4面 一般質問(4面から7面 上段まで)市議会定例会では、提出された議案を審議するほかに、一般質問として、各議員が市政全般に対して質問することができます。今回は24人43件の一般質問がありました。                (他はその他の質問) 一問一答 文化センターの地域まつり 実施時期の変更に当たっての課題は 周辺地域のイベント等との スケジュール調整などが 課題と認識している 佐藤新悟議員(市政) 市が関係する夏のイベントの具体的な熱中症対策について、文化センターの地域まつりを例に聞きたい。 市民協働推進部長 れいわ6年度の実施に当たっては、5年秋に開催されたコミュニティ協議会会長懇談会において、昨今の猛暑の影響を鑑み、実施時期について議論された結果、四谷文化センターの地域まつりについては、10月に時期をずらして実施することとした。 議員 地域まつりの実施時期変更に当たり、どのような課題があるのか。 市民協働推進部長 今後開催される各コミュニティ協議会の役員会等で検討されるものと考えるが、各文化センターの周辺地域で行われているイベント等とのスケジュール調整、自治会や関係団体をはじめ地域の方々の協力体制確保などが課題であると認識している。 一問一答 避難所となる学校体育館の Wi−Fi環境整備について 市の取組は 学習用のWi−Fi設備を 災害時に限り誰でも利用できる 設定が可能になった 秋山としゆき議員(市政) れいわ6年の台風7号の接近の際、本市は避難所を開設しなかったが、開設の基準は。 危機管理監 主な判断基準は、公共交通機関の計画運休と多摩川の水位上昇の状況であり、気象庁が発表する気象情報等も考慮し、市長を本部長とする災害対策本部が決定することとしている。 議員 避難所となる学校体育館のWi-Fi環境整備は喫緊の課題と感じるが、市の取組は。 危機管理監 教育委員会と協議し、学習用に小・中学校へ整備しているWi-Fi設備のうち、体育館等については災害時に限り、誰でも利用できる設定が可能になった。 他 女子野球タウン認定と読売巨人軍協定締結から2年 これまでの取組とイースタンリーグ公式戦開催の評価と課題について(その9) 一括質問 長期休業期間中に学童クラブの 弁当昼食サービスを行う考えは 保護者からの要望が 増えていることを踏まえ 今後検討していく ゆうきりょう議員(自由) 三鷹市の放課後児童クラブ、すなわち学童クラブで、長期休業期間中の弁当昼食サービスが始まった。保護者と昼食提供事業者が直接契約し、注文や集金を行う等の仕組みにより、現場の職員から業務の負担増に関する声は届いていないと聞く。そこで、本市でも同様のサービスを行う考えは。 子ども家庭部長 現場で働く指導員の負担を過度に増やすことのない有効な手法と評価しており、本市においても保護者からの要望が増えていることを踏まえ、今後指導員と情報共有等を行い、実施体制などについて検討していく。 他 小・中学校サポートルームの運用と改善について●小・中学校における水泳授業の在り方について●学校教員による不適切指導に対する、市教育委員会の指導の在り方について 一問一答 身寄りのない高齢者が 亡くなった場合の課題は 死後の手続に関することや 残置物の処分などが挙げられる 松村祐樹議員(市政) 高齢者は増加傾向であり、身寄りのない高齢者も増加していると考えられる。こうした方が亡くなった場合の課題は。 市長 死後の手続に関することや残置物の処分及び整理を行う人がいないことなどが挙げられる。 また、賃貸住宅に住む方が亡くなった場合、その残置物の処理に関して、賃貸人の権利に関わってくるところが大きな課題である。これらの解決には、生前から終活の取組を知って準備するとともに、親族や利害関係者などの第三者とも課題を共有することが重要である。 議員 賃貸人から、残置物の取扱いについて相談を受けることはあるのか。 福祉保健部長 生前に関わりを持っていた、行政機関や地域包括支援センター、民間福祉サービス事業者等の関係機関に相談があると認識している。 一括質問 妊娠期の方に関連するコンテンツ より分かりやすいホームページに 見直すことは技術的に可能か 技術的には可能であり 利用者の状況に合わせたまとめ方に 見直すことなどが想定される えもと ひろあき 議員(維新) 妊娠期の市民の方から、市のホームページは妊娠期に必要な届けや補助などの情報がいろいろあり、どこを見れば良いか分からないとの声を聞くが、妊娠期の方に関連するコンテンツの数は。 政策経営部長 れいわ6年8月時点で182である。 議員 集約したページもあるものの、関連コンテンツの数は大変多く、情報が分散していると感じる。そこで、リニューアルまでは行わずとも、より分かりやすくホームページを見直すことは技術的に可能か。 政策経営部長 技術的には可能であり、利用者の状況に合わせたまとめ方に見直すことなどが想定される。また、ふちゅう子育て応援アプリへのリンクの設置も、見直しの手段の一つと考えている。 他 市内の落書き対策について 一問一答 主要な通りの無電柱化 裏配線方式や軒下配線方式といった 手法についての市の認識は 住民との合意形成などが必要であり 一定の課題はあるが 引き続き研究していく 稲津憲護議員(市フォ) 歩道部分にある電柱は、車いすやベビーカーなどの通行や、人のすれ違いに困難をもたらすと思うが、市の見解は。 都市整備部長 特に幅員の狭い歩道にある電柱は、歩行者や車いす等が対面通行ですれ違う場合に、支障と感じられるものもあると認識している。 議員 主要な通りの無電柱化を考える際、地中化以外の方法として、裏通りなどに電線類を配置する裏配線方式や、脇道に電柱を配置し、電線を沿道家屋の軒下に配線する軒下配線方式などがあると聞くが、これらの手法について、市の認識を聞きたい。 都市整備部長 当該手法を導入するには、裏通りの沿道住民や軒下等を使用する沿道家屋の住民との合意形成などが必要となるため、一定の課題はあると捉えているが、引き続き研究していく。 一括質問 市立小・中学校で行われている ネットリテラシー教育の実施状況は 各発達段階における 情報活用能力の到達目標を作成し 年間指導計画に位置付け指導している 宮田 よしひと 議員(市政) 子どものインターネット利用を安全に導くための、ネットリテラシー教育の重要性について、市の考えを聞きたい。 教育長 インターネットの利用に当たっては、個人情報の漏えい、ネットいじめなど、様々なリスクを伴うため、小・中学生の段階からネットリテラシーを身に付けることは極めて重要であると認識している。 議員 市立小・中学校で行われているネットリテラシー教育の実施状況は。 教育部長 各発達段階における情報活用能力の到達目標を作成し、インターネット等の適切な使用方法などを各教科等の年間指導計画に位置付け、指導している。情報技術は日々進歩しているため、常に最新の情報の収集に努め、児童・生徒への指導を充実させていくことが重要と認識している。