令和3年度 市政の運営方針 主な施策と具体的な事業 第1の柱 人と人とが支え合い幸せを感じるまち ●健康推進…東京都や医師会など関係機関と連携し、医療提供体制の支援に努めるとともに、円滑なワクチン接種の実施に向けて取り組みます。また、各種健診事業などについては、感染防止対策を徹底して実施します ●母子保健の充実…健診の狭間となる家庭や多胎児を養育する家庭をきめ細かに支援するなど、母子の心身の健康づくりを推進します ●子育て支援…子育て世代包括支援センター機能の充実を図るなど、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行います。また、発育・発達に関する相談に対応できる子育てひろばを開設するほか、地域で気軽に相談や交流ができる環境づくりに取り組みます ● ひとり親家庭への支援…ひとり親家庭の生活の安定を図るため、新たに養育費確保支援事業を開始するとともに、自立に向けた相談支援を行います ●教育・保育サービスの充実…既存施設の有効活用や保育コンシェルジュによるきめ細かな情報提供など、総合的に対策を進めるとともに、保育の質を維持していくための施策を推進します。公立基幹保育所では、計画的に進めている残り2か所の整備に向け、具体的な取組に着手します ●高齢者福祉…フレイル(虚弱)対策など介護予防事業の充実を図るとともに、認知症地域支援推進員の配置など、認知症対策を進めます ●障害者福祉…障害のある方に配慮した防災ハンドブックの作成や、聴覚に障害のある方への窓口サービスの向上を図るほか、児童発達支援センターの整備に向けて取り組みます ● 低所得者福祉…雇用が不安定な経済状況にある中、生活困窮世帯の状況に応じ、適切な支援を行います ● 生活の安定の確保…社会経済情勢の変化に応じた住環境の更なる向上を図るため、住宅マスタープランを改定します ● 地域福祉の推進…文化センター圏域を基礎とした新たな各福祉エリアに地域福祉コーディネーターを配置し、市民や関係者などとの協働・連携のもと、地域における支え合いの力を高める取組を進めます 第2の柱 安全で快適に暮らせる持続可能なまち ● 自然・生態系の保護と回復…市内の豊かな自然環境や生物多様性を保全するとともに、次世代へ引き継いでいくため、自然体験事業などを通じた普及啓発を進めます ● 緑のまちづくりの推進…魅力ある公園となるよう、市民との協働により、公園の適切な維持管理を図ります ● 生活環境の保全…家庭における省エネルギー対策を支援するなど、良好な生活環境の確保に努めます ● 循環型社会の形成…市民、事業者、行政の3者で協働し、ごみの適正処理及び更なるごみ減量を図るほか、次期一般廃棄物処理基本計画の策定に着手します。また、老朽化が進むリサイクルプラザの整備基本計画を策定します ● 交通安全の推進…高齢者を中心とした交通安全への普及啓発に努めるとともに、自転車ナビマークなどの安全施設の整備に取り組むなど、交通事故の更なる減少に努めます ● 地域安全の推進…自主防犯組織への活動支援や防犯教育の充実などに取り組むとともに、振り込め詐欺被害の減少に向けて、新たな啓発活動に取り組みます ● 危機管理対策の強化…災害発生に伴うリスクシナリオに対応するための国土強靭化計画を策定します。また、文化センター圏域地域自主防災連絡会において、各自治会などの取組を支援し、地域防災力の向上に努めます ● 消防力の充実…府中消防署及び消防団との更なる連携強化を図り、消防・防災力の向上を目指します 行財政運営に関する取組 ● 経営的な視点に立った市政運営…次期公共施設マネジメント推進プランの策定や、文化・スポーツ施設の今後の在り方に係る検討を進めます ● 継続的かつ安定的な市政運営…AIチャットボットの活用や、個人番号カードの交付に係る予約システムを導入するなど、市民サービスの向上を図ります ● 入札・契約事務の執行…中立、公正の立場で、客観的に運用状況などの審査や評価などを行う第三者委員会を設置し、不正行為の防止及び透明性の向上を図ります ● 府中基地跡地留保地…利用計画に基づく土地利用の誘導が図れるよう、都市計画手続きなどを推進します