3P セルフレジ 導入する理由等は 委員 新たにセルフレジを導入する理由と時期、場所は。 会計課長補佐 納付の内容によっては滞納等の機微な情報もあり、市民からは非対面での納付を希望する声もある。 加えて、指定金融機関派出窓口の業務軽減と年間約800万円の委託料縮減も見込んでいる。市庁舎窓口での納付方法の多様化を進めることにより、市民サービスの向上を図ることを目的に導入を予定するものである。 会計管理者ク導入時期については、納付件数が増加する令和7年7月を目指して準備を進めている。また、設置場所は「おもや」2階の会計課窓口前を予定している。 市民球場人工芝化等改修工事 導入コスト等の詳細は 委員 市民球場人工芝化等改修工事について、導入コスト等の詳細を聞きたい。 スポーツタウン推進課長補佐 れいわ7年度の当初予算として8億4278万4000円を計上している。人工芝化後のランニングコストについては、年間約1600万円を見込んでおり、現状では芝の管理に年間約2200万円を要しているため、その差額は約600万円と捉えている。 人工芝の選定に当たっては、遮熱性の高い人工芝にする予定であり、更に、現在の天然芝やグラウンドに設置されている散水栓を存置し、散水機能も使えるよう改修を行っていきたいと考えている。 住宅セーフティネット住まい相談事業 住宅確保要配慮者を対象とした施策は 委員 住宅セーフティネット住まい相談事業において、れいわ7年度に住宅確保要配慮者を対象とした施策はあるか。 住宅課長補佐 7年10月に住宅セーフティネット法等の改正が予定されている。本改正では、賃貸住宅を提供しやすく要配慮者が円滑に入居できる支援環境の整備、居住支援法人等が入居中サポートを行う賃貸住宅の供給促進、住宅施策と福祉施策が連携した地域の居住支援体制の強化の3つが挙げられている。居住支援協議会等で関係団体との協力等を行うとともに、住宅施策と福祉施策の両輪による支援体制の構築のため、関係部署との連携を進めたい。 フローティングストレーナー 活用想定は 委員 れいわ7年度に消防団全18個分団に対し、フローティングストレーナーが配備されると聞くが、どのような活用を想定しているか。 防災危機管理課長補佐 フローティングストレーナーは、水害時における排水や震災時等においては水深が浅い河川などからでも取水が可能となる器材である。 局地的な豪雨などにより市内で内水氾濫が生じた際の排水活動等を主な活用として想定しており、いち早く現場に駆けつけることができる消防団がこの装備品を活用することで、災害発生時に求められる迅速な対応ができるよう市として努めていきたい。 ファミリー・サポート・センター事業 実績や今後の見込みは 委員 ファミリー・サポート・センター事業については、育児の手助けを求めている方とそれに応えたい方のマッチングが主な内容と認識しているが、実績や今後の見込みは。 子ども家庭サービス担当主幹 マッチングの件数については、少子化のほか、学童保育、その他サービスの充実により、令和6年12月時点で43件となっており、全体の実績としては減少傾向にある。しかしながら、この事業は法定事業であり、また、多様な保育サービスを確保するという面において、有益なものと認識していることから、今後も周知等について工夫していきたい。 総  括 デフリンピック 委員 東京2025デフリンピックについて、れいわ7年度に予定している気運醸成の取組と大会終了後のレガシーについて聞きたい。 文化スポーツ部長 大会半年前記念イベントの開催や会場周辺のシティドレッシング等を計画しており、様々な機会を捉えて、大会の開催を周知していくとともに、その魅力を伝えるなど、気運を高める取組を実施していく。 福祉保健部長 大会を契機として実施してきた障がい者への理解促進など、様々な事業を継続することで、市民文化として、共生社会への取組や意識が定着するよう、その継承に努めていきたい。 防災対策 委員 れいわ7年度に予定している高齢者や障がい者、子どもを守るための防災対策に関する取組は。 危機管理監 避難行動の支援が必要とされる高齢者や障がい者の個別避難計画の作成に、関係機関等と連携しながら着手していく。また、視覚障がい者に対しては音声コードをつけた防災ハンドブックの作成、子育て世代へは避難所生活や在宅避難において必要とされる物資等に関する情報提供などを行っていきたい。このほか、平時からの防災・減災への意識啓発のため、自治会等と連携した訓練やイベントを開催し地域防災力の強化に努めていく。 中央文化センター等複合化 委員 中央文化センター等複合施設整備基本計画策定の方向性について聞きたい。 総務管理部長 中央文化センター、保健センター及びふれあい会館の複合化及び機能集約のために、中央文化センター及び保健センター用地を活用することとし、ふれあい会館の跡地は、民間事業者による活用も含めて検討している。このことから、利用状況や市民ニーズを捉えた上で、類似機能の集約を行うなど、各機能を適正な規模で整備するため、施設総量の抑制を図りつつ、市民に対し利便性の高い施設づくりを行っていく。 基金の活用 委員 保健・福祉基金及び生活・環境基金の活用状況について聞きたい。 政策経営部長 れいわ7年度は、保健・福祉基金において、地域福祉計画策定費や障害者計画等策定費など10事業に対して1億4430万円の活用を予定している。  また、生活・環境基金においては、緑の基本計画策定費や防災用モビリティトイレ車両購入費、照明電源車購入などに活用するほか、多摩川衛生組合での焼却施設改修のための積立てに伴う負担金の増額分への対応など、合わせて15事業に対して3億985万円の活用を予定している。 予算の特徴 委員 れいわ7年度予算の特徴と期待する効果について聞きたい。 政策経営部長 基金と市債の活用を図りながら、市庁舎建設事業をはじめ、様々な投資的事業を予算化するなど、第7次府中市総合計画を踏まえ、近年の行政課題に幅広く対応した予算となっている。 その効果は即効性のあるものや将来にわたるものなど多岐にわたるが、7年度は第7次府中市総合計画前期基本計画の総仕上げとともに、後期基本計画へ着実に引き継ぎ、これから先の市制100周年を見据えた中で、市政を未来へ向け、更に進展させる事業展開が図られることが期待される。