総合防災訓練  市では、震災に備えて、10月24日(日)に総合防災訓練を行います。  指定避難場所及び一次避難所となる市立小・中学校を地域の防災拠点と位置付け、自分の命は自分で守る「自助」と、 自分たちのまちは自分たちで守る「共助」の考え方を基本とした防災訓練を実施します。 問合せ:防災危機管理課(電話 335-4098) ■体験型訓練 時間:午前9時〜正午 場所:六小 内容 ○住民避難訓練 ○初期消火訓練、D級ポンプからの放水訓練 ○起震車による地震体験、防災関係機関のPRブース展示 ○り災証明書発行訓練 ○避難所用資機材展示 ○防災機関による救出救助・放水演習見学 ■避難所開設・初動運営訓練 時間:@午前8時45分〜正午、A午前9時〜正午 場所:@住吉小、A九中 内容  ○住民避難訓練 ○@住民及び住吉小の児童・A住民による避難所開設と初動運営の訓練 ○消防団による放水演習見学 共通項目 日程:10月24日(日) 申込み:当日直接会場へ ※会場には避難訓練を兼ねて徒歩でお越しください。 ※受付での検温、マスクの着用など、新型コロナウイルス感染症対策にご協力ください。 震災に備えよう ■建物の耐震性の確認を  倒壊した家屋は道路などを寸断し、救助活動や緊急車両の通行の妨げになるほか、火災の原因にもなります。自分と家族の大切な命を守るために、自宅の耐震性を確認しましょう。 ■最低3日分の非常食・非常持ち出し品の用意を  市が備蓄している非常食などの物資は、被災者全員ではなく、自宅で生活ができなくなった方を対象としています。  被災地外から支援があるまでの最低3日分の備蓄は各自で行いましょう。 過去の震災から学ぶ、あって良かった備蓄品 ○カセットコンロ ○ウェットティッシュ ○ポリタンク ○ラジオ、携帯電話 ○懐中電灯 ○手回し式・ソーラー式充電器 ※災害時に必要なものは様々あります。自分に必要なものをよく考えて備蓄しましょう。  なお、都が過去の地震を基に平成24年4月に公表した被害想定によると、地震災害時のライフラインの復旧期間はおおむね次のとおりです。 ■電気の復旧…1週間程度 ■電話などの通信の復旧…2週間程度 ■水道・下水道の復旧…1〜3か月程度 ■ガスの復旧…1〜2か月 市長コラム 104 笑顔の府中 府中市長 高野律雄 文化の華  府中の森芸術劇場が開館30年を迎えています。1991年6月の開館以来、1500万人近いお客様にご来場、また、国内外のトップアーティストはもとより芸術文化に携わる多くの皆様にご活用いただいています。全国的な学校音楽コンクールの会場になることも多く、「目指せ!府中の森!」を合い言葉に厳しい練習に励んでいるとその様子を伺ったこともあります。ちょっとおこがましいですが、音楽版の甲子園とも自負しております。  一方、府中市美術館は昨年開館20年を迎え、現在、記念の企画展を開催中です。テーマは動物の絵。「ふしぎ・かわいい・へそまがり」の視点で日本とヨーロッパの作品を紹介しています。個人的には、パリからはるばるやってきたモローの一角獣と、徳川三代将軍家光公の独創的な作品に心を強くひかれ、動物へのまなざしの違いに新たな発見を覚えました。まさに、誰もが気軽に美を楽しむ地域の公立美術館としての役割を果たすすばらしい内容だと思います。  府中市の歌は1969年10月に制定されました。歌詞は「大いなる文化の華は いや古き地にこそひらけ」と始まります。作詞は「ぶん・ぶん・ぶん」などで有名な本市出身の村野四郎さん。このまちの文化活動の未来を大きく期待する気持ちを込めた詞だと思います。未曽有の感染症災害がいまだ収束とはいきませんが、市民の皆様の心に文化の華が咲き続け、絆を紡ぐ活動が行われる大切さを、今、改めて強く感じています。