の活用について検討していることは。 子ども家庭部長 不登校の問題の解決に焦点を絞った居場所の検討は行っていないが、そのような問題を抱えた生徒も当然利用できる居場所を目指している。