万が一の事態に備えて 応急手当を学びましょう  けが人や急病人が発生した場合、その場に居合わせた人(バイスタンダー)が適切な応急手当を行い、医療機関につなげることで、その人の命を救える可能性が高まります。  また、災害発生時には、同時に多数の傷病者が発生し、救急車の要請が困難になる場合もあることから、自ら救護活動を行うことが重要となってきます。  いざという時に他人に手を差し伸べられるよう、応急手当の知識と技術を習得しておきましょう。 問合せ:防災危機管理課(電話335-4283) もしも目の前で人が倒れたら?  心臓と呼吸が止まってしまった場合の救命率は、時間の経過とともに急激に低下しますが、AED等の応急手当を適切に行うことでその可能性は大きく高まります。  都内では、救急車が出動してから到着までに、平常時で約7分20秒かかります(令和3年中の平均)。救急車を待つ間、適切な応急手当を素早く行い、救急隊員に引き継ぎましょう。 救急車が到着するまでの7分20秒 あなたができること 1 反応の確認、119番通報  肩を軽くたたきながら声を掛け、意識の有無を確認します。  その後、119番通報とAEDの搬送を周りの人に依頼します。 2 呼吸の確認  胸とお腹を見て、普段どおりの呼吸をしているかを10秒以内で確認します。 3 胸骨圧迫  普段どおりの呼吸がなかったり、判断に迷う場合は胸骨圧迫を30回行います。 4 AEDを使う  AEDが到着したら、電源を入れ、メッセージに従って操作します。 救命講習にご参加ください  府中消防署では、皆さんに応急手当を習得していただけるよう、AEDの使用方法や胸骨圧迫、異物除去、止血の技能を学べる普通救命講習を実施しています。  令和4年中の開催日時は次のとおりです。団体の参加も受け付けていますので、ぜひ、ご参加ください。   日時:10月9日(日)・22日(土)、11月5日(土)・20日(日)、12月3日(土)・18日(日)午前9時〜正午 場所:府中消防署 対象:中学生以上の市民 費用:無料 ※受講者には、後日認定証を発行します。郵送を希望する方は、住所、氏名を記入し84円切手を貼った封筒を持参してください。 ※車での来場はご遠慮ください。 申込み:同署(問合せ:電話366-0119)へ  救命講習には、普通救命講習以外にも様々なコースがあります。学びたい内容に応じた適切なコースをご案内しますので、府中消防署にお問い合わせください。 応急手当WEB講習  国は、応急手当に関する知識をオンラインで学ぶことができる「応急手当WEB講習」を公開しています。動画を使って分かりやすく解説していますので、講習に行く時間がない方等は、ぜひ、ご活用ください。 救急車を呼ぶか迷ったら #7119  けが人や体調が悪そうな人が目の前にいる時に救急車を呼ぶか迷ったら、東京消防庁救急相談センター(電話#7119)に相談してください。  医師や看護師が症状を聞き取り、緊急性を判断します。緊急性が高い場合は、救急出動につなぎ、そうでない場合は、受診可能な医療機関や受診するタイミング等のアドバイスを受けることができます。 受付時間:24時間受付 ※電話がつながらない場合は、電話042-521-2323にお掛けください。 ※健康相談や医薬品に関する相談は対応できません。