令和7年度から令和16年度 府中市バリアフリー基本計画 誰もが利用しやすい公共交通機関を目指します。 誰もが利用しやすい生活基盤を目指します。 誰もが歩きやすいまちを目指します。 誰もが互いに理解し、支え合うまちを目指します。 令和7年1月 府中市 前づけ 府中市バリアフリー基本計画の策定に当たって このたび、令和7年度、かっこ2025年度、から令和16年度、かっこ2034年度、までの10年間を計画期間とする、府中市バリアフリー基本計画を策定いたしました。 本市では、これまで、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律に基づき、平成16年1月に府中市交通バリアフリー基本構想を策定し、府中駅及び府中本まち駅を中心に重点整備地区を定め、駅などの旅客施設や道路等のバリアフリー化を重点的かつ一体てきに推進してまいりました。 そのご、平成18年12月には、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー法が施行されたほか、高齢者数の増加や障害への理解促進など社会情勢にも変化が表れてきておりました。 こうしたことから、策定から21年が経過した現在、誰もが円滑に移動や施設の利用ができるよう、面的・一体てきなバリアフリー化を図ることを目的として、バリアフリー法に基づく移動等円滑化促進方針と基本構想を一つに取りまとめた本計画を策定するものです。 本計画では、市の全域を移動等円滑化促進地区に設定し、バリアフリー方針を示すことで、日常生活圏域における生活関連施設・経路のバリアフリー化のボトムアップを図ってまいります。 また、鉄道駅を中心とする重点整備地区を4地区6駅に拡大し、公共交通事業者などが行う、バリアフリー化に必要な事業として位置づけられた特定事業を推進することで、鉄道駅周辺の面的・一体てきなバリアフリー化を進めてまいります。 このたびの本計画の策定に当たりましては、アンケート調査や地域懇談会、まち歩きワークショップ、パブリックコメント手続などの機会に多くの市民・当事者の皆様からご意見をいただいたほか、専門家、公共交通事業者、関係団体の皆様と、府中市移動等円滑化促進方針等推進協議会、でご審議のうえ、計画案をまとめていただきました。 改めて、本計画の策定にお力添えをいただきました皆様に心から感謝を申しあげますとともに、全ての市民にとって、移動や施設利用がしやすく、安心して暮らせるまちの実現に向けて、本計画に基づく様々な取組を推進してまいります。 令和7年1月、府中市長、たかの のりお 目次 第1章、計画の策定に当たって、1ページ 1、計画の概要、1ページ 2、法律等の概要、3ページ 3、検討方法、9ページ 第2章、本市のバリアフリーに関する現状と課題、11ページ 1、本市の上位計画、11ページ 2、本市の概況、12ページ 3、バリアフリーに関する市民からの意見、30ページ 4、計画の策定に向けた課題と方向性、34ページ 第3章、バリアフリー化の基本的な考え方、39ページ 1、基本方針、39ページ 2、バリアフリー化の進めかた、40ページ 3、移動等円滑化促進地区・重点整備地区の設定、41ページ 4、生活関連施設・生活関連経路の設定、46ページ 5、移動等円滑化促進地区図、49ページ 6、重点整備地区図、51ページ 7、生活関連施設一覧表、59ページ 第4章、移動等円滑化促進地区におけるバリアフリー化の促進、63ページ 1、日常生活圏別のバリアフリー方針、63ページ 2、じぎょう種別のバリアフリー方針、86ページ 3、ソフト施策等の推進、102ページ 第5章、重点整備地区における特定事業等の推進、107ページ 1、府中駅・府中本まち駅・北府中駅周辺重点整備地区、109ページ 2、ぶばいがわら駅周辺重点整備地区、141ページ 3、東ふちゅう駅周辺重点整備地区、154ページ 4、中河原駅周辺重点整備地区、162ページ 第6章、計画の推進に向けて、171ページ 1、実現に向けた取組、171ページ 2、本計画の段階的かつ継続的な発展、かっこスパイラルアップ、173ページ 資料編 1、府中市移動等円滑化促進方針等推進協議会規則、174ページ 2、府中市移動等円滑化促進方針等推進協議会市民部会設置要領、175ページ 3、府中市移動等円滑化促進方針等推進協議会委員名簿、176ページ 4、用語集、177ページ 目次、以上。