お知らせします　令和2年度決算の状況

　令和2年度決算が、9月の第3回市議会定例会で認定されましたので、そのあらましをお知らせします。
問合せ　財政課（電話335-4025）

決算の状況

　令和2年度は、市税収入が前年度を下回る中、新型コロナウイルス感染症拡大への対応として、子育て世帯に対する市独自の給付金をはじめ、プレミアム付商品券の発行や、PCR検査センターの運営支援、市内小・中学校の児童・生徒に1人1台のタブレット端末を導入するなど、感染状況や市民生活及び経済状況の変化に合わせ、必要な対策を適宜実施しました。
　また、大規模災害に備えた備品及び設備の整備、多磨駅周辺地区における駅舎の橋上化及び自由通路整備など、市民が安全・安心に暮らせるよう各種行政サービスの提供を行いました。
　一般会計では、最終予算額1390億9888万9千円に対して、収入済額は1388億9387万5千円（執行率99.9％）となり、前年度と比較して331億8200万4千円（31.4％）の増、支出済額は1351億8263万9千円（執行率97.2％）で、前年度と比較して319億3927万3千円（30.9％）の増となりました。

■歳入
　歳入では、財源の中心となる市税は、市税全体で前年度と比較して7億3703万7千円（1.4％）の減となり、歳入総額に占める市税の割合は37.5％となっています。また、国庫支出金では、新型コロナウイルス感染症対策に係る各種補助金などにより、302億9844万9千円（175.6％）の増となっています。
■歳出
　歳出では、前年度と比較して、主に、総務費で5億1603万6千円（5.4％）、民生費で13億5867万4千円（2.6％）、商工費で283億6163万1千円（4092.9％）、教育費で26億9874万2千円（20.0％）の増となっています。

令和2年度に実施した主な事業
・子育て世帯に対する給付金の給付
・プレミアム付商品券の発行
・PCR検査センターの運営支援
・避難所用備蓄品の整備
・小・中学校の児童・生徒に1人1台のタブレット端末の導入
・多磨駅周辺地区における駅舎の橋上化及び自由通路整備