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熱中症を予防しましょう

最終更新日:2023年8月8日


 昨年度に続き、最高気温35度以上の日が続いています。日本の夏は、気温が高いだけでなく、湿度が高く蒸し暑いのが特徴です。熱中症は、気温だけでなく湿度も大きく影響することから、7月下旬の梅雨明け直後から8月にかけて発症率が高くなる傾向にあります。特に高齢者と子どもは、体温を調節する機能がうまく働かないため、熱中症になる危険性があります。室内外問わず、熱中症対策を行い、夏を元気に乗り越えましょう。

熱中症対策のポイント

厚生労働省より発表された熱中症予防啓発のためのポスターです。

こまめな水分・塩分補給

 強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。また、たくさん汗をかいた後は、塩分補給もしましょう。
 軽い脱水状態の時は、のどの渇きを感じにくいことがあります。特に、高齢者や子どもは、のどが渇いていることに気づきにくく、脱水状態となりやすいです。また、水分量の目安は1日に1.2リットルです。1.2リットルはコップ約6杯分です。また、水分量に気をつけるだけでなく、1時間ごとにコップ1杯分の水分を摂ったり、入浴前後や起床後に水分補給をする等の、こまめな補給が大切です。

 

1日あたりの水分量目安
水分摂取量の目安

室温と湿度を調節しながら換気をしましょう

 外の気温が高くなると、室内の温度も高くなるので、熱中症予防のためにエアコンの設定温度をこまめに調節しましょう。就寝時は、エアコンの設定温度が低くなりすぎないよう注意しましょう。

熱くならないよう服装やグッズを工夫しましょう

 体に密着した服装ではなく、ゆとりのある服装を心掛けましょう。麻や綿の生地は通気性が良いとされています。また、外に出る際は日傘や帽子を活用し、日陰や休める場所をあらかじめ探しておくことも大切です。さらに、冷却グッズを準備し、体の表面の温度を下げるようにしましょう。

体調のセルフチェック

 体調不良時は、熱中症になりやすいです。日頃から、体温や体調の確認を行いましょう。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。
 急に暑くなった日に屋外で過ごした人や、久しぶりに暑い環境で活動した人、涼しい地域から暑い地域へ旅行した人は、暑さに慣れていないため熱中症になりやすいです。暑いときは、無理をせず、徐々に暑さに慣れるように工夫しましょう。

お出かけ前に確認!暑さ指数(WBGT)と熱中症警戒アラート

 「暑さ指数(WBGT)」とは、環境省がその日の熱中症危険度を数値化・色分けして発表しているものです。外出時は天気予報や「暑さ指数(WBGT)」を参考に、暑い日や時間帯を避け、無理のない範囲で活動しましょう。府中市は、「暑さ指数(WBGT)」の測定地となっています。ぜひご活用ください。
 「熱中症警戒アラート」は、環境省及び気象庁が熱中症予防を目的として、暑さ指数が33を超えると予測される地域に対して発表しています。同省のHP等やメール配信サービス等で熱中症アラートをお知らせし、皆さんに注意を呼び掛けています。「熱中症警戒アラート」が発表されている時は、なるべく外出を避け、エアコン等を使用して涼しい環境で過ごすなど、普段以上の熱中症対策に努めましょう。


▽府中市の暑さ指数はこちら
(環境省ウェブサイト:外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数 (env.go.jp)(外部サイト) )

▽環境省 すぐメールPlus+「熱中症警戒アラート」メール配信サービス
  外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://plus.sugumail.com/usr/env/home(外部サイト)

▽環境省 LINE公式アカウント
 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://lin.ee/mj3KmWD(外部サイト)
 

高齢者・子ども・障がい者の方々は注意を

 高齢者の方は、体温調節機能が低下するため、熱中症になりやすいと言われています。
子どもは体温調整機能が未発達のため、上手に汗をかいて熱を逃がすことが、まだできない場合があります。また、ベビーカーや車いすを使用している人は立っている人よりも、地面からの熱反射を受けやすくなります。
 周囲の方からも高齢者・子ども・障がい者の方たちへ積極的な声かけをお願いいたします。

熱中症セルフチェック

 熱中症は作業内容や運動の程度、年齢等により、かかりやすさが変わります。日本気象協会が立ち上げている「熱中症ゼロへ」では作業内容・作業場所・年齢区分を入力すると、熱中症危険度が表示されます。運動や作業前に熱中症危険度を確認し、十分な水分や冷却グッズを持ち、適切な服装を心がけましょう。

熱中症の症状

 めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感ほか

熱中症になってしまったら

  • 涼しい環境(風通しの良い日陰や冷房の効いた所)へ避難する。
  • 衣服をゆるめ、体を楽にする。
  • 体を冷やす。(冷たいタオル、氷や保冷剤などを首の周りや脇の下、足の付け根にあてる)
  • 水分、塩分補給をこまめにする。

注記:自力で水分補給できない場合や意識がない場合は早急に医療機関を受診(救急車要請)してください。
注記:医療機関案内サービス「ひまわり」
  ・問合せ:03-5272-0303
  ・ホームページ
   : http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq13/qqport/tomintop/
注記:救急車を呼ぶか迷った時は、#7119(東京消防庁救急相談センター)へご相談ください。

熱中症応急処置
熱中症の応急処置

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このページは福祉保健部 健康推進課が担当しています。

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