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江戸絵画 お絵かき教室


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  • 江戸お絵かき教室

開催概要

開催概要
展覧会名

春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室

会期

2023年3月11日(土曜日)~5月7日(日曜日)
前期:3月11日(土曜日)~4月9日(日曜日)
後期:4月11日(火曜日)~5月7日(日曜日)
*全作品ではありませんが、大幅な作品の展示替えを行います。

休館日

月曜日(5月1日は開館)

開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場 府中市美術館2階 企画展示室
観覧料

一般 700円(560円)
高校・大学生 350円(280円)
小・中学生 150円(120円)
注記:お支払いは現金のみとなります。
注記:(  )内は20名以上の団体料金。
注記:未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料。
注記:府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」提示で無料。
注記:「江戸絵画お絵かき教室」展観覧料金で常設展もご覧いただけます。
注記:2度目は半額!
観覧券をお求め頂くと、本展1回限り有効の観覧券半額割引券が付いてきます。
注記:最新の開館状況については、当館ウェブサイト、またはハローダイヤル等にてご確認ください。

主催

府中市美術館
*本展の他会場への巡回はありません。

お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)

「描く」という視点から江戸絵画を楽しむ。

府中市美術館恒例の「春の江戸絵画まつり」も、今回で20回目を迎えます。
これまで、さまざまな切り口で江戸時代の絵画を紹介してきましたが、どれも「美術史」の視点から作品を眺める展覧会でした。
本展は「描く」ということに着目した初めての試み。
画材や技法の基礎知識から描き方のコツまで、さまざまな側面から江戸絵画の「描く」に迫ります。

1 四大テーマに挑戦

江戸絵画を見て、実際に描いてみよう!

かわいい子犬の絵、きれいな牡丹の絵、深遠な趣の山水画……江戸時代の絵画には、今の私たちが見ても面白い絵がたくさんあります。現代の画材を使って、それらの絵に挑戦してみましょう。

参考画像

江戸時代、牡丹はプロの画家からお侍のようなプロではない人まで描いた華やかモチーフ。
それに「ぬり絵」でチャレンジ!(見本の作画:長田結花)

参考画像

江戸時代の風景画の基本は「中国風」。自分で見た日本の風景を、中国風に描いてみましょう。
(見本の作画:長田結花)

2 画材・技法・表具

知っているようで知らない、江戸絵画の常識

江戸時代の画家たちはどんな画材を使って、どんな技法で描いていたのでしょうか?
江戸絵画におなじみの画材と、江戸絵画に多く見られる技法、そして絵画を彩る表具について、丁寧に紹介します。

■画材 絵具や墨、筆、紙、絹などの画材と、その使い方をご覧いただきます。

■技法 伊藤若冲の作品で知られる「筋目描き」ほか、江戸絵画によく見られる技法を徹底解説します。
【筋目描き】

参考作品画像
伊藤若冲《花鳥魚図押絵貼屛風》(部分)


【たらし込み】

参考作品画像 
鈴木守一 《紅葉図》(部分)


■表具 江戸時代の書画は、それを彩る「表具」が施されて初めて完成します。一幅の掛軸の表具を付け替える過程を紹介します。
取材協力:古代表装 弘明堂

3 江戸時代の画家はどうやって学んだのか?

とにかく真似る、素晴らしいスタイル

何はともあれ「正確なデッサン」を基本とする西洋絵画とは異なり、江戸時代の絵画の修得方法に共通の基本はありませんでした。
そして主流は、素晴らしい絵を真似ること。中国絵画から雪舟、円山応挙など、多様な絵を手本とした江戸時代の学び方を見てみます。

【中国に学ぶ】

作品画像
伝徽宗《狗子図》 嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学附属博物館蔵



【応挙に学ぶ】

作品画像
円山応挙《楚蓮香図》

【雪舟に学ぶ】
作品画像
雪舟等楊《倣夏珪山水図》

【オランダ本に学ぶ】

作品画像
司馬江漢《皮工図》府中市美術館蔵


4 江戸絵画はヒントの宝庫

モチーフから構図、色の選び方まで

描くことは楽しいし、挑戦してみたい……。
 

けれども、何を描けば良いのか、どうしたら面白い絵が描けるのか、わからないという人は多いかもしれません。

そんな方々に、江戸絵画は、お絵かきを自由な方向へと導いてくれる最良のテキストになるでしょう。

関連事業

ワークショップ 「揉み紙体験」 [事前申込制:締切3/16]

日時:2023年4月1日(土曜日) 午後1時~(3時間程度)
場所:府中市美術館1階 創作室
定員:15名(小学5年生以上)
料金:300円
講師:仲政明(嵯峨美術大学教授)

トークイベント 語って楽しむ「江戸絵画お絵かき教室」

仲政明(嵯峨美術大学教授)と金子信久(当館学芸員)がスライドを見ながら、江戸時代の絵画の技法や歴史、その面白さについて語り合います。
日時:2023年4月16日(日曜日)午後2時~(1時間半程度)
場所:生涯学習センター講堂(府中市美より徒歩5分)
料金:無料

子ども向けイベント「お絵かき探検隊!」会期中随時

展覧会を見ながら「探検隊ワークシート」のクイズに挑戦。
観覧料が必要ですが、府中市内の小中学生は、「府中っ子学びのパスポート」で入場できます。
年齢制限はありませんので、大人の方の参加もお待ちしております。

展示予定表

アクセス

  • 京王線東府中駅北口から
    徒歩 17分
    ちゅうバス府中駅行き「府中市美術館」下車すぐ(8:05から30分間隔で運行、運賃100円)
  • 京王線府中駅から
    ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」下車すぐ(8:00から30分間隔で運行、運賃100円)
    京王バス武蔵小金井駅南口行き(一本木経由)「天神町二丁目」下車すぐ
    京王バス武蔵小金井駅南口行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
    京王バス国分寺駅南口行き(東八道路経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
  • JR中央線武蔵小金井駅南口から
    京王バス府中駅行き(一本木経由)「一本木」下車すぐ
    京王バス府中駅行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
  • JR国分寺駅南口から
    京王バス府中駅行き(東八道路経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
  • お車の場合は、美術館近くの府中市臨時駐車場(無料、54台収容)をご利用ください。
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