広報ふちゅう 令和5年(2023年)6月15日号 第2028号 発行:府中市 編集:政策経営部秘書広報課 〒183-8703(個別郵便番号) 府中市宮西町2の24 電話:042-364-4111(代表) FAX:042-366-1457(府中市の市外局番は042) ホームページ:https://www.city.fuchu.tokyo.jp/ 長いきいき生活 市民の皆さんのいきいきとした生活を支援します 体のちょっとした変化を「もう高齢だから」とあきらめていませんか?  何歳になっても心と体の健康は取り戻せます。  周囲に介護が必要と言われたとしても、すぐに介護サービスに頼れば、生活機能がどんどん低下することもあります。  長い人生をいつまでも自分らしく過ごしていくために、心と体の機能の維持と向上に努めていきましょう。 問合せ:高齢者支援課(電話335-4117) 最近、こんなことありませんか? 病院や整形外科で要介護認定の申請を勧められた 自分の力で生活することに自信がないと思う時がある 少し歩いただけで疲れるようになった 外出がおっくうになった 粗食になって栄養バランスが心配 日用品の買い物や、手すりを使わずに階段を登るなど、今までできていたことができなくなった そんな時は、地域包括支援センターに相談しましょう どんなささいな心配事でも地域包括支援センターにご相談ください。 皆さんがいつまでも自分らしく生活できるためのお手伝いをします。 また、家族の方からの相談も受け付けていますので、ぜひ、ご利用ください。 地域包括支援センターではその方に合ったサポートを提案します 歩行や食事等、日常生活全般において、介護が必要な状態である →YES:要介護認定の申請をお手伝いします →NO:日用品の買い物や15分以上続けての歩行ができなくなった。これまで楽しんでできていたことが楽しめなくなったなど、日常生活の一部に支障が出ている →YES:総合事業サービスC(短期集中予防サービス事業(通所)) 日常生活の支障を改善するためのプログラムをご利用ください(詳細は、3ページ参照) ※プログラム利用には、条件があります。 →NO:健康な体、生活を維持したい方には、介護予防事業をご案内します 地域包括支援センターとは 市内に11か所あり、地域で暮らす高齢者の皆さんを、介護・福祉・健康・医療等に携わる専門職が、様々な面から総合的に支援する施設です。 日常生活の支障を改善するためのプログラム(サービスC)って、何をするの? @目標を立てる リハビリテーション専門職(リハビリ職)が生活の困りごとを確認し、地域包括支援センター職員とともに、これからできるようになりたい生活の目標を立てます ポイント:デイサービスや介護予防事業と違い、リハビリ職が目標づくりに関わります A楽しく体力づくり 1週間に1度、毎日の運動や食生活を振り返りつつ、その方に必要な運動・栄養・口くうの機能改善プログラムを3か月間12回に渡って行います ※リハビリ職が提示する毎日の運動メニューも行っていただきます。 ポイント:一人ひとりの不足している機能を改善するため、体力等に自信が付きます B継続は力なり サービスC終了後は、このプログラムで身に付けたことを継続しましょう ポイント:サービスCを通じて、できなくなっていたことができるようになり、自信が付きます。継続することが重要です サービスC利用者の声 友田さん  腰が痛くて長く歩くことができなくなり、地域包括支援センターかたまちから、サービスCを紹介されました。利用者同士で旅行や登山の話をして、人とのつながりが大事だと痛感しました。  リハビリ職の岡田さんに立ててもらった運動メニューの「毎日3000歩、3種類の筋力トレーニング」を行った結果、どんどん元気になって体力と自信が付き、長く歩けるようになりました。  夢は一人旅で五島列島や沖縄の島へ行くことです。 リハビリ職(作業療法士)の声 岡田さん  友田さんと初めてお会いしたのは「腰が痛くて歩けない」と活動範囲が徐々に狭くなっている頃でした。  現役の頃は世界中を飛び回っていたという話をお聞きしましたので、「再び旅行に行けるだけの体力を取り戻すこと」を目標に定めたところ、サービスC終了時には、目標の3000歩も楽々歩けるようになり、活動の範囲もどんどん広がっていきました。  このまま体力づくりを続けていただき、ぜひ、旅行に行っていただきたいです。 使ってみよう 介護予防のためのおすすめアプリ 三日坊主防止アプリ「みんチャレ」  体力低下防止・健康づくりに楽しく取り組めるスマートフォン向けアプリです。  当アプリでは、5人1組でチームを作り、歩いた歩数とその日撮影した写真を、1日1回チームに報告します。お互いの歩数や写真について感想を言い合ったり、励まし合ったりできるので、1人では続けることが大変な運動も楽しく継続して取り組めることが特徴です。 「みんチャレ」の活用講座を各地域包括支援センターで開催しています。開催日等の詳細は、市のホームページで確認、または各地域包括支援センターへお問い合わせください。 できるをつなぐアプリ「つむぐ」  共通の趣味を持つ市内在住の高齢者の方が、つながることができるスマートフォン向けアプリです。趣味を通じて新たな仲間づくりをしてみませんか?  参加者募集の申込みと参加者のインタビュー動画を市のホームページに掲載していますので、ぜひ、ご覧ください。