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2020年4月11日 市長コラム94 「春は必ず」

最終更新日:2020年4月11日

春は必ず

 日本中に、長きにわたって笑顔を与え続けてくれた志村けんさんが新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなりました。入院された時から報道されていましたが、あっという間の出来事に悲しみが広がりました。子どもの頃、毎週土曜日の夜に放映されていたドリフターズの「8時だョ!全員集合」。家庭のテレビに録画機能のない時代のことです。その時間がいかに大切であったか感慨深く思い出しました。

 感染の拡大が収まらず、梅・桜・ハナミズキと季節の花が次々咲いても春が来た感じをいまだに持てません。球春はいずこへ。市民桜まつりや多摩川清掃など市のイベントも全て中止にさせていただきました。そして本市が誇る大國魂神社の例大祭「くらやみ祭り」も関係者による神事のみの開催だと聞きました。何かぽっかり胸に穴が開いたような感じですが、今が正念場、世界中が耐える時なのです。

 地球あるいは宇宙が、環境破壊を続ける人類に対して試練を与え、大きな変化を要求しているのではないかと思えてなりませんし、正直、先が見えません。でも、新しい春は必ず来るはずです。私には専門的な知識はもちろんなく医科学の進歩に頼るしかないのですが、小惑星探査機「宇宙探査機はやぶさ2」に8億キロメートルの旅をさせて宇宙から帰還させる時代です。初めて出会うウイルスであっても人類には乗り越える力がきっとあるはずです。とにかく、みんなで頑張りましょう。


 

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