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平成24年度 府中市総合計画市民検討協議会からの提言について

最終更新日:2012年7月11日

 平成24年6月30日(土曜日)、府中市総合計画市民検討協議会の小川会長から、市民のご意見やご提案をまとめた提言書が、高野市長に手渡されました。

 第6次府中市総合計画の策定に向けて、総合計画市民検討協議会で約半年間に渡って協議・検討が行われ、「健康・福祉」、「生活・環境」、「文化・学習」、「都市基盤・産業」、「行財政運営」の5つの分野毎に、めざすまちの姿とそれを実現するための市民と市の役割分担などについて提言されています。

 この提言書については、府中市総合計画審議会に資料として提供し、提言内容を踏まえ、当該審議会において第6次府中市総合計画を策定する予定です。

提言書の概要

◇第1章 基本構想の見直しの論点 【本文5ページ~19ページ】
 第1章は、第5次府中市総合計画の基本構想に示されている「まちづくりの基本理念」、「都市像」、「まちづくりの主な課題」、「土地利用」に関し、市民の視点から内容を検証し提言されています。

◇第2章 基本施策別のめざすまちの姿・課題・役割分担 【本文21ページ~111ページ】
 第2章は、現計画に示されている「基本施策」ごとに、まちづくりのゴール像である「めざすまちの姿」と設定し、「めざすまちの姿」を実現するための「課題」、及び「課題」を解決していくための市民と市の「役割分担」について提言されています。

健康・福祉部会

 少子高齢化の急進、ライフスタイルの多様化など市民を取り巻く課題の変化や価値観の変化により、市民の行政サービスへのニーズが高まっていることが指摘されています。
 高齢者や妊婦、障害者など様々な人が安心して生活できる住環境を整備し、誰もが過ごしやすいまちづくりを行うことなどの提言が示されています。

生活・環境部会

 日常生活に直接的なかかわり合いが深く、生活上の懸念や不安とその対応施策に関する指摘が多くありました。
 特に、自然環境との共存を重視した施策のあり方が提言内容の(かなめ)となりました。生き物の目線に立った生態系の保全や循環型社会の形成による持続可能な社会づくり、人と人のつながりを大切にした防災・減災のまちづくりなどの提言が示されています。

文化・学習部会

 よりよい府中市にするためには、市民と市が共に課題を見つめ、それぞれの役割を明確にし、「協働・協創」して問題解決に取り組むことを目指したいとの決意が示されています。
 人と人との絆について、改めて考える時期であり、コミュニティの形成による繋がりを大切にし、全ての施策を実現するうえで根幹とするべきだとの提言が示されています。

都市基盤・産業部会

 市民の市政に対する満足度は高いものの、より洗練されたまちを目指し、府中市の魅力をさらに活かした質の高いまちづくりが求められていることが指摘されています。
 社会的価値観の変化、人口構成や経済情勢の変化が著しい中、「行ってみたいまち」、「住みよいまち」、「魅力あるまち」、「住民の愛着度の高いまち」を目指すことを根幹とした提言が示されています。

行財政運営部会

 行財政の分野は、市民との協働、行財政改革、財政運営など行政の根幹をなすものであり、全ての市民活動に密接な関連がありますが、市民には分かりにくく、また携わりにくいことが指摘されています。
 より多くの市民に行政に対する関心を持ってもらい、知ってもらうため、「市民との協働によるまちづくり」、「行政改革への取組」、「財政運営の効率化」の3つを基本方針として、将来に渡って住み続けたいと市民に思われるまちを実現するための提言が示されています。

提言書の全文

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このページは政策経営部 政策課が担当しています。

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