令和5年度上半期 財政運営の状況 市では、皆さんに納めていただいた市税等の収入の状況やその使われ方、借入金(市債)の状況等の財政状況を毎年6月と12月にお知らせしており、今号では、令和5年度上半期(4月1日から9月30日)の状況をお知らせします。 問合せ:財政課(電話335-4025) 財政運営の状況  令和5年度上半期における日本経済の基調判断としては、景気は緩やかに回復しているとされていますが、コロナ禍における原油価格や物価の高騰等により、市民生活と市内経済にとって厳しい状況が続いています。  市では、コロナ禍における原油価格・物価高騰等対策事業について適宜予算を補正し、9月補正予算では、生活支援対策として、市立小・中学校に通う児童・生徒の給食費を無償にするほか、経済支援対策として、商店街を活性化するための商品券事業等に係る予算を追加しました。  このほか、妊婦健康診査や帯状疱疹ワクチン任意予防接種助成に係る予算等を追加しました。 一般会計  一般会計では、当初予算額が1194億円でしたが、4月に2億4096万2千円、6月に10億4399万3千円を増額補正したほか、繰越明許費に係る1億7336万5千円を前年度から繰り越しました。9月には27億2326万5千円を増額補正し、予算現額は1235億8158万5千円となりました。  9月補正予算の歳入では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で3億5368万2千円、前年度繰越金で17億1000万4千円等を増額しました。  歳出では、消費喚起商品券交付事業で6億6800万円、個人住宅へのエコハウス設備設置助成で6908万円等を増額しました。  9月30日現在の収入・支出の状況は、収入済額は517億3071万4千円で、予算現額に対して41.9%の執行率です。また、支出済額は468億4164万6千円で、37.9%の執行率です。 特別会計  特別会計では、当初予算額は521億9510万5千円でしたが、9月に介護保険特別会計を増額補正し、予算現額は530億9927万3千円となりました。 市税収入の状況  市税は、予算現額が518億5628万9千円で、収入済額は310億5278万6千円です。執行率は59.9%で、前年度と比較すると1.7ポイントの減です。 市債の状況  令和5年9月30日現在の市債残高は、総額447億1902万6千円で、その内訳は一般会計で402億6797万4千円、下水道事業会計で44億5105万2千円です。  市債残高を前年同期と比較すると、34億2114万3千円(8.3%)の増です。  また、今年度上半期の市債償還額は6億7343万円で、市民1人当たり2587円、1世帯当たり5185円です。 各会計の執行状況は、お問い合わせください。