3面 おぎの雄太郎 (無所属府中) 公園でのボール 使用について 市の考えは 軟らかいボールの 使用は禁止行為に 該当しないと考える 議員 公園でのボール遊びについて、市はどのように考えているか。 都市整備部長 市立公園では、軟らかいボールでのキャッチボールやグラウンドゴルフなど、他の利用者や近隣の方への影響が少ないものは公園条例の禁止行為に該当しないと考えているが、遊び方によっては迷惑行為となり、使用を禁止する場合がある。 議員 公園での花火の使用について、他市の状況と市が考えるメリ ットは。 都市整備部長 都内の約半数の自治体が、手持ち花火に限定するなどの利用基準を設けている。また、本市が考えるメリットとしては、子どもたちが花火の体験の機会を得ることや新たなコミュニティ形成の場となることなどが考えられる。 他 府中市の中央図書館と地区図書館について 宮田よしひと (市政会) 通学路の安全確保 について現在の状況を聞きたい 学校等との合同点検 で危険箇所把握と早期改善に努めている 議員 通学路の安全確保について、現在の状況を聞きたい。 教育部長 市立小学校を対象に、学校やPTA、警察、関係各課と連携して毎年7校から8校の通学路を合同点検することで、危険箇所の把握と早期改善に努めている。 議員 高齢者による交通事故防止のために実施している取組は。 生活環境部長 1年以内に運転免許証を自主返納した65歳以上の方を対象に、21枚つづりで2000円分のちゅうバス回数券を交付している。また、府中市シニアクラブ連合会と府中警察署の共催で、 警察官による講話などの交通安全教室を開催しているほか、子どもと高齢者を対象とした、自転車の安全運転及び交通ルールとマナーの習熟度を確認する自転車競技大会などを開催している。 高津みどり (公明府中) LED化に向けた 個人宅への助成は 考えているか 都の動向等を注視し 調査研究をしていく 議員 れいわ9年の蛍光灯生産終了と輸出入中止に向けた市の対応について聞きたい。 市長 公共施設においては、改修計画等との整合を図りながら、段階的にLED照明への切替えを進める。また、市民に対しては、LED照明へ切り替える必要性の周知・啓発を積極的に行っていく。 議員 LED化に向けた個人宅への助成は考えているか。 環境担当参事 本市では、都で行っている助成事業を積極的に案内することで、LED化の推進につながると捉えていることから、独自の助成は考えていないが、ゼロカーボンシティの推進には必要な取組の一つであると認識しているため、都の動向等を注視し、調査研究をしていく。 他 小・中学校における教材費等の私費負担軽減を求めて 大室はじめ (市政会) ナイトタイム エコノミーについて市の認識は 観光振興など 一定の効果が 期待される 議員 夜間の経済活動全般を意味するナイトタイムエコノミーについて、市の認識は。 市長 地域経済の活性化や雇用創出、観光振興などの観点から一定の効果が期待されるが、まずは地域ニーズや生活環境に対する影響などを調査し、本市における効果と課題を客観的に分析していく必要がある。 議員 現時点で計画していることはあるか。 生活環境部長 夜間における魅力的な取組を行うことは、新たな観光資源開発や観光コンテンツの多様化が期待できる一方、地域住民の生活環境への十分な配慮が必要と認識している。国内では、工場夜景ツアーといった成功事例もあることから、本市の特色を生かしたコンテンツの研究と取組の検討をしていく。 他 中小企業、小規模事業者の商工業振興について そなえ邦彦 (自由クラブ) 医療的ケア児の受入 保護者の付添いを 行っているか 保育所においては 入所当初の付添い をお願いしている 議員 医療的ケア児に対するケアの内容は。 福祉保健部長 医療的ケアの内容は多岐にわたるが、主なものとして、胃ろうやカニューレ内吸引、口鼻腔内吸引、人工呼吸器管理等がある。 議員 医療的ケア児を受入れる際、保護者の付添いなどの対応を行 っているか。 子ども家庭部長 新規入所した医療的ケア児が、新しい環境に慣れるとともに医療的ケアを安全に実施するため、入所当初は保護者に付添いをお願いしている。その期間については、保育所と協議するものとしている。 教育部長 登下校時や学童クラブを利用する際などに保護者が付き添っている場合はあるが、学校生活においては、原則保護者の付添いはない。 他 家庭の使用済食用油の再利用の状況について 野口なかお (れいわ) PFASに関して 市ホームページを 修正する考えは 容易に検索が可能で 分かりやすいものとなるよう検討する 議員 PFASの正しい情報を分かりやすく提供し、市民の安全な生活を守るという観点からずれている不親切な市ホームページを修正する考えは。 環境担当参事 PFASの情報提供の重要性は認識しており、容易に検索が可能で、分かりやすいホームページとなるよう検討する。 議員 西府農業公園の防災用井戸は、PFAS検出により止水されており、飲むことは危険である。注意喚起の掲示に子どもや外国人、障がいで字が読めない方にも分かりやすいピクトグラムを導入してはどうか。 環境担当参事 誤解を招くことがない表現を検討するほか、ピクトグラム等を活用した掲示物など、他市の事例を参考に検討していく。 他 府中駅周辺の景観について●未曾有の物価高騰について 坂本けんいち (公明府中) ペアレントメンター の養成に対する 市の考えは 先行事例を把握する とともに動向を 注視していく 議員 発達障がいのある子どもの子育て経験があり、相談支援のトレーニングを受けた親、いわゆるペアレントメンターの養成に対する市の考えを聞きたい。 福祉保健部長 意義深いものであると認識している一方で課題もあると捉えているため、 先行事例を把握し、動向も注視していく。 議員 市がペアレントメンター事業を実施できない理由は。また、 実施に至った場合に期待することは。 福祉保健部長 当該事業の実施には、ペアレントメンター及び保護者の双方に対する継続的なフォローアップ体制などが課題であるため、実施に至っていない。また、実施した場合には、適切なマッチングがなされ保護者にとって心理的な支えとなり、今後の子育ての助けとなることが期待される。