食品ロスはもったいない! 10月は食品ロス削減月間 市では、ごみの発生抑制のため、食品ロス削減に取り組んでいます。 食品ロス削減には、一人ひとりが「もったいない」の気持ちを持って、食べ物を大切にする意識が大切です。 この機会に、食品ロス削減に取り組んでみませんか。 問合せ:資源循環推進課(電話335-4437) 食品ロスとは 食品ロスとは、本来食べることができたはずなのに、捨てられてしまった食品のことをいいます。 国内では、食品ロスが年間472万t(令和4年度推計)発生しています。 これは国民1人当たりが、毎日おにぎり1個分に近い量(約103g)の食べ物を捨てていることになります。 食品ロスの原因  令和4年度は家庭と事業所で同じ量の食品ロスが出ていました。家庭はもちろん、事業所から出る食品ロスを減らすためにも、皆さんの協力が欠かせません。 ■家庭から出る食品ロスの主な原因 ●直接廃棄(賞味・消費期限切れ等による廃棄) ●食べ残し ●過剰除去(野菜の皮を厚くむくなど、食べられる部分まで除いて捨てられること) ■事業所から出る食品ロスの主な原因 ●スーパーマーケット等での売れ残りの廃棄 ●飲食店での食べ残し 食品ロスを減らすためにできること ■家庭でできること ●野菜の皮や芯を料理に生かす ●使いきれない食品は譲る、寄付する ●冷蔵庫や備蓄の食品の賞味・消費期限を定期的に確認する ■買い物・外食の際にできること ●賞味・消費期限が近いものから購入する ●余計なものを買いすぎない ●食べ切れる量を注文する 市の取組 〇フードドライブを実施  市では、食品ロスの削減を目的として、家庭で余っている食品をフードバンク団体を通じて必要としている方に寄付するフードドライブを実施します。 日時:10月21日(月)から25日(金)の午前9時〜午後4時 場所:市役所1階 内容:フードドライブへの提供のために購入したものではなく、賞味期限が1か月以上先で、未開封かつ生鮮食品でない食品(調味料以外の酒類不可)の募集 〇市内小売店に手前どりポップを設置  市内の一部小売店で、手前どりポップを設置しています。商品棚の手前にある商品を選ぶことで、賞味・消費期限切れ等の廃棄による食品ロスの削減につながります。  また、手前どりポップ設置にご協力いただける市内小売店舗を募集しています。設置要件等の詳細は、同課にお問い合わせください。 〇キユーピーと協働でエコレシピの作成  市では、キユーピーと協働で、手軽に食品ロス削減活動ができる 「かんたんにできておいしいエコレシピ」を作成し、市のホームページで公開しています。  普段捨ててしまうような野菜の皮や芯を料理に使ったり、作りすぎて残ってしまった料理をリメイクしたりと、ちょっとした意識で食品ロスを減らすことができます。 〇食べきり協力店制度  市では、小盛メニューやハーフサイズメニューを導入、希望に応じて食材を調整、持ち帰りに対応しているなどの食べ残しを減らす取組を行っている飲食店を紹介する「食べきり協力店制度」があります。  協力店には目印となるステッカーが貼ってあるほか、市ので紹介しています。お店でステッカーを見かけたら、食べ切れる量等の相談をしてみてはいかがでしょうか。  また、同制度にご協力いただける飲食店を募集しています。登録等の詳細は、同課にお問い合わせください。 食品を必要としている方に届け、行政等の支援につなげるための活動 フードバンク府中を応援するクラウドファンディングの実施  フードバンク府中では、家庭で余っている食品を集め、地域の支援団体を通じて必要な方々に届ける活動を行っています。この活動は、困窮している方々を行政等の支援につなげるための仕組みとして機能しています。  皆さんからの寄付金は、物資の運搬や食材倉庫の確保等のために使用します。温かいご支援をお願いします。 問合せ:協働共創推進課(電話335-4414) 受付期間:12月18日(水)まで 目標金額:200万円 申込み:専用サイト「ふるさとチョイス」のガバメントクラウドファンディングのページで必要事項を入力 ※詳細は、市のホームページをご確認ください。 ※この寄付金はふるさと納税として取り扱います。 ※同事業はフードバンク府中が実施するもので、市はふるさと納税の仕組みを活用して資金を募ることで支援しています。