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府中市環境方針

最終更新日:2023年4月1日

市では、環境マネジメントシステムについて、国際規格であるISO14001(JIS Q 14001)の自己適合宣言を行っています。ISO14001(JIS Q 14001)の規格では、環境負荷低減行動の全体的な原則を明らかにした方針を定めることが規定されているため、府中市の環境方針を次のとおり制定しています。この方針に基づいて、環境マネジメントシステムを継続的に改善するとともに、省エネルギー、省資源を推進するなど、事務事業に伴う環境負荷を低減していきます。

基本理念

 私たち人類は、これまで自らの生活を豊かにするために活動を拡大し続けてきました。その結果、地球の資源を消費し、排気ガスや廃棄物など、環境に対して大きな負荷を与えてきました。
 このまま環境への負荷を減らすことなく活動を続ければ、地球の環境は破壊され、生命の生存すら危ぶまれる状態となることは想像に難くありません。環境を守ることは、私たちに与えられた使命であると言えます。
 地球環境問題は多くの複雑な問題を抱えています。いくつかの対策を実施したことで簡単に結果が出て解決されるというものではありません。問題の解決のためには、市、市民、市民団体、事業者、教育機関等がそれぞれの立場で、また、お互いに協力しながら、できるところから地道な努力を積み重ね、大量生産、大量消費、大量廃棄に裏付けられた社会経済活動や生活様式を見直し、社会全体を環境への負荷が少ない持続的発展が可能なものに変えて行くことが必要です。
 府中市は、これまでも施策の中で環境にやさしいまちの創出を進めてきました。また、職員自らも環境負荷が少ない事務事業の実施を目指して、庁舎や各施設で省資源、省エネルギー、ごみ減量、リサイクル、緑化などに努めてきました。
 一方、環境を取り巻く世界の動向に目を向けると、平成27年に合意されたパリ協定以降、脱炭素社会に向けた動きが活発化しています。本市も令和3年11月に、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指すゼロカーボンシティを表明し、市内に所在する事業者や教育機関とゼロカーボンシティ実現に向けた地域連携協定を締結するなど、脱炭素に向けた取組を進めています。
 このような状況を踏まえ、府中市職員は、市が事業者でありかつ消費者であることをここでもう一度認識し直し、自ら環境負荷低減のための行動をこれまで以上に推進することにより、先導的な役割を担うことが環境問題解決のためにきわめて重要であると考えます。
 今、私たち府中市職員は、できるところから、自主的、積極的、継続的に環境負荷低減のための活動を進めます。

基本方針

 府中市は、自らが行う事務事業が環境に及ぼす影響を継続的に改善していくため、全職員が一体となって、環境保全活動に取り組みます。
1 府中市職員エコ・アクションプランに基づき、事務事業に伴う温室効果ガスの排出を始めとする環境負荷の低減に努めます。
2 府中市環境基本計画に基づき、府中市環境行動指針に示す環境保全の取組を積極的に推進します。
3 市の公共工事及び公共建築物の新築・増改築工事等に当たっては、計画の段階から環境への影響に配慮し、環境負荷低減に努めます。
4 環境目的及び目標を設定し定期的な見直しを行い、環境負荷低減施策の継続的改善を進めます。
5 環境関連法令等を遵守し、環境汚染の予防に努めます。

府中市長 高野 律雄(たかの のりお)

お問合せ

このページは生活環境部 環境政策課が担当しています。

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