公共施設マネジメントを推進しています  市で整備してきた施設の多くは、老朽化への対策が必要となる建築後30年以上が経過し、大規模改修や建替えが必要な時期を迎えています。これらに必要な費用は、今後30年間で約3200億円(1年あたり約106億円)と試算されています。  また、施設の在り方やサービスについても、社会情勢や人口構成の変化に応じた様々な対応が求められていることから、今後も良好なサービスを持続的に提供していくため、公共施設マネジメントの取組を推進しています。 問合せ:建築施設課(電話335-4358) 公共施設マネジメントとは  公共施設マネジメントとは、施設の改修等を計画的に行いつつ(計画的保全)、施設の規模や機能を時代のニーズに応じた適切な水準に見直していく(最適化)ことです。これにより、建替え等による財政負担を減らし、過度な負担を残すことなく、公共施設を良好な状態で次世代に引き継いでいくことを目的とした取組です。 公共施設の現状・課題と公共施設マネジメントの必要性 老朽化の進行(令和2年度末時点) 市の公共施設…216施設 築30年以上経過している施設…123施設 今後10年で築30年を迎える施設…31施設 老朽化対策費用の増大 今後30年間で必要な費用…約3200億円 計画的・効率的な対策が必要 計画的保全…改修計画の策定、施設の維持・管理手法の見直し 等 最適化…施設の複合化や機能連携 等 これまでの主な取組 老朽化が進んでいた府中グリーンプラザは、周辺公共施設に類似する機能の整備が進んだことから廃止しました。跡地には、公民連携の取組により、まちのにぎわい創出に寄与する新たな施設が整備されました。 老朽化に伴い改築を進めている市立小学校では、改築に当たり、これまで別の建物だった学童クラブとの複合化を図り、利便性の向上や維持管理の効率化を進めます。 今後の取組  公共施設マネジメントの具体的な取組を示す計画として、令和4〜7年度を計画期間とする、第3次公共施設マネジメント推進プランを策定しました。  今後は、このプランに基づき、老朽化した施設の効率的な建替え手法等を検討していくほか、大規模な施設の多い文化・スポーツ施設の適正な配置・機能・運営等の在り方を検討していきます。  また、これらの取組を進めていくに当たっては、市と市民が課題を共有し、相互に理解したうえで進めていくことが重要となることから、情報発信や公共施設マネジメントに関連したイベントを積極的に実施していきます。 ワークショップ 文化・スポーツ施設の将来を考える  市では、文化・スポーツ施設の適正な配置・機能・運営等の在り方について、市民の皆さんからの意見をいただくため、ワークショップを開催します。 日時:5月13日(金)午後7時〜9時 場所:市民活動センター「プラッツ」 定員:先着30人 申込み:5月11日(水)までに、建築施設課(問合せ 電話 335-4027)へ/電子メール(kenchiku05市ドメイン)可 ツイッターで公共施設マネジメントの取組を発信しています アカウント名:府中市公共施設マネジメント担当 ユーザー名:@fuchu_koumane