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2025年2月1日 市長コラム141「ごみ改革」
「ごみ改革」
本市では、平成22年2月2日、家庭からの一般ごみの収集方法を変更しました。ダストボックスを廃止し、ごみ袋の有料化と戸別収集を開始してちょうど15年。今となっては懐かしい緑とオレンジの箱は、いつでもごみを捨てられる便利なものでした。しかし、分別と減量が進まず、環境負荷を減らせず、最終処分場を共に利用する多摩地域の他自治体と同じ方法にする必要が強く求められていたのです。
令和5年度の総ごみ量は約5万6千t、平成21年度は約6万7千tでしたので、1万1千t以上の大幅な減量に成功しました。また、令和5年度の家庭系ごみ一人一日あたりの収集量は多摩26市中一番少なく、14年連続1位を継続中です。資源回収量も46%増加。市民の皆様のご理解とご協力のおかげで、資源循環都市として着実に成長していると自負しています。まさに市民協働による大きな成果だと感謝の気持ちでいっぱいです。
ごみ改革はこれだけではありませんでした。本市がごみを焼却する多摩川衛生組合では平成28年8月から焼却灰を全量セメントの原料として資源化しています。最終処分場のある日の出町に焼却灰の持ち込みでご迷惑をおかけしていますが、現在、埋め立てはゼロ。全てセメントに再生しています。日の出町の皆様に感謝するとともに、このエコセメント化事業は世界に誇れるものとして永続していきたいと思います。
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