教育長・教育委員あいさつ
最終更新日:2024年4月1日
教育長 酒井 泰
令和6年度は、府中市制施行70周年、「馬場大門のケヤキ並木」の国の天然記念物指定100周年という節目の年です。児童・生徒が自分の住むまち「府中」の良さに気付き、今後の「府中」の発展を考える様々な機会があると思います。教育委員会では、学校の協力を得て、児童・生徒の発達段階に応じて、自分の考えを持ち、他者と協力して物事に取り組む力を身に付け、自主性を発揮し、未来の「府中」を考えることができる子供を育成したいと思います。
さて、今年度から市立小・中学校では、「府中市立小・中学校の教育課程編成に向けたグランドデザイン」に基づく指導が始まります。このグランドデザインは、第3次府中市学校教育プランで示した目指す人間像を踏まえ、これからの時代を生きていく児童・生徒に身に付けさせたい資質・能力を明示したもので、各学校はその育成に向けて創意工夫し教育活動を推進していくための共通のビジョンです。具体的には、各学校は児童・生徒の発達段階や教科等の特質を踏まえつつ、すべての教育活動において(1)発見すること(意欲・好奇心・課題発見力等)、(2)対話すること(コミュニケーション力・多様性等)、(3)決定すること(自己調整力・批判的思考力等)、(4)表現すること(実行力・表現力・責任感等)という4つの視点を重視した教育活動を推進します。こうした活動に府中市立小・中学校が連携して継続的に取り組むことで、変化の激しい、予測困難といわれるこれからの時代を生き抜くことができる児童・生徒の育成につなげたいと思います。
今後とも、「全ての子供が、人格の完成に向け、ふるさと府中に誇りを持ち、知性や感性を磨き、豊かな人間性を備え、心身ともに健康に成長していくために、教育委員会、学校、家庭、地域、関係機関が相互に連携、協力、役割分担、支援しながら子供たちの育成を担っていきます。」という第3次府中市学校教育プランの基本理念に示した内容を実現できるよう、学校教育のみならず生涯学習、文化・スポーツ事業の充実・発展に向けて努力してまいります。
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