6面 一問一答 都内自治体の先行事例を 本市での公契約条例の検討作業に 取り入れる考えは 検討委員会などで 比較検討していく にしみや 幸一 議員(市フォ) 公契約条例の趣旨について、市の認識は。 市長 公契約に関わる業務に従事する者の適正な労働環境の確保、事業者の経営環境の改善等の目的を達成するための仕組みを作ることが、本条例制定の趣旨と考えており、本市に適した条例制定に向け、取り組んでいく。 議員 市は都内自治体の制定例を把握しているか。 また、そうした事例を本市での検討作業に取り入れる考えは。 総務管理部長 直近では文京区が、労働者の報酬下限額とその実効性を担保するための事業者からの報告等に関する規定などを条例の中に定めている。これら都内の先行事例を参考に、検討委員会などで比較検討していく。 他 2024年問題のもと市民生活に欠かせぬ「ちゅうバス」をどう守るのか 路線再編議論をめぐり、問う 一括質問 ひきこもり地域支援センター等の 設置を目指して取り組んでいく考えは 国のひきこもり支援推進事業の 活用を重要な取組と位置付け 設置について検討していきたい 西村陸議員(公明) ひきこもりの相談に関する現状と課題は。 福祉保健部長 れいわ5年度のひきこもりを含む相談件数は12件である。また、4年度の市政世論調査で質問事項に取り上げるなど、課題の把握に努めている。当事者への支援としては、就労準備支援事業を活用するなど、社会との関わりをつなぎ直すことを中心に進めている。一方で、実態把握や各支援機関による当事者へのアプローチの難しさに課題がある。 議員 国のひきこもり支援推進事業を活用し、ひきこもり地域支援センター等の設置を目指して取り組んでいく考えは。 福祉保健部長 早期把握、早期支援のため、地域のネットワークづくりが必要となることから、国の事業の活用を重要な取組と位置付け、設置について検討していきたい。 一問一答 「学びの多様化学校」について 人数設定の考え方は 一人ひとりに合った支援が行き届くよう 各学年10人程度としている 奥村さち子議員(ネット) れいわ7年度に浅間中学校の分教室として設置予定の、不登校生徒の社会的自立を支援する「学びの多様化学校」について、いまだに教育課程等が具体的でないことは、入室希望者に不安を与えると考えるがどうか。 教育部長 保護者等への説明会や入室までの流れ等の市ホームページへの掲載などを実施しており、今後も希望者の不安軽減のため、適時適切に必要な情報を発信していく。 議員 現状の不登校生徒数を考えると、定員数30人は少ないと感じるが、人数設定の考え方は。 教育部長 一人ひとりに合った支援が行き届くよう各学年10人程度としている。また、様々な支援策がある中で、当該教室への入室がその生徒の不登校状態の改善に最適と判断した場合に、入室を認めることとしている。 一問一答 在宅療養支援診療所を 増やすことが重要と考えるが 市の認識は 現状と課題を整理し 計画的に進めるべきと考える 杉村康之議員(自由) 在宅医療体制を充実するためには、24時間対応や緊急時の入院先確保を要件とする、在宅療養支援診療所を増やすことが重要と考えるが市の認識は。 福祉保健部長 在宅療養支援診療所は、国の許認可を受けた診療所であり、医療的側面からのサービスを取りまとめる上で、また、自宅での療養生活を送るに当たり中心的な役割を担うため、現状と課題を整理し、計画的に進めるべきと考える。 議員 在宅医療体制の薄いところや高齢者人口の多いところに、拠点を意図的に誘致するよう望む。また、在宅で亡くなると、事故物件になるのか。 福祉保健部長 国の指針によると、みとりにより亡くなった場合、一般的には事故物件にならない。 他 保育所、学童保育などの民間化について 一問一答 子どもの権利条例を制定し子どもの 権利等について周知等することが 重要と思うがどうか 周知の方法は他市の状況を 調査・研究していく 竹内祐子議員(共産) 子どもの意見表明の権利に関する市の取組は。 子ども家庭部長 基本的な施策等の策定に当たり、パブリック・コメント手続で子どもを含む市民等の意見を求めるほか、市長への手紙などでも市民の声を聞き、各部署で対応を図っている。 議員 子どもの権利条例を制定し、子どもの権利とその尊重についてより広く市民に周知等することが重要と思うがどうか。 子ども家庭部長 第2次府中市子ども・子育て支援計画の基本理念に、条例に掲げるべき考え方を含んでいるなど、市が子どもの権利擁護を推進する姿勢は打ち出されていると認識している。周知の方法は他市の状況を調査・研究していく。 他 公共施設の再編=統廃合について●誰もが自由に安心して移動できる権利と「ちゅうバス」について 一問一答 新型コロナワクチン接種希望者へ 丁寧な説明をするよう 医療機関に働きかけられるか 府中市医師会を通じて 各医療機関へ依頼していく 山本真実議員(自由) れいわ6年度における新型コロナワクチンの接種は、努力義務を課せられていない。そこで、接種券を対象者全員に送付するのではなく希望者のみが直接医療機関で接種を受ける方式としてはどうか。 福祉保健部長 効率的な情報管理が可能となるため、接種券による案内方式に取り組んでいきたい。 議員 mRNAワクチンや自己増殖型のレプリコンワクチンは、どのような副作用が起こるかわかっていない。接種を受ける側が納得できる、丁寧な説明をするよう医療機関に働きかけられるか。 福祉保健部長 接種による健康への影響等の質問に丁寧に答えるよう、府中市医師会を通じて各医療機関へ依頼していく。 他 市内公立中学校の教科書採択について●再編案検討中のちゅうバス事業について 一問一答 生涯学習センターのプール料金 高齢者割引が未設定の理由は あらゆる世代を対象とした施設であり 特定の年齢層に対する 割引は設定していない からさわ 地平 議員(共産) 温水プールの料金に、高齢者割引を設定している自治体もあるが、本市の生涯学習センターへの要望はあるか。また、割引が未設定の理由は。 文化スポーツ部長 過去に数件、要望はあったが、当該施設はあらゆる世代を対象とした施設であり、特定の年齢層に対する割引は設定していない。 議員 高齢者の健康づくり等の目的があったとしても割引はできないか。 文化スポーツ部長 利用料金は市が条例で定める額の範囲内で、教育委員会の承認を得て指定管理者が定める。また、減免も指定管理者が定める。現在のところ割引は考えていないが、仮に指定管理者からの申出があれば、高齢者割引等の設定は可能と考える。 他 訪問介護事業所への支援と介護従事者の待遇改善を求めて 一問一答 家で食事をとれない子どもは 子ども食堂を日々利用したいと 考えられるがどうか 子どもが市内の子ども食堂を回り 毎日食事を賄うことは 想定してない 野口なかお議員(れ仲) 長期休業期間中の、子どもの食の不足について考える上で、市内の小・中学生の子どもがいる世帯数と、ひとり親家庭の世帯数を知りたい。 子ども家庭部長 それらの数は、把握していない。 議員 様々な事情から家で食事をとれない子どもは、子ども食堂を日々利用したいと考えられる。一方、現状では場所や時間が固定されておらず、子どもが日々利用するのは難しいと思うがどうか。 子ども家庭部長 子ども食堂は、地域での子どもの交流促進や見守り体制の充実といった趣旨から、市が実施団体を支援する取組であり、食事に窮する子どもが市内の子ども食堂を回り毎日食事を賄うことは想定していない。 他 物価高騰が市民生活に与える影響について●市役所における市民電話相談窓口について