府中市立小・中学校におけるインフルエンザ感染拡大の防止に向けて
最終更新日:2025年12月10日
東京都内のインフルエンザ患者数が増加し、感染拡大の防止に向けた対策が必要となる時期となっています。
府中市立小・中学校においても、インフルエンザ感染拡大の防止に向けた様々な取組を行いながら、学校の教育活動を行っています。
一人ひとりが 「かからない」「うつさない」ための「マスク着用」
流行を防ぐためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないことや周囲にうつさないようにすることが重要です。インフルエンザの感染を広げないために、一人一人が 「かからない」「うつさない」という対策として、マスクの着用を呼び掛けています。
マスクは、鼻と口の両方を確実に覆うことが重要です。子供たちは、正しい方法でマスクの着用ができるよう気を付けながら、生活しています。
児童・生徒が、自分からすすんで健康で安全な生活を送る力を育成しています

児童・生徒が、自分からすすんで健康で安全な生活を送る力を育成する取組として、学級活動の中で、「手洗いマスターになろう」の学習を行った学校の実践を紹介します。
まず、「一日にどのくらい手洗いをするか」「手を洗う時ときに石けんは使うか」など、子供たちからのアンケート結果を示し、自分たちの手洗いについての課題を発見します。
次に、養護教諭から「正しい手洗いの効果」について様々なデータを基に詳しく話を聞き、正しい手洗いの仕方について考えていきます。
最後に、自らすすんで正しい手洗いを実践できるよう、これからどんなことを心掛けて生活していきたいかを一人一人が考えることで、よりよい実践につなげられるよう、学習のまとめを行いました。
児童会活動や保健指導でも、自らすすんで健康を保持増進する力を身に付けさせています
子供たちが取り組んでいる委員会活動においても、全校児童・生徒が「正しい手洗いのしかた」を身に着けられるよう、保健委員会を中心に啓発活動に取り組んでいます。
また、保健指導では、子供たちが正しい手洗いの重要性について、実感を深められるよう指導しています。
子供たちは、まず自分の手に白いクリームを塗り、いつも通りの手洗いの仕方で手を洗います。
その後、ブラックライトが当たるボックスに手を入れてみると、洗い残した部分が白く光ります。洗い残しを確かめた後、正しい手洗いの仕方を学習します。
石けんを使い、正しい手洗いの仕方を身に着けた後、もう一度同じように洗い残しがないかを確かめます。比べると一目瞭然の違いがあることに気付いた子供たちは、改めて正しい手洗いの大切さについて考えていました。
府中市立小・中学校では、インフルエンザ感染拡大の防止に向けた様々な取組を行いながら、児童・生徒が自ら健康で安全な生活が送ろうとする力が身に付けられるよう、学校の教育活動を行っています。
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