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春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪


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  • 長澤蘆雪展ブランディング

開催概要

開催概要
展覧会名

春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪

会期

2026年3月14日(土曜日)~5月10日(日曜日)
前期:3月14日(土曜日)~4月12日(日曜日)
後期:4月14日(火曜日)~5月10日(日曜日)
*大幅な作品の展示替えを行います。

休館日

月曜日(5月4日は開館)

開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場 府中市美術館2階 企画展示室
観覧料

一般 800円(640円)
高校・大学生 400円(320円)
小・中学生 200円(160円)
●(  )内は20名以上の団体料金。
●未就学児は無料。
●障害者手帳(ミライロID可)等をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。
●府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」提示で無料。
●「長沢蘆雪」展観覧料金でコレクション展もご覧いただけます。
●2度目は半額!
観覧券をお求め頂くと、本展1回限り有効の観覧券半額割引券が付いてきます。
●その他各種割引・優待についてはこちらをご覧ください。
●最新の開館状況については、当館ウェブサイト、またはハローダイヤル等にてご確認ください。

主催

府中市美術館
*本展の他会場への巡回はありません。

お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)

迫力の虎も、キュートな子犬も、ぜんぶ愛おしい。

最後の春の江戸絵画まつり 「奇想」か「かわいい」か──

21世紀の蘆雪を楽しむ、東京初の蘆雪展

府中市美術館では2001年秋に「司馬(しば)江漢(こうかん)の絵画 西洋との接触、葛藤と確信」を開催し、その後、2005年の「百花の絵」以降、毎年春に江戸絵画を中心とする展覧会を開催してきました。都立府中の森公園の桜や若葉とともに春の風物詩としてお楽しみいただけたら、との願いもあり、途中から「春の江戸絵画まつり」と呼ぶようになりました。このシリーズは今回で幕を下ろしますが、シリーズに欠かせなかった画家の一人が、江戸時代中期の画家、長沢(ながさわ)蘆雪(ろせつ)です。

美術の魅力や価値は時代によって変わります。例えば伊藤(いとう)若冲(じゃくちゅう)は、明治時代から根強い人気があった画家ですが、サイケデリックアートも流行していた1970年、(つじ)惟雄(のぶお)氏の著書『奇想の系譜』によって、その鮮烈で奇異な表現が注目されました。また、2000年に京都国立博物館で開催された「没後200年 若冲」展を機に、コンピューターを使ったグラフィックや映像が普及した時代らしく、細密さや色彩の凄みに多くの人が魅了されるようになりました。そうして今日の若冲の人気が確立されたように思われます。

蘆雪も同様です。明治36年(1903)の藤岡(ふじおか)作太郎(さくたろう)の『近世絵画史』では、ときにアイディアと構成力は応挙(おうきょ)を上回ると評価され、大勢いる応挙の弟子の中で呉春(ごしゅん)とともに真っ先に挙げられながらも、「覇気」が溢れ出てしまい応挙のような落ち着きや深みがない、と書かれています。ところが、辻氏の本ではその「覇気」が逆に奇想として注目され、一躍、日本美術のスターの一人になったのです。

そして21世紀。たくさんのキャラクターや動物が人気を集める時代にあって、蘆雪のもう一つの魅力が脚光を浴びるようになりました。それが「かわいい」です。子犬や動物、子どもたちを描いた蘆雪の作品は、見ているだけで胸が苦しくなるほど、愛おしさに溢れています。きっと大昔から、人々は小さなものやかわいいものに心を寄せてきたことでしょう。蘆雪はそうした心を一枚の絵画の中に表現し、江戸時代きっての「かわいいもの描き」となったのです。蘆雪の根っこにある禅の思想や、命あるものを慈しむ仏教の教えも見逃せません。

かわいいものに加えて、風景や人物、ファンタスティックな世界など、蘆雪の絵画は多彩です。東京初となるこの蘆雪展では、春の江戸絵画まつりで注目してきた蘆雪のさまざまな創作を振り返りつつ、「21世紀の蘆雪」をお楽しみいただきたいと思います。

前期の見どころ

「子犬の絵の歴史と蘆雪」

私たちの心をぎゅっとつかんで放さない蘆雪の子犬。かわいくて、愉快で、ときに頼りないような描写はどんな歴史の上に生まれたのでしょう?俵屋(たわらや)宗達(そうたつ)円山(まるやま)応挙(おうきょ)らの作品とともに、蘆雪の子犬をお腹いっぱいになるまでご覧いただきます。

後期の見どころ

「無量寺の竜と虎を考える」

蘆雪の代表作として名高い串本(くしもと)無量寺(むりょうじ)の竜と虎の襖絵(ふすまえ)。とにかく文句なしの傑作ですが、この傑作はまた、蘆雪が様々な作品で追究した「雲を呼び雨を降らせる竜」の一作であり、禅の世界から生まれた虎キャラの一作でもありました。無量寺の竜と虎をもっと深く、面白く楽しむための展示です。

長沢蘆雪作品画像
長沢蘆雪《竜虎図襖》(部分)江戸時代中期(18世紀) 無量寺・串本応挙芦雪館(重要文化財)

長沢蘆雪作品画像
長沢蘆雪《竜虎図襖》(部分)江戸時代中期(18世紀) 無量寺・串本応挙芦雪館(重要文化財)

長沢蘆雪 四睡図 部分 本間美術館
《四睡図》(部分)本間美術館 後期展示

展覧会チラシ

関連イベント

「長沢蘆雪と春の江戸絵画まつり」

講師:金子信久(当館学芸員)
日時:2025年5月3日(日曜日)午後2時~(90分程度)
開場:午後1時30分
場所:外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。生涯学習センター講堂(府中市美術館より徒歩5分)(外部サイト)
予約不要・先着順(整理券の配布なし)/無料

子ども向けイベント「ろせつ探検隊!」会期中随時

展覧会を見ながら「探検隊ワークシート」のクイズに挑戦。
観覧料が必要ですが、府中市内の小中学生は、「府中っ子学びのパスポート」で無料入場できます。
年齢制限はありませんので、大人の方の参加もお待ちしております。

ワークショップ

準備中です。

展示予定表

準備中です。

アクセス

  • 2026年4月1日から、ちゅうバスの路線が変わりますので、京王バスの停留所をご利用ください。
  • 変更後の路線はちゅうバスのホームページからご確認ください。
  • 京王線東府中駅北口から徒歩 17分
    ちゅうバス府中駅行き「府中市美術館」下車すぐ(8:05から30分間隔で運行、運賃100円)注記:3月末日まで
  • 京王線府中駅から
    ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」下車すぐ(8:00から30分間隔で運行、運賃100円)注記:3月末日まで
    京王バス武蔵小金井駅南口行き(一本木経由)「天神町二丁目」下車すぐ
    京王バス武蔵小金井駅南口行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
    京王バス国分寺駅南口行き(東八道路経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
  • JR中央線武蔵小金井駅南口から
    京王バス府中駅行き(一本木経由)「一本木」下車すぐ
    京王バス府中駅行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
  • JR国分寺駅南口から
    京王バス府中駅行き(東八道路経由)「天神町幼稚園」下車徒歩8分
  • お車の場合は、美術館近くの府中市臨時駐車場(無料、54台収容)をご利用ください。
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